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町田くんのイケメン度合いがどんどん増していくな。
淡々としているようで、熱い。彼の周りの人も、いつの間にか町田くんに引っ張られて心地良い物語だなぁ。次はさらに、きゅんがあるかもと期待。
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桐谷くんの自分分析、何故自分には友達が出来ないのか、それは自分の性格が悪いからで、それが解ってても自分を曲げられず、他者をバカとして見下してしまうのを止められない…だからと言って、彼は周囲に「攻撃」を向けている訳ではない、多くの中で自分の性格が受け入れにくいであろう事を容認し、俺を受け入れろとは言わないのだ。
賢いからこそ見えてしまうものに気付く町田くん。
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もう、何なんでしょうね、返しがたっぷりと付けられた槍が、防壁を呆気なくブチ破って、心に突き刺さる感じぁ
読み終わった後に、こうもダメージを負う少女漫画は、それこそ、『ハチミツとクローバー』以来ですね
当分、死ぬ気も殺される気もないんですが、億が一に漫画を読み終わった瞬間に死んでしまうとして、その時に読んでいた漫画が、この『町田くんの世界』なら、まだ、心残りを持たずに逝ける気がします。まぁ、もちろん、ifの話で、『ONE PIECE』、『七つの大罪』、『双亡亭壊すべし』の最終回も読んでないのに、ぽっくり死ぬわけにはいきませんが。自分の目と指で漫画を読めるうちは死なない、根拠のない自信を持ってこその漫画読みでしょう
何故、毎度、凹むのを承知で、私は『町田くんの世界』を読むのか、答えは凹むためです
自分が、どれだけ汚れているか、を自覚するには、この『町田くんの世界』は持ってこいなんですよ。実際、私だけじゃないでしょう、主人公の町田くんの心の無垢さにダメージを負って、己を省みて、余計に落ち込んでいるのは
どうして、好き好んで、自分の汚さに絶望するような真似をするんだ、と不思議がる人もいるでしょう
これまでのレビューを読んで、私のことを分析している人がいたなら察しが付くと思うが、私はついつい、調子に乗りすぎるトコがあります。ちょっと仕事がトントン拍子に巧く進んだことで鼻が高くなり、いざって時にドジりかけ、冷や汗をかいた事は一度や二度じゃありません
自制と自戒を促せるだけの克己心が身に備わっていれば問題ないのだが、なかなかに身に付きません。そこで、私は漫画の力を借りているんです
安藤先生に知られたら、ショックを受けられる事は確実でしょうねぇ
あくまで、これは私個人の印象ですが、『町田くんの世界』の面白さの本質に近づけるのは、毎日のストレスで心がいくらかやさぐれちゃっている人間のような気がします
ぶっちゃけた話、町田くんみたいにピュアな心の持ち主じゃ、この現代世界、キツいでしょう、生きていくのは。綺麗な分、負う傷も深くなり、三日ほど自我を守れたら大したものですよ
かといって、マンガだから、事が巧く進んで、ピュアなままでいられる、と安易に纏めてしまうのも惜しい気がします
きっと、安藤先生は根っからのイイ人なんじゃなくて、先生本人が町田くんみたいになりたいからこそ、この漫画を描き続けているんじゃないかな、と想像しながら読んでいます
同時収録されている『愛ある生活』にも、安藤先生らしさ、いわば、安藤イズムがほんのりと光っているようです
『町田くんの世界』には、ちょっと少ないラブコメ要素を盛り込みつつも、話の主軸は、温かみのある人間性です
安藤先生にも、丁度いい執筆ペースがあるのは、ファンとして千も承知だけど、また、読み切り集を世に出してほしいもんです
オススメの話は、やはり、町田くんの不器用なウィンクの破壊力がデカすぎな、第9話「世界は美しい」です。世界の美しいトコから、目を逸らさずに視るって、ある意味、得難い才能ですよねぇ
この台詞を引用に選んだのは、安藤イズムが濃厚だからですね。自分の生き方を計るモノサシを持っておく事が男には重要。けれど、そのモノサシは自分の価値を計る為だけに使わねばならない。他人の生き方を計ってしまうと、自分も相手も傷つけてしまうんだから。自分とは違うモノサシを他人が持っていて当たり前、モノサシは自分の中にも、他人の中にも、そして、世界の中にも何百本とある、と思えるようになった時、長い人生を歩いていくのに必要な杖ともなるモノサシは長く、丈夫になるんでしょう
