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投稿者:みーやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年の参院選にも立候補された著者が2016年に出された本。こういった理念が政治に反映される日は来るのだろうか。改めて1票をどこに投じるか考えさせられる。
電子書籍
自己嫌悪から自愛へ
2017/12/01 19:45
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投稿者:れいん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストレスから体調を崩してしまったため、今の自分を変えたいと自己啓発本を読み漁っていたところ、本書に出会いました。
読んでいて、著者は本当に自己嫌悪の固まりなんだなあと感じましたが、だからこそストンと府に落ちます。
自己嫌悪から自愛へ。
直感を信じる、心と体を接続する、自分軸で生きる。
自己嫌悪の原因は親子関係に主に起因するとのこと、2才児を子育て中の身としては耳が痛いです。
我が子には自己肯定感の強い子に育ってほしいと思いながらも、育児のストレスから子供につい当たってしまい、そんな自分に自己嫌悪。
当たり散らすくらいなら、小さいうちから保育園等に預けたほうがマシという主張には、頷けました。
子育て中のママにも参考になる良書だと思います。
電子書籍
なるほど!
2020/01/16 08:28
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投稿者:モンタワ - この投稿者のレビュー一覧を見る
自己嫌悪に陥るのは、自分が劣っているからではなく「もともと自己嫌悪があるから」との説にハッ!としました。
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あっという間に読み終わった。編集者が書いた文章らしく、とても読みやすかった。
自己嫌悪は、あると無駄に頑張る原動力にはなるが自己愛は得られない。
自分の感覚を取り戻すことが、第一歩。
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行動がうまくいかないから自己嫌悪に陥るのではなく、自己嫌悪があるからうまくいかなくなる。
自己嫌悪のもとは「自分には価値がない」という思い込み。
自己嫌悪が強い人は、自己愛に走り自分の肩書きや能力に陶酔する面も併せ持つ。
まさに自分だなあと読んでて共感。
自己愛ではなく、ありのままの自分を愛せる自愛の精神を持って生きたいと強く思う。
自愛に近づくにはまず自分の感情に正直になる。
ありのままの自分の感情を観察することから始まる。
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これ、皆読んだ方がいいと思う。そこかしこで繰り広げられる地味だけど確かな暴力、苦しみや悲しみ。世の中で起きている、日常で目にする、いろんな違和感に対するひとつの解がここにあった。ゆっくりじわじわ染みわたって行く衝撃が、文体の心地よさとも相まって、気持ち良かった。
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ひとことひとことが耳に痛い。
最初、構成が体系化されていないから読みつらいと感じていたが、後半にゆくにつれ、まっすぐに結論へ向かわないこの違和感や揺らぎが大切だと気づく。
そもそも、この本を手に取ったきっかけは「女性装の東大教授」という興味本位なものであった。
しかし読んでみると実に骨太で、戦っている自己嫌悪の手強さが感じられる。
やはり、我が道を歩むのは簡単ではないのだなぁと思う。けれども、我が道は楽しそうである。
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なぜ自己嫌悪に陥るのか?
