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怪我をして警察犬を引退したシャルロット。
真澄と浩輔と3人家族。
3人のまわりには小さな事件が多いw
だいたいは日常の、ほのぼのほっこりな感じ。
1つだけかなり怖いのがあったけど。
心を病んじゃうのって、やっぱり怖いわ。
思ってることを口に出して言えない人が病んじゃうのかな。
ちゃんと自分の口で相手に伝えないとダメよね。
あ、でもそれでコワいことになっちゃう場合もあるしね。
やっぱり信頼関係がないとダメよね。
知ってる人と知らない人、ちゃんと対応を分けないとね。
シャルロットのしぐさや表情が目に浮かぶようで、すっかりメロメロな私w
白根ゆたんぽさんの装画もgood♪
またいつか、シャルロットに会えるといいな~♡
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個々の短編で描かれる事件はニュースでもよく聞かれるものばかりだが、警察犬を引退したシャルロットがかもす雰囲気にほだされる。
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シャルットーー!
可愛くって、可愛くって、たまらない♪
犬の表情も、よく伝わってきて、わかる、わかるって思いながら読んでいた。(犬を飼ったことはないけど)
子どもの頃、近所にセントバーナードがいたのを思いだしちゃった。大きな体なのに、思いっきり甘えてきてたなー。
警察犬を引退したシャルロットを飼うのは真澄と浩輔。
2人とも、理想的な飼い主。
そんな彼らが遭遇する日常の謎。
基本的にはほのぼのなのだけど、あれだけは、どうしても許せない。人として最低。
最後のお留守番の件は、どうなのかな(笑)
真相は藪の中(笑)
彼らのその後を、ぜひとも読ませてほしい。
期待してしまう。
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元警察犬、ジャーマンシェパードのシャルロット、警察犬を早く引退し、四歳で池上家にやってきた。シャルロットとの日常と事件をやわらかく描く連作ミステリー。
面白かった。
近藤史恵さんはいつも読みやすく、犬への愛が心地よかった。
(図書館)
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近藤史恵お得意の「日常の謎」もの。いろいろ続編を待ち望んでいるシリーズもあるけれど、これはこれで、やはり面白かった。今回(今シリーズ?)の主人公は警察犬を引退したジャーマンシェパードのシャルロット。警察犬なのに、当時のきつい訓練を思い出すのか、警察嫌いと言う何とも「人間臭い」女の子。甘え上手なところとか、本当に表現が上手くて、すぐそばにシャルロットがいる気分で読める1冊。シリーズになることを期待したい。
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若くして引退した警察犬と子どものいない夫婦の話。小さな謎解きの短編集。
まぁ楽し。 2016.11.8
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犬好きにはたまらない!
かわいい!文字から浮かび上がるシャルロットがかわいくてたまらない!
本を閉じる度に、うちの愛犬をぎゅっと抱き締めたい衝動に駆られました。
そうなんです。何を盗まれたってかまわない。この子さえ無事なら。
そうなんです。あなたが喋れたら、何が起こったかわかるのに。
そうなんです。旅行に行けない、気軽に外食は出来ない、帰りは遅くなれない。行動が大きく制限されるのにちっとも不自由とは感じない。ワンちゃん抜きで出かけたって以前ほど楽しくない。
そうなんです。犬は不思議。力も攻撃力も人間よりずっと勝っている大型犬でも、飼い主に叱られるとしょんぼりする。
ほんとに、愛犬家にとっては「そうなの!」で、溺れそうなくらいシンパシーに溢れた本でした。
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【収録作品】シャルロットの憂鬱/シャルロットの友達/シャルロットとボーイフレンド/シャルロットと猫の集会/シャルロットと猛犬/シャルロットのお留守番
元警察犬シャルロットとの穏やかな日常に、ふとまぎれこむ不可解な謎を、新米飼い主夫婦が解きほぐす。
