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「言葉にできない」ことは、「考えていない」と同じである。
確かに、考えていること、感じていること、思っていることはたくさんあるけれども、それを言葉にしようとすると出てこない。そして文字に書きだそうとするともって出てこないという経験は痛いほどありますね。
本の中で言われているように、自分の内なる言葉に目を向ける時間がなかったのかもしれません。というよりも、自分の内なる言葉なるものの存在すら気づいてなかった自分もいます。
少し自分の内なる言葉と会話する時間を作らないといけないですね。
大人になった今だからこそ、他人に伝わるように言葉を紡ぐことが大切だなと感じています。
それと同時に言葉って奥が深いんだなということも改めて感じました。
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自分の内なる言葉に目を向け、整理して考える事で、外に向けて発する言葉の重みが増し、人に伝える事が出来る。自分で深く考える事をせず、外に出す言葉だけをテクニックで補っても意味が無いことを警告している本である。
その基本を教えた上で、外に伝える方法について2つの戦略、日本語の型を知る、言葉を生み出す心構えを持つ、について触れられている。私的には前段の内なる言葉に目を向ける事について、更に深く注力していきたい。
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伝わる言葉を生み出すためためには、「内なる言葉」に耳を傾けよ。本書の最大のメッセージは、これではなかろうか。
伝わる言葉を生み出すための方法論を書いた本なので、てっきりハウツーが多いかと思いきや、前半のかなりの部分を「内なる言葉」の重要性の説明に割いていた。
「内なる言葉」の重要性と磨き方を話し、後半では伝え方の工夫(比喩、対句、断定…)と心構え(1人の受け手を想定する、呼びかける、動詞を意識する…)について論じられる。
本書の文章(言葉選びや論理構成)にはクセがあり、あまり頭に入ってこないなぁ、と思うこともあった(実際、一度途中で読むのをやめてしまった)。しかし、読み直し、通読して良かったと思う。
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キャッチコピーの作り方に関する本かと思っていたが
普段の仕事や生活でも使える内容になっている。
うまく言葉にできないのは思考の深さが
足りないことが原因であり、上辺だけ
取り繕っても相手には伝わってしまうものだ。
普段から湧き上がってくる自分の感情や思考と
向き合い、さらに考えを深めていくプロセスが
重要なのだと教えられた。
「なぜ?」「それで?」「本当に?」の問いかけを
普段から使ってみようと思う。
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伝えるメッセージの磨き方、
そして伝わりやすい言葉にする具体的なテクニック。
テクニックも決して奇をてらったものではない。
ただ1つ1つの説明に納得感。
自分で言葉は磨くものだと実感。
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言葉にできない、は言葉にできるだけ考えきれていないということ。この本はこの一言につきます。
考え=うちなる言葉の解像度を上げていくこと。そのために頭に浮かぶ言葉を書き出していくこと。何を考えているかはっきりさせること。シンプルな内容ですが、最近自分で考えていたことと重なる部分もあり一気に読み切れました。
自分の中に蓄えられているもの、蓄えるものが外に出るものより大切だということ。今年はよく読み、体験し、考える年にしたい。
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言葉を生み出すのは決して直感や感覚ではない。緻密な思考とその訓練から生まれる。ぼんやり生きず、考えながら生きようと思う。
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7つの習慣の、インサイドアウトそのもの!
上っ面じゃなくて本質を変えていこう、その為に読む本です。
個人的に、「自分を大切にする」が、よーやく解ったきっかけの本!!ちゃんと自分の話を聴いていこうと思いました☆
【A書評】
内なる言葉を拾い続ける、癖をつける。
その為にも意識していくだけでなく、自分との会議の時間を予定にいれて、死守、実践する!
これを元に2月末までに、フランクリンプランナーのミッションステートメントを完成させていく!
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自分の中に「思考サイクル」をインストールする
①思考を漠然としたものではなく、内なる言葉と捉える
②内なる言葉を、俯瞰した目線で観察する
③そして、考えを進めることに集中し、内なる言葉の解像度を上げる
①頭にあることを書き出す(アウトプット)
②「T字型思考法」で考えを進める(連想と深化)
「なぜ?」「それで?」「本当に?」
③同じ仲間を分類する(グルーピング)
④足りない箇所に気づき、埋める(視点の拡張)
⑤時間を置いて、きちんと寝かせる(客観性の確保)
⑥真逆を考える(逆転の発想)
否定としての真逆、意味としての真逆、人称としての真逆
⑦違う人の視点から考える(複眼思考)
言葉の型
①たとえる(比喩・擬人)
②繰り返す(反復)
文章にリズムが生まれ、心に響きやすくなる
③ギャップをつくる(対句)
④言い切る(断定)
⑤感じる言葉を使う(呼びかけ)(誇張・擬態)
言葉にするプロセス
①一人に伝わればいい(ターゲティング)
文章の前に「あなたに伝えたい事がある」を付ける
あなたに:伝えるべき相手は明確か?
伝えたい事が:心から湧き出てくる思い、本心であるか?