これは、非常に根が深い問題だと思います。
幼少期からの両親との関係や、生まれ持った性格、
受けた教育など、一概に、なぜ自己嫌悪になっているかの、
根本的な原因を知ることは難しいと思います。
中高生へのアンケート調査では、
半数以上が自己嫌悪に陥っていると統計もあります。
自分に自信がない、自分のことが嫌い、
こういう結果がでるのは、世界広いといえど、日本ぐらいです。
著者は、「超」がつく自己嫌悪をメンタリティーとして持っている人です。
しかし、今は突き抜けた感があります。
著者の語り口は、非常に訴える力を持っています。
問題提起、論理展開、結論と、超一流だと思います。
この本を読んでも、自己嫌悪から、解放されることはありませんが、
自己嫌悪になる構造と、その対処法は、わかります。
自己嫌悪は、多かれ少なかれ、誰でも持っているものです。
大切なことは、どう、自己嫌悪を付き合うかです。
性格の悪い友達と付き合う感じです。
「付き合わない」「あいつとは、関係ない」じゃ、すまされません。
①なぜ、自分はやることなすことうまくいかないか
②なぜ、すぐに不安に陥ってしまうのか
③なぜ、職場、職場で、うまく立ちまわれないんだろう
④なぜ、他人をうらやましく思ってしまうのだろう
⑤なぜ、すぐに寂しいと感じてしまうのだろう
日常的に以上の感情に襲われるのなら、
是非、手にとってみることをおススメします。
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うまく生きられないのは自己嫌悪があるからだということから出発し、自己嫌悪から脱し、自愛に達して、幸せになるためのガイド。他人を利用しあう関係でなく、頼り合う関係を築こうという提案。ただし、頼られても断る権利は持つこと。友達だから、同僚だから、家族だから、という条件での依頼は断る。単純に困っているのを知らされ、それを単純に何も見返りを求めずに助けたいと思うかどうか、それだけを基準に助けることが、自愛に通じる道と説く。
以下注目点
・したいことを実際にしてみる。そこから始まる流れに身をまかせ、渦をつくりながら拡大していく。それがイノベーションの本質です。
・分からないところ、違和感を覚えるところを、スルーしないで、いったん立ち止まること。
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「自己嫌悪は結果ではなくて、原因」
自己嫌悪から抜け出すためのセオリーは、「自分の過去を受け入れて」「小さな成功体験を積む」こと。ほとんどのメンタルヘルス本やビジネス本が書いている。
本著はこれらの対処法とは全く違うことを書いている。それは傍観者の書く「やるべきこと」ではなく当事者の書く「やったこと」だから。
著者が書くことは、引きこもれるなら引きこもれとか身の回りから不快なものを無くせとか、なんというか非建設的な逃げの論理で、建設的ではないことが多い。しかし、それが当事者の言葉なんである。
自己嫌悪は結果ではなく原因と書いているけど、きっと著者もあまたの自己嫌悪者も幼少期の親との関係が自身を拗らせた原因になっていると思う。(今更、それをどうこうできないから自己嫌悪を原因としてるのかもしれないけれど。)親との関係に対する対処法は2つあると思う。
1つは苦しいけど対話をすること、もう1つが著者のように関係を断つこと。著者は後者を選択した、それが当事者であるということだと思う。
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自己啓発本で瞬間的に読めてしまうのですが、良い本ですよ。自己嫌悪は先に自己嫌悪、憎しみと言ってもよいと思いますが、先にあるの。それだけでパラダイムシフトではないですか(2019-08-24)
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今年の参院選でれいわ新選組から立候補されていて、独自のパフォーマンスされていて気になったので読んでみました。
自己嫌悪の例えを酒飲みの人で例えているのが心に残りました。自己嫌悪の穴を埋めるために自己嫌悪するような行動をしてしまう、これは今まで何度となく繰り返してきているので、それをやってしまった時に自分にどう接するのかが大事か考えさせられました。
私は親殺し(≒親離れ)は終わらせたのでだいぶ軽くなったと思いますが、正しい依存にはまだ達していません。
いつか「困っています、助けてください」言えるようになりたいです。
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あまりピンと来なかった。
「原発危機と「東大話法」」や「誰が星の王子さまを殺したのか」のほうが自分的には響きました。
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この本で書いているようなことを無意識に実践していたため驚いた。自己嫌悪から逃れ生き抜くために、そうせざるを得なかったからかもしれない。新しいこと、知らないことを知って驚くというより、同意、納得するような感じで一気に読んだ。
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自己肯定感について知りたくてまずは自己嫌悪の本を読んでみた。さくっと読めた。自己嫌悪は結果ではなく原因という考え方には納得感あり。例としてあげられていた自己嫌悪に起因する様々な言動(相手が気に入りそうな像を作り出す、立場主義等)は心当たるものが多かったです。
本の後半はやや極端な例が多かった気がします。(戦時中の話やホースセラピーなど)