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よかった。初めは輪姦犯を追っていたのに次第に事態は残忍で広範囲な複数犯罪へと様相を変えていく。読み始めはハードボイルド系?って思っていたが、次第にRikoの物語になっていた。思わず顔を顰める場面もあり、最後のほうは眉間にずっと力が入っていた。他の作品読んでる人が多くて今度は「聖なる黒夜」読んでみたいな
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とにかく色んな要素がてんこ盛りの作品。
被害者達が巻き込まれた事件の内容が
初めの方でわかった時、
正直読むのを止めたい気持ちに駆られたが
それを押しとどめる主人公と脇役らの存在。
主人公が経験したつらい過去のせいか、
刑事というストレスの中で生まれたことなのか、
それとも主人公の女としての弱さなのか、
彼女はある意味「性愛」で解消しようとする。
なんとも複雑。
事件自体はモヤモヤするし後味が私的にかなり悪し。
だけどその後のシリーズも読みたいと思わせる筆力。
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主人公からモブまで皆癖が強く、共感出来ないのではじめの内は読んでいて疲れます(笑)慣れれば問題ないのですが。
無駄に長い性描写やびっくりマークの数(と言うより使い方かな)は最後まで気になって、ダメでした。
犯人についてはわりと早い段階で察しが着き、終盤にかけてはただ緑子(主人公)を見守るような形になってしまいましたが、中弛みもなく、スピード感のあるお話で最後まで読者を飽きさせない。テンポが良いので、映像を見ている感覚で読めて面白かったです。デビュー作でこれはなかなか。
なんだかんだ言って続きが気になる、そんな作品。
少し厚めの本ですが、私は2日で読み切りました。
続編も購入済みなので、これからの緑子の活躍に期待を込めて、星4つ。
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女流ハードボイルドというかなんというか。
暴力的であったり性的であったりするので、苦手という人も多そうです。デビュー作。リコシリーズ。
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RIKOシリーズ第1弾。
主人公、緑子が性的にオープンというか開き直っていてあまり好きになれない。あの人もこの人もって、手出し過ぎでしょーってちょっと呆れた。
馬鹿にしないでよ!って態度でガンガン攻めてるのに、ところどころでか弱さを醸し出すのもなぁ……。
でも、話としては凄く面白かった。事件がどんどん大きくなっていくのとか盛り上がりに勢いあるし、楽しく読めた。緑子の性格が好きじゃないだけで、キャラとしては認めてる。こういう人だから、この話ができあがったんだよねって。
聖なる黒夜が生まれた元だからってだけで読んだんだけど、予想以上に満足できた。
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警部補の緑子が連続事件を解決する話。
何というか…男社会の警察の中で実力で出世したのよー!と主張するわりに、妙なところで女を出してナヨナヨと泣いてみたり、男とっかえひっかえ、いざという時は守ってくれる、みたいないかにもな設定にあんまり共感できず。
好きだけど愛してないとか、冷静になると、この人一体…という感じになってしまう。
が、話は非常に面白くて展開も早くて読みやすかった。
あれこれ考えずにさらっと読めて良い。珍しく途中で黒幕が分かってしまったので☆4つ。
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かなりインパクトの強い本。
犯人は途中で読めてしまった。ガッと読めるけど、あんまり主人公に共感はできない。ネタになる犯罪も特殊だし、主人公の周りも特殊。
婦人警官が活躍する普通の推理小説かと思ったら、やけどしました。
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RIKOシリーズにハマるきっかけとなった一冊。
刑事の仕事がリアルに描かれていておもしろい!
他作品であまり見かけない、性に対して自由な緑子に、
戸惑いながらも惹きつけられる。
一点気になる点を敢えて挙げるならば、
シリーズを通して、ジェンダーの問題への作者の思い入れが強すぎる感がある。
そんなに身近に、トランスジェンダー、ゲイ、バイの人があふれている職場って非現実的かなぁと。
それでも楽しめたし、「レイプ」について、
その被害者へ与える苦しみの大きさをリアルに想像することができたことは、私にとって大きな収穫だった。
レイプ犯は、イチモツをなます切りにされる刑に処するべき!
