紙の本
おいしい味わい。
2016/12/23 19:18
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛系のシリーズが同工異曲というか、ハーレクインっぽい「なんかどっかで読んだ」感のある人間関係ばかりだっただけに、ほぼ純粋に料理系のこのシリーズはじつにいい。
男子高校生がメインで野獣飯という話の枠もいいが、各キャラがたっていて、しかもじわじわと時間経過によって人間関係が変わっていくのがいい。
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包丁部の3年生2人が卒業し、残る3人で部活動を行なっていた所に、バレー部を辞めざるを得ない友達がいた。包丁部に誘うと幽霊部員でもいいなら…とのことだが、活動や仲間が楽しいので徐々に部活動に参加することになる。4月になり新入生を確保し部員5人集まらないと廃部となってしまう。今回は、今までと違う方法で部員2名を確保し、6人となって活動する!続編があるのか?続きも読みたいと思いました♪٩(´ᵕ`๑)۶⁾⁾
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男子校「包丁部」の活動拠点、調理実習室には、
とっくに引退したはずの3年生が今日も入り浸る。
陸上部の元エース、勝山大地は部長に就任したが…。
料理馬鹿たちのちょっぴり塩辛青春の
日々を描く。
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まさか、続編が出てるとはー・・・!
図書館の新刊リストで出会ったときは、小躍りしてぽちっと予約したよ・・・。思えば、著者との出会いはこのシリーズやったのねえ・・・。
そして前作を読んだのが一年以上前か・・・。ついこないだのような感じするけど・・・。(;^ω^)
さて、このシリーズはスピード感重視でさくさく読めるのを知ってるだけに、休日の今日、この本をイッキ読みするぞ! ちゅうのを楽しみに午後を過ごしました。幸せ~!
著者のキャラって、いい意味でつかめない。
今回も、大地のキャラがいまいちつかめないんだよね(笑)。ついでに、裕也も不知火もつかめない。
それはキャラが立っていないというわけではなくて、定番とはちょっと違うって感じかな。
一番わかりやすいのは「いい人」の金森くんやけど、彼は彼で、シュッとした「できる子」なんかなと思わせといてちょっと鈍臭そうやし・・・(笑)。
翔平と颯太がいよいよ卒業しちゃって、(包丁部はこの二人でもってるようなもんやったから)この先どうなるん!? と、思ったら、新たな一年生メンバーも加入して、終了。
これは、続編を期待していいよね!?
でもって、裕也&不知火以上に新一年生メンバーは面白そう!
特に琢馬くんは、面倒臭そうで、面白そう!
面倒臭そうなのは琢馬くんじゃなくて相方のピッチャーくんやけど、どっちにしても、面白そう!!
続編を楽しみにしております。
ちゅうか、間が開きすぎると詳細を忘れちゃうよ。なんで不知火が小麦粉信者になったんやっけ(笑)?
牛一頭のくだりは覚えてるけど・・・(そして今回、まさかのオチやったけど)。
それにしても表紙は、大地と不知火と裕也かと思わせといて、大地と翔平と颯太よね・・・(笑)?
(たぶん)翔平がもっているお弁当が、作中のまんまで、イラストレーターさんもちゃんと小説を読みはってんなあ。
さらにこの画風、(好みでもあるし)なんとなくググッてみたらピクシブとかそっち系にヒットして、私の前ジャンルの二次を書いてはって
「うわあお!!」
と、なった。なんか、リアル。なんか、リアル(笑)!!!
残念ながら推しは違ったけど、そういわれてみたらこの表紙の大地たちがあのキャラとあのキャラとあのキャラに見えなくもないので、ウフフ・・・、と、なった。
同人活動から商業誌でも活動できるようにならはるのを知るっていうのは、なんか、
「がんばれー」
って思ってしまうね。(´ω`*)
それにしても今回もおいしそう感の破壊力はすさまじかった。著者もほんっまに、食べ物をおいしそうに描写してくれはるよねー。
調理の過程もわかりやすいししつこくないしで、読んでたら食べたくて食べたくて仕方がないー!!
