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孫子だけじゃなくていろいろな企業戦略とか戦争論についても触れられていて面白かった。
孫子は雇われコンサルみたいなものだったというのに妙に納得。具体例とかもわかりやすい良書かと。
今度は対比されていたクラウセヴィッツの方を読まなくては。
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久々に読むビジネス書。
孫子の兵法には興味があったけど、何を読めば良いかさっぱり分からず、目についたこの本を先ずは読んでみた。
とても分かりやすい平易な文章で書かれていて、入門書としては良いと思う。
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20141015読了。
『孫子』に興味がありつつ、でもどこから読めばいいかわからず、といった時に手にとった本。
最終的には自分で読んで自分なりの解釈を持たねばならないと思うが、「孫子には何が書いてある?なぜリーダーたちは読むのか」という概略をつかむにはわかりやすく、説明も簡潔で読みやすかった。
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何で勝つか、どこで勝つか、いつ勝つか
彼を知り、己を知れば、百戦して殆うからず
人生に仕事に家庭に応用出来る、読み応えのある一冊でした。
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分厚いけれども、経営戦略として読み解くのには、とても役立つ保存版。特に五事「道天地将法」は、自分の人生を最大限活かそうと思う人には、最低限必須のポイント。まさに赤本として、次世代にも伝授できる一冊。
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漫画【臏 〜孫子異伝〜】を読んでいて、再度、孫子の本を読んで見ようかなと思っていたところ たまたま知り合いの方からこの本をお借りできたので読みました。
【将とは、智・信・仁・勇・厳なり】のところではまさしくそうだよね~と思い膝をうつ箇所が多かった。
やっぱり威厳ってどなたも悩むのね。
マキャベリとクラウセヴィッツと孫子の本をまとめた本があれば良いな~
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何歳になっても、学び始めるのに遅すぎることはない。
その気になって、学び始める「孫子」。
専門家による解釈がついているので、その解釈をキーにして学んでいけば良いのだと思います。
図書館で借りてきましたが、手元に置いて学習したいので、すぐに購入。
従って、読書ステータスはいつまでも読みかけ。
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すべてが孫子で語れるわけではないだろうが、触れておくことに損はないだろう。愛読書にする人が多い理由もわかる気がする。何を言いたいのかを考えていくうちに、抽象化された本質にたどり着くことができるからであろう。
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孫子ブームがきているようで、
書店に並ぶおすすめ本が目につき、初めて孫子についての本を読んでみようと手にとった一冊。
孫子の重要な言葉を満遍なく紹介、語訳、解釈がされている。解釈と合わせて、著者の勉強会でのやりとりや、例とする場面でのエピソードが書かれている。勉強会でのエピソードは仕事において、興味深い。ただ、例に上げられている内容が、スポーツだったり恋愛だったりビジネスだったため、ピンとこない箇所もあった。
本著は、どんなふうに活用されているのかを知るためには、いいかもしれない。
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孫子に興味がある、と考えている方にはもってこいの一冊。孫子とはどういった人物なのか、なぜ今注目されているのか、が分かりやすく解説されている。孫子の有名な格言を筆者の観点で説明しており、どういう捉え方をすればいいのか、など考える指針になる。武田信玄の用いていた「風林火山」の意味合いが「兵は詭道なり」と同じ騙し討ちを意味したことだと知らず、反省した。
相手を上回る情報(戦においては、相手の兵力や作戦、備蓄量等)を仕入れ、勝算がある戦いのみ戦う。もし、不意に戦いを挑まれた場合は、合併や和平を結ぶなどの戦略を取ることができる。まさに、突然の買収に立ち向かう中小企業のことを表しているかのようである。戦略
といっても戦とビジネスでは大いに異なる部分ははあるため、孫子の言葉を自分なりに解釈し、自分の言葉として学びにするべきであろう。原書を読むべし。
以下、孫子の言葉メモ
「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」
「将とは、智、信、仁、勇、厳なり」
「兵は詭道なり」
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孫子の言葉の解説のみではなく、
現代のビジネスにおける応用を議論している点がユニークであり、考えさせられる一冊。
戦略論は進化してきたものの、その要諦、根源には不変の物が流れている。
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前半は孫子の言葉をわかりやすく説明し、後半ではそれが現在の仕事や生活にどう生かすかを語っている。
分厚いし読みにくいかなと思いきや以外とすらすら読めるy入門書にはふさわしい一冊
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2000年以上ものあいだ読み継がれ、語り継がれてきた兵法書ってどんなものなのか?しかも東洋のみならず、いまや世界中で読まれている書物。そこに何が記されているのか、にわかに興味がわいて手に取ってみました。
孫武が置かれた環境や時代背景などを知るにつけ、さらに興味が深まりました。現代ではビジネスの指南書として愛読されておられる方が多いようですが、仕事に活用するためには、ここに書かれていることを理解するだけでは不十分です。思慮深さと大胆さを併せ持ち、柔軟な思考と応用力を持ち合わせた人でなければ活かせないのではないでしょうか。
それにしても、人間ってなんでこんなにも戦争が好きなんでしょう?ビジネスでさえ、戦争と結びつけてしまう。争いごとを抜きにしたビジネスって、ないものでしょうかネッ?