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町田くんが優しさをみんなにおすそ分けしてくれている。暖かくてここちいい。あの女の子との話がなかったのが残念。
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飽きることなくおもしろく、最高に人にオススメ出来る作品。
ウルってするところもあるし、読んだ後清々しい気持ちになる。
人に優しくなれる作品だと思う。
町田くんみたいな人が側にいたら幸せだと思う。
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猪原さんの涙の訳は!?なんとも肝心なとこで次に続くかぁ。しかし、ウインクなんて器用なことお兄ちゃんにできないと母に言われる町田くん(笑)でもね、弟妹たちはウキウキしてましたよ。キュンキュンしてましたよ。その不器用さも含めて町田くんだもんね。
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町田くんは、女の子が、女の人が気付いて欲しい、言ってほしい言葉を言ってくれるから、心地いい。今回は表題作以外もあって、もっと町田くんを読みたかった。
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町田くんは眼鏡で真面目そうに見えるだけで成績は良くないし運動音痴だし要領も良くない。でも愛すべきところは彼が世界を人間を愛しているという一点で、久々に心が清々しくなる少女漫画を読んだ!こういう見た目の主人公を据えた時点で劣等感からスタートするのが大半の漫画の常道なのに町田くんは自分自身に対してあまり劣等感を持ってないのが潔くてカッコイイなぁってニヤニヤしちゃう。
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相変わらずなんだけど、町田くん以外の目線から彼を描くことによって、少しバリエーションが持たされている。最後の付録はまあ普通の高校物語だったけど。
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3巻も心温まる感じで良かった。町田くんのクラスメイトの女の子(名前覚えられない)に対する思いの変化がいい。この先、博愛ではなく、ただ1人に向ける特別な感情を彼がどう処理していくのか楽しみ。
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気弱な弟ミツオの同級生・桐谷くんいいキャラだ!
ミツオと親友になるといいなぁ!
しかし3巻は町田くんの登場率が少ない~。
でも間接的にも人を優しい気持ちにさせる町田くんさすが!
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1.2巻とは少し視点が違うような。最初のものもらいのやつは、町田チルドレンを量産していく話だよね。両眼をしっかり開けて微笑んでる町田くん、初めていいじゃん(見た目)と思った。2話目はミツオとその同級生の桐谷くんの話。なんかホッコリ。ミツオすごいいい子だ。まっすぐ育ってる。町田くんの出番はすごく少ないけど。桐谷くんがミツオと仲良くなれたらいいなぁと思ってしまった。3話目はどこのカップル?って感じだったけど、町田くんは直接関わってない人にまでカッコいいと思われてしまうんだね。猪原さんなんで泣いてたんだろう。巻末には読みきりが。家出してきた男の子と冴えない女の子の話。不覚にもキュンとしてしまった。勝手に町田くんの世界を読んでて、キュンキュンするような恋愛ものは描かない作者さんなんだと思い込んでた。
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・距離感がつかめない町田くん
・町田くんの弟の友達サイドから町田くん
・町田くんの全然知らない人サイドからの町田くん
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町田くんが優しいから町田くんに周りにいる人たちも優しい。町田くんのような人はそういない。できるようでできない。でも周りをよく見れば、周りを愛せば徐々にできてくるんだろうか。周りの幸せを自分の喜びとすれば。それが難しいって。