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年に数回、コテコテの推理小説が無性に読みたくなることがあります。
その衝動に駆られて今回手にしたのがこちら。
いかにもミステリー調の装丁が気になっていたのと、程よい厚さで読み応えがあるかなと思い特に前知識なく購入しましたが、読んで正解でした。
私はミステリー通というわけではなく、話題の作品をつまみ食いする程度のミーハーですが、解けそうで解けない絶妙な見せ方、そして最後まで予想を裏切る展開に引きつけられてイッキ読みでした。
探偵役の数学者・十和田のクセのあるキャラクターにも愛着がわき、とりあえずシリーズの次の一冊は読んでみようかな、と思います。
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館モノ、大好き。でもこの眼球堂の殺人は今まで読んできた館モノとは全然違った。要素盛りだくさん!
数学や建築に疎くても、文章が読みやすいので全然苦にならずに読み進めることができました。
それにしてもオチが最高。
堂シリーズ、他の作品もぜひ読みたい!
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初周木。森の民として——まさか萌絵ちゃんと四季博士がフュージョンするとはね…。著者は森博嗣先生からかなり影響を受けていると思われる。文庫のグレー、キャラクタ、世界観など…。とりあえず第二作『双孔堂』も読まなくては!星三つ半。
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蘊蓄が多い割に読みやすいので+☆1個。
大どんでん返しと、感想がちらちら見られたけど、そうかなぁ??
好みの展開だけどね
似たようなトリックを読んだことあったのと、建築物ミステリーの大作を読んだばっかりだったので、びっくりが薄味になってしまった
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なかなか面白かった。同じような作品で一度挫折してたけど、今回は読み切れた。この後のシリーズも、楽しそう感じ。たのしみです。
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壮大なトリックに最後のどんでん返し。ミステリー小説読みました!!が読了後一番の感想。綺麗ではあるけど、既視感のあるミステリー。三日目までが長かった。
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トリックは大胆な所と予想が出来る所があって分かりそうで分からない感じが楽しかった。
最後はどんでん返しの流れだったのかも知れないけど、既視感あってわかってしまった。
初めてミステリー読むなら楽しかったと思う。
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最後の最後の十和田のセリフで、作中でずっと提示されてきた命題が否定されたのがおもしろいと思った
犯人への意表返しというかなんというか
作中色々な仮説や、定理が覆されていたのもこの最後に続くための大事な要素だったのだなと
残念ながら犯人は想像していた人じゃなくって、きっと作者の狙い通りの想定をしてしまっていたのが悔しい、、、けどだからこそ最後までおもしろく読めた
驫木は何度もあらゆる学問を下位のものだと扱っていたが、見返してもある1つの学問だけに対しては蔑む表現を彼はしていなくて、なるほど、と思った
これは驫木の意思だったのか、それとも犯人の思惑通りだったのかは神のみぞ知るところではあるけれど
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文字通り「眼球」をテーマにした建物だった。二重扉の謎は分かったが、その次の殺害の仕方まで想像できなかったのは悔しいなぁ。あと、理系ネタが随所に散りばめられていて、面白かった。
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理系ではないので「○○理論を発見した誰々」とか「○○の定理」とか所謂理系ネタにはあまりピンと来なかったが、難しい数式が出てきて云々というわけではないので理系に疎くても十分読める。少なくとも話にはついていける。
眼球堂の図が所々出てくるのが建築物系ミステリーの醍醐味!という感じでワクワクした。
部分的にトリックが分かる箇所もあったが、自分の想像していた以上にオチが良かった。オチが分かった上で最初に戻ると更に気付くこともあって、完全に"してやられた"という気持ちになった。
とりあえずシリーズ一作目だから読んでみようという気持ちで読んだが、予想以上に面白かったのでシリーズ通して読んでみたい。
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『堂シリーズ』第一弾。
変人数学者・十和田只人とルポライター・陸奥藍子の二人が人気の無い所に建つ『眼球堂』へ招待され、そこで連続殺人に巻き込まれていく物語。
久々にゴリゴリのクローズドサークルもののミステリーを読んだのでとても新鮮で面白かった。登場人物も少なく展開もテンポ良く進んで行くのでとても読みやすかったです。トリックは眼球堂の吹き抜けに水をためる所は正解できたが、まさか回廊が回転するという所は見抜けなくて悔しいなぁと思いました。
そして真相は「まぁ、だよなぁ」と思いそのまま読み続けたらまさかのエピローグで陸奥藍子=善知鳥神であり、犯人の共犯(しかも善知鳥が主犯)という所にオチを持ってきたのがとてもびっくりしました。そしてこの小説自体が作中作であり、犯人の手記に近いことをやっていたのかと驚き、驫木が物理学・政治学などを批判したように彼女も小説という『文学』を数学に比べたら下であると言う事を自分の書いた小説に忍ばせることでそれを証明するという所がとても鳥肌が立ちました。
この『堂シリーズ』は続いていくようなので来年からも読んでいきたいです。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
十和田只人:津田健次郎
陸奥藍子/善知鳥神:種田梨沙
驫木煬:土師孝也
平川正之:石川界人
深浦征二:楠大典
三沢雪:大原さやか
造道静香:M・A・O
南武耕一郎:山路和弘
黒石克彦:岩田光央
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デビュー作にして堂シリーズ第一弾。
じっくり読んだつもりが、してやられた感があります。
誰もが神の掌の上なのか?
それとも神は居ないのか?
神の書いたザブックとは?
シリーズ続きを読みたいです。
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理系本格ミステリー、建築や難しい数学の話がでてきて、世界観がGOOD。森博嗣の作品にも似てるけど、トンデモ館がテーマなので、こちらの方が本格感は強い。
難しい言葉が多いので読みづらいかなと思いましたが、案外文体や内容も読みやすく、キャラクターも魅力的なので、どんどん読み進められました。
めずらしくトリック自体は7,8割わかって、勝った気でラストまで読み進めていたのですが、最後にしっかりと敗北感を味あわせていただきました…
続きの他の堂シリーズも読んでみたくなる良作でした。
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設定もトリックも本格的でよかった。ただキャラクターはそんなに好きじゃなかったし動機もよくわからない。理系ミステリとか建築モノそんなに好みじゃないかも。
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動機やトリックの可能性はおいといて、図面がとにかくワクワクする。ミステリー好きは図面だけで、あれこれ考えてしまう内容でした。