ペットとの暮らしは著者の体験が反映されているのだろう。犬を擬人化せず、わからない部分はそのまま想像に任せる、その距離感が心地よい。扱われている事件は、大事件に至る前に解決されるけれど、その陰には人間の身勝手さがある。特に、犬をモノとしてしか見ておらず、その生命に無関心な人間の心が怖い。
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日常の謎×犬
シャルロットは警察犬を引退し、4歳で池上家にやってきたジャーマンシェパードの女の子。
飼い主は子供を望んではいるものの、まだ授かってはいない共働きの夫婦。
元警察犬だけあって、賢く聞き分けのいいシャルロットだけど、賢いぶんズルだってすぐに覚える。
そんな犬飼い夫婦のあるあるが面白かった。
犬を飼うと知人が増える。
でも、犬の名前しか知らないこと。
犬と暮らすとうかつに落ち込んだり、怒ったりできないこと。
そして、問題はいつも人間の側にあること。
私も犬と暮らしている。
彼が来て、今まで目を背けてきたペットたちの現実を知った。
そして、犬が出てくるテレビ、本、映画を観れなくなった。テレビで、とりわけ子犬の可愛さだけを取り上げているのは苦しいし、物語の中で犬はだいたいかわいそうな目にあっているから。
この本は、そういう類のものではないと知ったので安心して読めた。というか、だから読んだ。
時にゾワリとする事件もあるけれど、シャルロットがそこにいてくれるから最後にはホッとできた。
シャルロットが幸せに暮らしてくれていることが嬉しい。
この国の犬がみんなこうなる日がきますように。
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初読。図書館。全編犬に対する温かい愛情であふれている。その隙間にミステリーをこっそり差し込んで、ときにはちょっと恐ろしいほどの悪意も盛り込んでいる。にもかかわらず、犬の可愛らしさや飼い主の愛情をまったく損なわない。いろんな作品を書く近藤さんですが、柔らかく温かい部分だけで編み上げた作品です。
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シャルロットは雌のジャーマンシェパード。警察犬を早く引退し、四歳で池上家にやってきた。はじめて犬と暮らす夫妻にも、散歩などをきっかけに犬同士、飼い主同士のゆるやかな連帯も生まれてくるが、なかには不穏な事件を持ち込む者もいて──。
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元警察犬のシャルロットとちょっとした謎。
シャルロットがとてもかわいく描かれいて、
犬好きにはたまらないだろうな。
謎の部分は旦那さんが解き明かしてくれます。
宮部みゆきさんの「マサの事件簿」も同じように
元警察犬が主人公でしたが、
あくまで飼い主の1人称でシャルロットはしゃべりません。
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連作ミステリ短編集。完全な猫派、犬は嫌いとまではいかずとも苦手な部類に入る私ですが(遠くから見る分には可愛い)。これは……可愛いなあ。
元警察犬、ジャーマンシェパードのシャルロット。とっても賢いのだけれど、賢いゆえのお茶目さというかなんというか。嫌だなあ、これ。こんなんされたら、きっとまったく怒れないと思います(笑)。
動物にまつわるさまざまな事件が起こるのだけれど、当然事件を起こすのは人間なわけで。その身勝手さには腹がたったりもするのだけれど、動物はぶれないんだなあ。それがまた可愛くもあり。たかが動物、だなんて粗末にしちゃあいけません。
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元警察犬シャルロットとの暮らしで巻き起こる日常のミステリ連作短編6編。犬好きにはたまらない1冊だと思うのですが、俺はやっぱり猫が好き
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警察犬を卒業したジャーマンシェパードのシャルロットを、突然飼うことになった犬初心者の真澄。利口で愛らしく甘えん坊なシャルロットに夢中になる一方、犬の方は厳しく躾られる環境から優しい飼い主の元で次第に緩いお座敷犬に変貌(笑)でもご近所の事件を未然に防いだり、怪我をした子猫を保護したりと、シャルロットの活躍は目覚ましい。さすが元警察犬!最近は猫ブームで巷には猫本が溢れているけれど、久々に犬の魅力に取り付かれました。犬素晴らしい!犬可愛い!いつか家を建てるときには、大型犬が飼える設備を整えよう。