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本を読んで、久しぶりにたくさん泣いた。
頑固じいさんは、イラっとするけれど、オーヴェには(自分では気づかないのだろうが)愛情があるように思える。だから人をひきつけるんだろうな。
最後の暮らしが幸せで、本当に私までうれしくなり、まるでオーヴェの近所に住んでいるかのような気分になってしまった。
免許を持っていない私は、オーヴェに嫌な顔をされることでしょう。
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映画を先に見てすごく好きだったので原作の方も読んでみました。
ここは小説の方が好きだなとか、このエピソードも入れてほしかったなとか、この人のことをもっとフィーチャーしてほしかったなと思ったり、
ここは映画ではこうまとめたんだな、こっちの方が良いなと思ったり…
比較して楽しく読めました。
小説読んでからもう一度映画を見たら、
オーヴェが何故あんな格好でライフルを使おうとしたのかや、このキャラには昔オーヴェやソーニャとのあんな過去があったんだよな…とか、
登場人物のあんな面やこんな面を知ってから見れたので二度楽しかった!
ちなみに映画と小説だとオーヴェとソーニャの出会い方が少し違うんだけど、
私は映画の方がロマンチックで好きです。
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父の本。面白いよ、と薦められたので。
確かに面白かった。何が面白いって本人が至極真面目に取り組んでる様程可笑しなものは無いんだろうな。
それにしても妊婦が安定期に入ったとは言えバス旅行に行こうとか言いだす辺り海外だなぁ、と思う。今の日本もそうなのかなぁ?まあ彼らの感覚的には首都圏住んでる人がちょっとゆっくり温泉入りたいから熱海か箱根に行こうか、ぐらいの感覚なのかもしれないけど。
そして施設に入居することを強要するって…ある意味怖いけど一人暮らししている人なんかにはありがたい規則だなぁ。日本だったら反対に入居希望者が続出して何年待ちとか出そうな気がする。
オーヴェの心臓が大きすぎる、は確かにちょっと笑わせて頂きました。でも手に職持っていて器用な人って素晴らしい。そして猫を大事にするってのは大切なことだと思う。
最後はちょっと泣かされました。イラン人のお隣の奥さんが又素敵な人だった!
というわけで大変楽しく読み終えました。良い話だった。
でもタイトルはなんかちょっとそぐわない気がする。オーヴェという男、の方がうん、確かにしっくりくる。だってオーヴェが独りぼっちだった時間って(奥さん没後の事だろうけど)かなり短くない?と思ったりしました。
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期待が大き過ぎたのかな。
オーヴェがどうしても好きになれず。
がんばって最後まで読んだのだけど、、、
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マイナス15度のスウェーデンの冬。氷漬けになったノラネコを助けるために上半身裸になったイミー(デブ)の放ったセリフ
「さあ、猫を僕に」
カッコE!しかもネコアレルギー。漢やでしかし。
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スウェーデンの頑固じいちゃんオーヴェ
ご近所さんとのふれあいがコミカルに語られて
最後はホロリ
想像してたよりコミカル
もっとシリアスで感動的なストーリーを
想像してたので違ったけど
軽い感じで楽しめた
オーヴェは最後にふれあいを感じた
オーヴェは何も変わってないし
頑固爺ちゃんの見えなかった、いいところが
透けて見えたストーリー、見つけてあげることも
大事なことなんだと感じた。
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私は、頑固者が大好きだ。
愛らしい頑固者のオーヴェ。こういう人が生き辛い世の中になってきているのが哀しい。
スウェーデンの話だけど、日本にもこういう人が、昭和にはいっぱいいたよね。
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人は死を恐れるが、たいていの人が一番恐れるのは、
自分以外の人に死がおとずれることだ。死のもっとも
恐ろしいところは、それがつねにわれわれを
素通りしていくことだ。そしてわれわれは、
ひとりあとに残される。
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一人の人の人生って、他人には知りえないほどのたくさんの記憶があって、みんなお子どもの頃があって、若い時があって、その中でいろいろな人と巡り会って、影響しあって、価値観を作っていくんだなーと改めて思った。
自分の人生をまっとうすることにはじめからゴールとか目的ってないんだなー、とかも思った。
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自分に厳しく他人にも世の中にも厳しいオーヴェ。
自分のルールがあり崩す事はない。
妻を亡くし、生きる気力を失うオーヴェに、ズカズカと入り込むパルヴァネ一家。
物語は良くある、淋しい孤独な老人が人と繋がり変わって行く姿を描きます。
良くある物語だけど……泣けます。
妻の墓の前で「淋しいじゃないか」と毎回、呟く切なさ。
孤独だったオーヴェの周りに、いつの間にか人が集まり、まるでドタバタ劇のような後半。
真面目に生きて真っ直ぐ生きて来た者への幸せな時間。
人の思い出の中で生きれるって幸せな人生だと思う。
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偏屈親父の物語だが、信念を持ち筋が通った親父だから、ただの偏屈でなくて、愛される親父の物語だった。面白くて読むページが進む。
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偏屈なじいさんが隣近所の人と交流して…実は過去にこんなことがあって…そしていつの間にか……。
こういう話って大体おもしろい。“偏屈なおじさん(主人公)”って意外と優しいから、読み進めるうちに気付けば彼に対して愛を抱いてるんですよね。笑 今回もそうでした。
物や専門家に頼りがちな現代人(若年層)を風刺する描写がちょいちょいあり、“便利すぎる世の中”についても考えさせられました。
初のスウェーデン人著者の小説。帯の通り、笑いと涙の感動作です。ぐっとくる場面がたくさんありましたが、個人的には、ソーニャが「人を愛することは家に引っ越すのに似ている」と語ったシーンです。
これがデビュー作とは驚き!
(※主人公の名前の由来には笑った)
スウェーデン版の映画も観ました。小説通りで、おもしろかったです。ハリウッド版の映画化も考えられているようで、トム・ハンクスさんがこの偏屈なじいさんを演じるという噂を聞きました!もし本当の話なら、ぜひ観てみたいです!
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スウェーデンの偏屈なおじさんが妻に先立たれて職を失い、妻のところに行こうとして何度も自殺を試みるも、隣人たちのせいで失敗する物語。
偏屈なおじさんは自分の信念があって、一貫して妻を愛していて、周りに好かれている。読者も最初は偏屈じじいって思うけどだんだんオーヴェが好きにぬっていく。
パルヴァネやイミーなどの隣人たちがまた良いキャラしていて、にぎやかで楽しそうな団地だなと憧れる。
クスッと笑えて、そして泣けます。淡々とした文体がまた良い。
スウェーデン人が家や家族を大切に思っている価値観を感じました。
久しぶりの小説だったので少し読むのに時間がかかりましたが、とても面白かったです。
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序盤でつまずき、長年積読でした。
読み進めていくにつれ、読みやすくなりました。
オーヴェの良さや温かく個性的な周りの人々、最愛のソーニャ。全てが良かった。
途中もクスッと笑えるシーンが多々あり
心がじんわり。
今年最後にこの本を読めて良かったです。
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何なんだこの偏屈オヤジは…鼻につきすぎて全然すらすら読み進められない…と、初め〜中盤ちょっと前までは思ってたけど、そこからがすごかった。面白かった。クセ強人間オーヴェのことが気になってしかたなくなってしまった。映画になってるのは知らなかったから、これから見たい。