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こんなにしっかりしたアイディアを原稿用紙五枚ぽっちにしちゃうなんてもったいない。と内外から言われ続ける、『小説推理』の名物連載「2000字ミステリー」。でも、短いからこその、この面白さ!?5年も続く当連載をギュッとまとめたこの1冊で、ぜひともお確かめを。オール4ページ、全部で60本。冒頭の「最後のメッセージ」は本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーにも収録された上作。
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執筆ペースの早い作家さんだな、とは思ってましたが…なんというネタの多さでしょう。そして良く4ページで収めましたね。たまに分かり難いなりに、それぞれちゃんとオチがついてるし。著者の苦労が偲ばれます。
お手軽に読めるもの、それこそ電車内の暇つぶしには最適かと思いますが、ショートショートほどのキレはなく、印象にも残りにくい。逆に一度読んでいても何度でも楽しめるという、コストパフォーマンスはかなりよい本です。いっそバカミスに走ってしまうと名作を書いてくれそうな作家さん。
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ショートショートミステリー集。一編がきっちり文庫本4ページ分。さくっと読めます。だけれどオチがしっかり。さらに、かなり微妙なオチもあって。読み終えた後でじっと考え、ぞくりとすることもしばしばでした。読みやすい一冊ではあるけれど、少しずつ読み進めたい一冊です。
お気に入りは「被害者は意識不明」。ブラックなストーリーの典型ですね。
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H23.1.15
よくまぁあれだけのたくさんのアイデアが出るものだ。
理解できなものもあったけど、十分楽しめた。
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面白いのも微妙なのもあるという印象。中にはそりゃないわーって思うネタもあるけど、怒る方じゃなくて笑える方。例えるならコナンでたまにある感じの無茶。そしてオチ理解するのにすごい時間かかってる私……。
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(収録作品)最後のメッセージ/ロック・オン/唯一の目撃者/まちぶせ/あなたの笑顔が好き/2009年6月のある日/PK戦/疫病神の帰宅/深夜の客/被害者は意識不明/〔ほか〕
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定期的に短い話を思いつける時点で
すばらしいのだけれど、
やはり話に当たりはずれが多い。
サスペンスっぽいのとブラックユーモアのある
話がメイン。
良い話系は短い話じゃ難しいのかね。
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4ページにこだわり過ぎて、書き切れていない感じ。
発想自体は悪くないので、普通の短編にすれば面白いと思います。
改めてショートショートの難しさを実感。
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1話が4ページのとっても短いミステリーです。全60話です。
これほど短いミステリーがあるなんて……驚きました。
1話が4ページなので、電車の移動時間でも、何話か読めました。
すぐに読めます。
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短編、しかもこういったかなり短い作品に
定評のある作者が「小説推理」誌にて5年も続く
連載作品をまとめた珠玉のショートショート・ミステリ。
全ての作品が4ページ、原稿用紙5枚の2000字以内で
収めています。過去の経験からこういった作品は
一気に読むものではないと分かっていたので、自宅の
とあるところ限定で読んでおりましたw。
60本の短編ゆえ個人的は、善し悪しもバラバラな作品集ですが
ココまで制限を設けて縛りのある中では、かなりミステリとして
読ませるアイディアの詰まったものも多く、確かに勿体ない気もします。
もう少し練って拡げれば面白い中編になるかもなのにw。
どうしても構成上、ラストの1行にインパクトを与える構成なので
一気に読むとやはり飽きがきそうでしたね。
トイレで小分けにして読んで正解でしたw。
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本屋で最初の話を立ち読みし、おもしろかったので購入しました。
タイトル通り4ページでまとめられている短編集ですが、
ミステリーばかりではありません。
ブラックユーモアが感じられる作品の方が多い気がします。
トリックはおろかオチも「???」と思うような作品もありますし、話の種類によって「おお!」と思うものと「全然ダメだ」と思うものの差が激しいですが、そういうところも60篇という収録数のおもしろみだと思うので、期待しすぎずに読んでみると楽しめるのではないでしょうか。
電車1駅分でも読める長さ、というのがウリのようですが、私は寝る前にちょっとずつ読みました。
ちょっとした空き時間を退屈なく過ごせる、という意味ではとても役に立つ本です。
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すべて4ページなので、気軽に楽しく読めた。だが、ミステリかどうかは微妙なものや、オチがよくわからないものもあった。後者は自分の頭が悪いだけかもしれないが。
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理解できない話のが多かった。私がバカだったからですか?
不倫とか浮気とか、恋愛でドロドロしたのが多い。
衝動買いってやっぱりダメだなあ
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謎解きに挑戦!というタイプを想像していたので、最初はオヤッと思ったけど、読んでいくうちに引き込まれて、どんどん次の話が読みたくなって、一気に最後まで読んでしまった。
60編もあるのにバラエティに富んでいて、オチやトリックがかぶっているようなこともなく、かなり得した気分。
全体的にヒネリがきいているのだけど、ききすぎていて、何回か読んでも意味がよく分からないというか、どっちに解釈すればいいんだろうと思う作品もいくつかあったけど、それもまた好みだった。
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こんなにしっかりしたアイディアを原稿用紙五枚ぽっちにしちゃうなんてもったいない。と内外から言われ続ける、『小説推理』の名物連載「2000字ミステリー」。でも、短いからこその、この面白さ!?5年も続く当連載をギュッとまとめたこの1冊で、ぜひともお確かめを。オール4ページ、全部で60本。冒頭の「最後のメッセージ」は本格ミステリ作家クラブ編のアンソロジーにも収録された上作。
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著者のピリリとスパイスの効いたブラックミステリを60話もたてつづけに読めるなんて、贅沢な話である。しかも一話はわずか4ページ。ちょっとしたすきま時間にも構えずに読みはじめられるのが嬉しい。ラストでがらりと様相を変える流れは何度読んでもそうきたか、と思わされる。ぎゅぎゅっと詰まった一冊である。