今後は、麻生刑事シリーズを読んで行きたい!
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初、柴田よしき作品。
緑子に感情移入することはできませんでしたが、
男社会で堂々と生きている緑子の強さには惹かれるものがありました。
でも、彼女のように生きたいとは思わないな。。
事件そのものとしては今まで読んだことが無かったような内容だったし、
ストーリーの展開も興味のあるものだったので、
このシリーズは次に読み進めていきたいと思います。
【男性優位な警察組織の中で、女であることを主張し放埒に生きる刑事村上緑子。彼女のチームが押収した裏ビデオには、男が男に犯され殺されていく残虐なレイプが録画されていた】
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今まで読むことのなかったジャンル。
友人に勧められてこの作家を読にでみたのだけれど。
正直、私好みではなかった。
頭を使わずに読める感じで、読書中の頭休めという感じだった。
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終盤にさしかかった辺りから、なんだそれーという展開に、ついていけなくなりました…主人公は女刑事としては、色々とぶっとんでいて、印象に残る人物像。キャラクターとして確立されていてシリーズ化もされているので、他の作品に期待。
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会社のお姉さんに3冊まとめて借りました。
シリーズ通しての感想になります。
ストーリーはおもしろいのに登場人物がだれも好きじゃない(笑)
主人公に対してちょいちょいイラっとしてしまいました。
性に対してだらしないとか、そういう部分以外でも
普段の逞しい緑子とホントに同一人物かと思うぐらい
落差のある抜けかたをする時があってびっくりしました。
2作目からは母親になって少し落ち着いた感じもしますが。
強いて言うなら2作目から登場の麻生さんが好きだった。
(3作目で好感度下がったけど)
でもストーリーはとてもおもしろかったです。
ミステリらしく一気読みできました。
聖なる黒夜も読んでみたいです。
発表されたころは全体を通して設定が今よりももっともっと
衝撃的だったのでしょうね。
同性愛や性同一障害は今ほど世の中に受け入れられていなかった
と思うので。
2作目の母になるということも、女としては素直な喜びとは別の
心の中の黒い部分を掘り起こされるような感覚になりながら
読みました。
最初行間の取り方に違和感を感じてちょっと読みにくいなーと
思いましたが、そういうものだと思ったら慣れました。
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女性刑事村上緑子を主人公とした警察小説。
とある事件を軸に話しが進行していくのだが、緑子の恋愛も同じほどの重量をもって語られる。
読み始めて、既読感があったが…う~ん?わからない。
少し前に読んだ女性刑事物もレイプ絡みだったからか?
警察小説をいくつか読んでいるので、似ている事件物があったのかもしれない。
(私は過去読んだ本をすぐ忘れてしまう…)
「RIKO」は1995年に発表されているということなので、その後の警察小説も少なからず影響を受けているのだろう。
ストーリー云々は別にして、警察組織の女性の扱いがあまりにもひどくゾッとした。
そんな簡単にレイプが起こっていいのか?気持ちが悪くなる。
その中で傷を負いながらも走り続ける緑子がはやすぎて遠すぎて、私には追いつけなかった。
ただ、イッキ読みしたことは事実である。
作者は探偵物も書いているようなので、今度はそちらを読んでみたい。
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性描写が。
奔放で魅力的な女性が主人公、っていうのは分かるテーマだけど、ここまでやらなくても・・・と思ってしまう。
これ女性に向けてるのか男性に向けてるのかどっちなんだろうと。
テーマはいいなと思うんだけど、もうちょっとやりようがあっただろうと。
いや、なんか、どう頑張ってもビッチ感拭えないのはやっぱり残念だ。
読み手側の価値観の問題なのかも知れないけど。
話としてはまあまあでした。
キャラを強烈にするためにストーリーはそこそこでまとめちゃった感じがする。
性的なことに絡めよう絡めようっていう意図を感じる。
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2013.1.6一気読み
麻生龍太郎を読んだ後に読んだのだが、表現、描写が濃い。そこが面白かったが少しえぐい。
2巻に期待。