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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早朝、喫茶店で景色の見える長いカウンター席で読書をすることがありますが、その横にはいろんな方が座ります。先日隣に座られた方の読んでいた、本の表紙の赤い色に気を惹かれたのですが、そのタイトルにはもっと惹かれました。その場でアマゾンで検索をかけて購入手続きを取りました。イイ時代になりましたね。
この本の内容は兵法の教科書として有名な「孫子」です。この本の特徴は、企業研修もされている著者が、孫子の内容を、ビジネス戦略にどのように活用できるかを念頭にいれて書かれています。20章に分かれて様々な角度から書かれていて、戦略を立案する部署にいる私にとっては大いに参考になりました。
以下は気になったポイントです。
・詳細な地図つき旅程マニュアルが今後は必要、それには方向性の感覚と、競争状態での原理原則、が必要である。その教材としてあげられうのが、歴史書と、孫子という古典である(p7)
・抽象化した内容に対して、その原則が成り立つ前提条件とは何か、成り立たない状況での戦略とは何か、を考えることが大事、それにより、競争状態での原理原則の感覚が涵養される(p8)
・自分の力が弱ければ、いったん強い者の傘下に入ったり、協力者になって生き残りをはかることも重要(p41)
・相手を知るには、五事七計、五事とは、考慮すべき5つの基本要素、道・天・地・将・法、である(p47)
・今風にかみくだくと、組織全体でなぜ戦うかの理念の共有度(道)、世に問うタイミング(天)、インフラ(地)、現場責任者とその能力(将)、チームワークや規律等(法)(p54)
・ライバルとの比較の切り口とhして、七計がある(p52)
・一番肝心な部分は、本人の解説がないとわからないようにする、全て書かない(p57)
・短期決戦で戦いに勝てる場合のみ戦う、それ以外はやらない、つまり、政治・外交戦略とする(p69)
・騙し合いを3つにまとめると、1)臨機応変に動く、2)こちらを小さく弱く見せる、3)こちらの意図をトンチンカンに解釈させる(p83)
・ライバルとの拮抗度合を見る4つのポイント、1)情報、認識、判断ベースの力、2)環境肉体ベースの力、3)感情・精神力ベースの力、4)物量管理ベースの力(p90)
・敵と対峙するときは「正」:正規の作戦を採用、敵を破るときは「奇」:奇襲作戦を採用する、これが戦い方(p110)
・「勢」の二つ目の意味は、その時々の状況に従って、臨機応変に対処すること(p149)
・地形は大別すると、通・桂・支・隘・険・遠(p160)
・戦争の仕方、10倍なら包囲、5倍なら攻撃、2倍なら分断、互角なら戦う、劣勢なら退却、勝算なければ戦わない(p171)
・同じ対応の仕方でも受け止められ方が異なるのは、女性や部下が「愛情」「心服」の気持ちを抱いてくれるか否かにつきる(p185)
・自主的に動くチームワークを育むには、強い危機感の共有が必要(p191)
・リーダーの器量とは、組織を纏める内向きの器量として、信義・仁慈・威厳、敵に打ち勝つ外向きの器量として、智謀・勇気(実行力)の5つが必要、これらはかけ算、ひとつでもゼロがあると良くない(p194、196)
・何ごとかを成し遂げるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない。自らの強みをわかっていると思っていても、たいていは間違っている。わかっているのは、せいぜい弱み、それさえも間違えることがある(p197)
・5つの勝利条件(五事)は、1)両者の戦力を検討したうえで判断できる、2)兵力に応じた戦いができる、3)上下が心を一つにしている、4)万全の態勢で、態勢が不十分な的につけこみむ、5)将軍が有能、君主が干渉しない(p236)
・中国で王朝が倒される代表的な要因として、1)飢饉などで食べられなくなった農民が反乱を起こす、2)農民反乱に宗教が入って組織化(p259)
・戦略とは、頂上へのコース選び、戦術とは、途中の障害の乗り越え方(p265)
・多くの専門家が最高の戦略書であると認める「孫子」には、戦略と戦術の区分けなどない(p266)
・下の階層では、「これは絶対重要なものであり、切り捨てなんてとんでもない」と信じられている目標、目的を、上層では、捨て駒にしている点がポイント。これは、あるレベルで固執しまっている何かを捨てることで、一つ上のレベルにおいて新たな可能性が開けてくる(p269)
・孫子は、「崩し技」と「決め技」の連繋を考えている、ナポレオンと同様、戦う相手はなるべく1回限りとするので、詭道が使える(p309、324)
・ペナントレース中は、叱って学ばせる、日本シリーズのような短期決戦では、ほめて元気を出させる(p349)
・相手の武器が「流れ」であれば、「ちょっと電話かけさせてください」といって、中断させる(p358)
・中小企業が他社と競争してはいけないのは、価格・規模・品揃え、重視するのは、技術・品質・財務内容(p366)
2015年7月18日作成
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身分制度は職業区分を確立し、社会が安定する。
身分制度で夢を見られない若者が徳川幕府を倒した。
元禄以降、経済発展がなくなると、家訓がはやった。持続可能性、がはやっているのと同じ。
勝ちでなくても、負けなければよい、という戦略。
不敗を守る。