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聖なる黒夜の2人が出てくるというので手にとりました。
すごい衝撃的で強烈で、熱いこの作品で一気に柴田さんの作品が好きになりました。
今でもこういう考え方をもってる女の人って少ないし、世間的にもまだまだ男女不平等。
この作品が発表されたころには、もっと衝撃的だったんだろうなぁ。
すごく、かっこいい。
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緑子の恋愛の遍歴に納得いかない部分があるが、刑事物としては面白く先を読みたくなる。
シリーズ化してるので、他の二冊も読みたい。
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男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。
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再再再読ぐらいでしょうか?
「私立探偵・麻生龍太郎」を読んだら、またRIKOシリーズに戻りたくなって、つい3部作まとめ買い。
もちろん、第1弾である、この作品に麻生は出てきません。
どちらかと言うと、シリーズものにありがちな登場人物の説明にウェイトが寄っていて、事件そのものへの関心は薄いような気がします。
事件も未成年の少年がレイプされるという衝撃的なものなのですが、あらすじほど、エグい感じはなく、それよりも緑子と言う女性がとても魅力的に描かれていると思います。
初めて読んだ頃は、緑子の年より下だったから、感じなかったことも、緑子の年を超えて読むとまた別の視線で見れるのは、とても不思議です。
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読んでいる最中は、夢中になって事件を追いかけているが、いざ真相が明らかになると少し肩すかしを喰らうような……。
というか犯人自体はおそらく多くの人が途中で判ってしまうのでは。
ただ、大事なのはその動機だったり犯人に辿り着くまで緑子の奮闘ぶりをどう読者に「読ませるか」だと思うのだが、そこがなんともあっさりしているというかなんというか。
動機に関しては辻褄は合うし、なるほどそうだったのね、とは思うけどそれによって心が動かされる程のものでもなかった。
それはもしかしたら私がまだ若造で、緑子やその周辺の人たちほど愛だの何だのを知らないせいかもしれないけれど。
とはいえ、これだけの話を一から考え、文章に起こしていける柴田さんの才能はこの時点で十分に発揮されているだろう。
この作品をきっかけに数々の素晴らしい業績を紡いでいくことになるのだが、その事実も十分に納得出来るデビュー作であろうと思う。
これからRIKOシリーズ第二作目に手を伸ばすところです。
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いやぁ〜
面白かった!
最初に、第二弾を読んでしまったので
速攻、図書館に、一弾・3弾を予約
ストーリーの中に引き込まれてしまい
数時間で読み終えてしまいました。
RIKOって凄く可愛い女性だな〜
女性のアタシでさえ思ってしまったよ!
人間味があって良いよ!(笑)
警察・恋愛・性愛小説を1つにした所が
凄いな〜と♪
早く、第三弾が読みたいなっ♪
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「納得できません」
緑子(りこ)は強い口調で抗議した。
冒頭のこの二行を読んだ瞬間に物語に引き込まれてしまっています。防犯課の慎二と半年かけて追ってきた事件(ヤマ)を本庁との合同で捜査をすることになる。しかもその事件で乗り込んできた本庁のメンバーは緑子との因縁深いメンバーばかり。
警察小説としても、恋愛小説としても秀逸な作品だと思います。
何度読み返しているだろう…数えられないほどの回数マイブームが起こっています。今もまたマイブーム中です。
緑子シリーズのスピンオフ小説として「山内練」「麻生龍太郎」メインの作品も併せて読み返してしまいます。
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こう来ましたか!衝撃的な内容でしたねぇ・・・
http://smileroom2009.blog92.fc2.com/blog-entry-885.html
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男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。
引き込まれてかなり好みの作品
続きが本屋にないから取り寄せてもらわなくては
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RIKOシリーズの第2段。不倫の疑惑からの妊娠そして続く刑事での執念。男達への「女神」は存在した。刑事ものでも、女性目線のエンタメ路線もなにか新鮮でよかった。今更の作者女性に「なるほど」と思ったりして。
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再読。とはいえ覚えていたのは犯人「だけ」でした(苦笑)。
このシリーズのヒロイン・緑子ってややアウトローな雰囲気があるけれども。考え方なんかは別に非常識でもないんだよねえ。ただそれを実際に行動に移してしまう、という部分が強さのような危なっかしさのような。すべて肯定的な見方をすることはできないけれど、やはりカッコいい、かなあ。
というよりもこれ読むと、登場する男どもがすべからく馬鹿で卑怯に思えるのは気のせいなんでしょうか(苦笑)。
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いやあ面白かった。
セックスのことばっかり書いてある小説は大嫌いなんだけど、これは例外。事件のえぐさを際立たせるように描かれているおかげかもしれないし、ジェンダーが根底に敷かれているから、官能小説ばりの性描写に不快感がないのかもしれない。
「あばずれ」の素質は誰にもあるかもしれなくて、ただ貞淑たれ、清楚たれと自他の抱く、刷り込みのような「夢」が理性というブレーキになるか、汚い、気持ち悪いという負の感情になるだけで、愛されたい・望まれたいとの欲求のただ率直な裏面になるんだろうと思った。
決して品の良い物語ではないので勧めづらいけど、これは面白いよ。このあと第二弾、第三弾と続く。
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男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。第十五回横溝正史賞受賞作。
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警察ものミステリというよりは性愛小説?のような…犯人は結構早い段階で何となく分かってしまうけど、その動機とか核心はまた別のところにある感じ。あと緑子の復讐逆レイプはちょっと見ごたえあった。
作中で緑子の言った「性犯罪ほど男女での認識の違う犯罪はない」というのはズシーンと来ました。そら無くならない筈だな…
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うん、おもしろかった。おもしろかったけど、共感はできんなあと思ったことが印象深かった本。
女性の作家さんが書かれる主人公は、好き嫌いがかなりはっきりわかれるタチなのですが、これは苦手。
苦手だけども、物語としてはおもしろいので評価がし辛い。
しかし・・・男も女も、自己チューが集まるとこうなるか! と痛感しました(爆)。