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柴田よしきが送るRIKOシリーズ第一弾。
話はかなり過激だけれど、引き込まれる何かがある。
中身はびっちりと詰まってますが、先の展開が気になりすぎて、難なく読み進めることが出来ました。
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Rikoシリーズ第1作。刑事物はちょっぴり苦手です。(捜査の段階で頭がごちゃごちゃになるので…)
でも、この本はスムーズに進みました。女性としてはちょっと「ヴっ」って感じのところもありますが…。
主人公のRIKOがとてもカッコいい・・・。
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柴田作品、初挑戦。新しいタイプのヒロイン。かっこいい〜〜。ノンキャリだけど出世コースにのり、上司と不倫して左遷されたり、バイセクだったり。文章がスピーディーでいてすごく上手いと思う。manaの好きな作家がまたまた1人増えた。よく男社会だからこそ強さの鎧を身につけて生きていくヒロインはいるけれど、緑子(りこ)のようなタイプの方が私は好きだ。だって女は女なんだから。
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RIKOシリーズ第1作。好みが分かれる作品ですが、今までにいなかった強烈なキャラクターであることは確か。
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平成七年横溝正史賞受賞作。これが作者のデビュー作ということになるのだけれど、もうベテランの書き手、と言う印象を感じた。主人公は新宿署の村上緑子警部補。もとは警視庁にいたらしいがある事件のせいで転任させられる。が、今回の事件で合同捜査を行わなければならなくなり…と、事件も人間関係も絡まったまま話が進んでゆく展開も見事だし、なにしろキャラクターのが魅力的なのだもの。(やっぱりキャラ立ちしなくっちゃね…ぶつぶつ)後書きというか選考委員の話にあった「ポルノ風味」なんて気にならないし。外国の推理物には結構ある展開だと思うし(アンネ・ホルトだったかな?レズビアンの刑事が出てくるのは)
シリーズものだとのこと。続編探しに行こう。(2002.9.16)
で、現在文庫化されているものはGETしましたとも!…あとは「聖なる黒夜」の文庫化を待つばかりです。
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男性優位主義の色濃く残る巨大な警察組織。その中で、女であることを主張し放埓に生きる女性刑事・村上緑子。彼女のチームは新宿のビデオ店から一本の裏ビデオを押収した。そこに映されていたのは残虐な輪姦シーン。それも、男が男の肉体をむさぼり、犯す。やがて、殺されていくビデオの被害者たち。緑子は事件を追い、戦いつづける、たった一つの真実、女の永遠を求めて―。性愛小説や恋愛小説としても絶賛を浴びた衝撃の新警察小説。
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シリーズ第一弾。緑子の強さや弱さや厭らしさ、ずるさ、そんなものが溢れている。麻生さんと練ちゃんが出てこなくて寂しかった。緑子と彼女が、二人で子供を育てる未来も見てみたかった。
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分類が難しい小説。
推理小説ととるか性愛小説ととるか、はたまた恋愛小説なのか・・。
とりあえずミステリ好きとしては中盤以降で犯人が特定されてしまった事が悲しい。
でもとりあえず続きは気になるお話です。
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3/12 デビュー作らしい。文体、展開ともに若い感じですがなるほど納得な部分も。この人は「ジェンダー」というものを深く考えているのだろうなあ、と思った。
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第15回横溝正史賞受賞作。
新宿で押収された一本の裏ビデオ。中身はなんと、男が男に輪姦されているというものだった。同意の上の撮影ではなく、事件の匂いを感じた女性刑事・村上緑子(むらかみりこ)たちは、チームを組んで調査を始める。その中には高須義久警部補や、安藤明彦警部の姿もあった。緑子は彼らと忘れえない出来事があった。
事件の真相解明だけでなく、緑子の恋愛が大部分を占める。男性だけでなく、女性もOKになった緑子の性的奔放さ・・・・・・共感はできないけれど、人物像は結構しっかり見えたなと。
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RIKOシリーズ第1弾。
今までの女性刑事像を見事に覆された感じ。ちょっと奔放すぎる緑子に対しては、多少疑問を感じる部分もあったが、おもしろかった。
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昔に読み、懐かしく読み返してみました。
緑子の強さに憧れちゃいます。そして性というものについて考えらせられました。
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活字に弱い私が、漫画のようにすらすらと読んでしまいました。すごく読みやすく、面白かったです。女性警官が主人公で事件物だったので、推理小説だと思っていたのですが、終わってみると少し違うような気がします。犯人は誰か?とゆう疑問はもとより、とにかく主人公含め周囲の人間関係・人間模様が非常に興味深く、どんどん読みがすすみます。女性側の感情の描写が多いので、女性が読んで面白い本だと思いました。
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RIKOというキャラがいまいち好きになれない・・・男なんかに負けないと言い、男をバカにしているものの、結局は男に勝てない。女の弱さまるだし。
ミステリとしてもたいして驚きもない。
ただ、ラストまで読むとちょっとだけRIKOが好きになってきたりして(;^ω^A
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聖なる黒夜の2人が出てくるというので手にとりました。
すごい衝撃的で強烈で、熱いこの作品で一気に柴田さんの作品が好きになりました。
今でもこういう考え方をもってる女の人って少ないし、世間的にもまだまだ男女不平等。
この作品が発表されたころには、もっと衝撃的だったんだろうなぁ。
すごく、かっこいい。