大地が失敗したガーリックピラフが一番気になるかも・・・。
いや、点心も大概気になるけど、こっちは作ってみたいとはまったく思わない。どこかの店で点心を食べたくなった・・・!!
そして砕いたクラッカーがコロモのイカフライって何かしらね・・・?
この存在を知らなかっ��ミコちゃん先生のことを
「時代だ」
と、片づけてたけど、もちろん私も知らんよ。私より若いミコちゃん先生も知らはらへんイカフライ、一体どの時代の給食メニューなんだあ!!
新入生の勧誘で、いつもの、と、いうか、裕也たちが入部のきっかけとなった豚汁をやめるっていうのは、画期的なアイディアやったなー!
そこは伝統を重んじるのかと思った。
でも、現役メンバーで奮闘して、いい結果になってよかったよね。
どうするか手探りですらないところからのスタートやけど、
「簡単に考えないと前に進まない」
と、いう、金森の言はもっともやと思った。
やる前からあれこれ考えてもしょうがないもんね。
事前準備はもちろんせなあかんけど、できなかったらどうしようとか、無理なんじゃないかとか、そういう方面の重たさは枷にしかならないかも。
簡単に考えるのはいい。でも、軽く考えるのは、軽率な場合もあるかもな。
似てるようで、びみょうに違う。
部活、ひいては、料理をする、ということを通じて人と人のつながりを書いている。
それはもちろん著者の味やけれど、「何かを得るための対価を払うのは人」と、いうのは、ハッとした。
どんなサービスにも対価は必要やし、その対価を払うのが人なら、確かに、人を満足させるというのが「対価」の究極やな。
人を満足させる、かあ。
食事で満足させるっていうのはすてきよね。私は満足させてもらうばっかりやけど、幸せな気持ちになるよー。
でも私は食事で他人を満足させることはできないので(;^ω^)、何か違う方法で対価を得ないとね。
それこそ、難しく考えることではないけれど、私はどうやって他人に満足してもらえるか、ちゅうことやろ。
そんなことがスッと挙げられるような人になりたいよね・・・。(;^ω^)
何やろう。
(2017.04.08)
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料理を食べたい!よりも、包丁部へ入りたい!と思った(*^^*)3年生の引退セレモニーやクリスマスそれに新入生の勧誘と楽しいイベントが盛りだくさん(^^)♪今回は包丁研ぎが上手い金森くんが大活躍!(゜o゜)部員の皆さんが料理上手になるだけでなく、成長していく姿が楽しみ(^^)
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秋・引退セレモニー
冬・クリスマス
春・新入生勧誘
いろいろな経験をして成長していく
青春っていいな
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高校の部活の先輩と後輩の繋がりが
卒業してからも続くっていいよなぁ
早くみんなに春が来ますようにw
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「再現!弁当男子コンテスト優勝作品」
ついつい来てしまう。
これで引退だと何かしら区切りを付けれるものがなければ、中途半端な気持ちを引きずってしまうだろ。
「差し入れは蜂蜜たっぷりマドレーヌ」
助けになれる事なら。
どうしても出来なくなった事情があったとしても、大好きなことを辞めるのは辛い選択だっただろうな。
「クリスマスはチキンorビーフ?」
見事に玉砕した恋心。
言葉の選び方一つで印象は大きく変わるのだから、悪いように聞こえる言い方は辞めたほうがいいだろ。
「先輩たちの置き土産 -ふわふわ肉まん」
今までとは違う方法。
来る度に大喜びで招き入れていたのだから、卒業したからさようならなんて寂しいことは言わないだろ。
「点心で新入生をゲットせよ!」
サクラの出番はなし。
廃部危機を脱することが出来たうえに、幽霊ではなく一緒に楽しめる仲間が増えるのは嬉しいことだろ。