ある:断言しきれる内容か
②常套句を排除する(自分の言葉を豊かにする)
当事者しかわからない「ふたりの言葉」
③1文字でも減らす(先鋭化)
④きちんと書いて口にする(リズムの重要性)
⑤動詞にこだわる(文章に躍動感を持たせる)
⑥新しい文脈を作る(意味の発明)
◯◯って、△△だ cf. 生徒って先生だ 大人って、子供だ 仕事って、遊びだ
⑦似て非なる言葉を区別する(意味の解像度を上げる)
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・人を動かすことはできない、できるのは動きたくなるような雰囲気を演出することだけ
・影響力のある言葉はテクニックで固められたものではなく、心の底から伝えたいと思う体温のある言葉
が刺さりました。
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コンテンツマーケティングに企業が力を入れている今、「ライター」という職業が、真価を試されています。
自分の描きたい世界を創造する小説家と違って、職業ライターは「自分の意見を捨てる」ところから仕事がスタートします。
企業が訴えたいメッセージを、企業の立場で作っていかなければなりません。
「言葉にする」ということは、実は難しいこと。ゆえに武器になるんですね。
これから職業ライターを目指す人は、以下必読です。
3:プロが行う「言葉にするプロセス」
戦略1:日本語の「型」を知る
戦略2:言葉が生み出す「心構え」を持つ
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書いてあることを実践しながら読むと期間内に読みきれず残念でしたが、メモで頭のなかを整理する方法はかなり役に立ちます。
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電通でコピーライターをされている理系出身の梅田氏が書かれた本です。「言葉にできる、は武器になる」というタイトルの通り、言葉にすることができて初めて、意味がある、梅田氏は、言葉にできないのならば、「考えていない」と見做されるとまで言い切っています。
言葉にまとめ上げることの大切さを説いた上で、実際にそのためにはどのような心がけをすべきかを、この本では述べています。そのポイントは、起きている間はずっと発していると思われる「内なる言葉」に目を向けることだそうです。
心の中での自分の「つぶやき」は何なのか、それをまず客観的に把握した上で、それを変える必要があればどうすべきか等、考えさせらる本でした。
以下は気になったポイントです。
・伝わる言葉を生み出すためには、自分の意見を育てるプロセスこそが重要、その役割をも言葉が担っている(p4)
・常に頭の中に浮かぶ「内なる言葉」の存在に意識を向け、「内なる言葉」を磨く鍛錬をする。その結果として、言葉が生まれる源泉としての思考が鍛えられ、湧いて出てくる言葉に重みや深みが増した(p23)
・人を動かすことはできない、しかし、人が動きたくなるようにしたり、自ら進んで動いてしまう空気をつくることしかできない(p46)
・簡単に話すには、話そうとしていることについて深く知り、全体像を把握していなければならない(p56)
・内なる言葉の解像度とは、自分の頭の中をどれだけ把握できているかという指標でもある(p66)
・頭の中は、過去の様々な出来事や気持ちを覚えている記憶域、新しい物事を考える思考域の2つに分けられる(p71)
・内なる言葉を書き出していくのは、A4サイズの紙(付箋とノートの組み合わせでも可)を横にして書くのが良い(p85)
・内なる言葉に対して、1)それで(考えが進む)、2)本当に(考えを戻す)、3)なぜ(考えを深める)(p94)
・常に自分が考えている、抽象度を意識する(p99)
・方向性を分ける軸として、時間軸・人称軸・事実軸・願望軸(やりたい、やるべき)・感情軸(希望、不安)(p106)
・知らず知らずのうちに囲まれる壁とは、1)常識、2)仕事モード、3)専門性、4)時間、5)前例、6)苦手意識の壁(p130)
・自分との会議時間を、1週間に2度ほど(1度は週末)午前中などに確保する(p137)
・習慣化こそが自分を変える唯一の方法である(p140)
・自分の思いを例えるには、自分の周りにある言葉、特に単語に注目して収集する(p165)
・たった一人のために言葉を生み出すこと、これば多くの人に伝わることになる(p208)
・文章を書くときに気を付けるのが、動詞にこだわる。全速力で走る(副詞+動詞)の代わりに、疾走した・ひた走った・かっ飛ばした、という表現(p233)
・言葉の意味の解像度を上げるために、似て非なる言葉を使い分けることが大切。知識と知恵、評価と評判、問題と課題等(p249)
2017年2月12日作成
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▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287970
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コピーライターの本。ビジネス書は基本的に図書館で借りることにしていたのだけど、これは購入することに…。
書き物ではないけど、人前で話す仕事だし、と思って買った。正解だったと思う。
言葉をコミュニケーションの道具としてしか活用していないのではないか、という冒頭から、ハッとさせられた。
我思う、故に我あり…というか。伝えたいのに伝わらないなぁと思ったり、何を言いたいのか分からないなぁと感じたりすることも言葉を使っている。
言葉を使わないと、自分が確立しないんだ。
「内なる言葉の解像度をあげる」というのはピンときた。ルールがなってなくても、支離滅裂であっても、自分の中に出てきたことばを書き起こしたり広げて深化させることで「思いつき」から脱する。より言葉を具体的にすることで、自分を具体的にする。
自分を持つ言葉は、誰かを動かす力を持つ。それが武器になる。
ターゲットの話は、助けられた。
平均の人なんていない。大勢を動かそうとせず、誰か1人を前提にする。
自分の仕事に、必要なことだと思った。
本の中でも語られてることだけれど、語りかけるような文章なので読みやすい。
また繰り返して読める本だなと素直に思う。