妹フラグ立ってしまいました
2004/04/26 01:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Piyota - この投稿者のレビュー一覧を見る
俺もこの小説には泣かされました。
主人公の鈍感さと残酷さには、途中からある意味、腹立ちすら覚えます。おまえ、兄として男として、あまりに身勝手すぎないか? もっとしっかり受け止めてやれよ!と。
そして、そう思っている自分を知ってガクゼンとするわけです。なぜなら、それはもうすっかり作者の術中に落ちているのだから。キーワードは「妹フラグ」です。それは切ない、でも運命的必然を感じる、ひとつの大切な出会いなのです。
恥ずかしながら、泣いてしまいました
2002/08/16 08:21
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:彬兄 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すいません、まいりました。小説を読んで本気で泣かされたのってめっちゃ久しぶりです。天国に涙はいらないの佐藤ケイさんというからもっとギャグメインの話かと思ってたら、かなり本気に泣きを狙ったシリアス寄りのストーリーでした。
このお話にメインで登場するキャラクターは三人。一人は主人公。すこしにぶちん気味の男の子です。物語は彼の視点で語られます。もう一人はおさななじみの女の子。主人公や妹のためにいろいろ世話を焼いてくれます。最後の一人は物語のキーでもある主人公の妹。不治の病に侵され入院しています。実は血はつながっていません。主人公を家族以上に慕っています。
え? キャラクターだけでストーリーだいたい読めた? そう、これは実にひねりのないストーリーです。正直、最初の1/3で大体の結末が見えます。けど、途中で読むのをやめる気にはなりませんでした。テンポが良くて、引きずり込まれるように最後まで読める、いや読まされます。
ラスト近くになると、狙ってるのがわかってて涙を我慢できませんでした。泣ける話が好きな人、これはかなりおすすめです。ひねりがない分ストレートにぐっときます。
そうそう、読むときの注意ですが、あとがきは本篇を読み終わってもすぐに読むのはやめましょう。事前に読むなど持ってのほかです。余韻に十分に抜けるまで、あとがきは封印しておきましょう。
投稿元:
レビューを見る
病弱な妹とその兄貴とのお話。
ありきたりなお話かもしれないけど、やっぱり泣けます。
最初はそんな妹にどう接すればよいのかわからないながらも、どうにか面倒を見て、どんどん大切な存在に心境が変化していく様子がうまく書かれているので、どんどん引き込まれて行きます。
涙もろい人には一人で静かに読むことをお勧めします。
投稿元:
レビューを見る
2005,12,27 読破 + 全体的には普通に読みやすかった。あまり物語りに読み込めなかった。妹との関係を無理に発展させてない所が好ましかった。
投稿元:
レビューを見る
あんなにオタク要素満載の小説書く人が、こんな感動する小説書くなんて・・・。
なめてかかっちゃいけませんぜ。
投稿元:
レビューを見る
ええ(・∀・)泣きました。←
この人の他の本わヲタぽくてなんかな〜だったんだけどこれわ良かったです^^
投稿元:
レビューを見る
妹萌えな小説として紹介されましたが……こういう妹には萌えません。あぁいういじいじキャラは苦手…。むしろお兄ちゃんがいい人で好感持てます。幼なじみも。ストーリーもありきたりで泣けたりはしません。いい話程度ですね。
投稿元:
レビューを見る
悲しかったです。
「生きたい」っていう感じがひしひしと伝わってきた。
Thanks to I.A.
投稿元:
レビューを見る
2008年7月21日再読。
作者がこの方だということをすっかり忘れていました。
投稿元:
レビューを見る
泣けると有名だったので読んでみました。
某ゲームと激しくかぶるきがしましたが、それを除けばなかなかに良質だったのに最後でぶち壊しです。
妹死んですぐ立ちあがって宿題始める主人公って。
人間ってそんなもんなのかもしれないけど、それにしても妹のことは一行で決着付けましたよ、コイツ。
この作者は好きなはずなのにこれはだめでした。好評みたいなのに自分には合わなかった。
投稿元:
レビューを見る
色々な心境の変化を経て、兄は妹を守ろうとし、妹は兄に信頼を寄せ、二人が様々な面で成長していく姿がとても感動的です。
いとう
投稿元:
レビューを見る
ある程度慣れはするがしかし、思い返せばやっぱり主人公の関西弁とつまらないボヤキが読んでて辛い。
発刊から時間も経った今読むと、ストーリーは時代相応といった感じで良く言えば懐かしい。
イラストには不満大。
投稿元:
レビューを見る
ありきたりすぎる話だけどボロボロに感動しました。とくに日記の最後の言葉が書き直されていたところとか。予想していた「イイ話」ではなく、ただ悲しすぎて切ないです。
最後の兄の述懐で台無しにされたと感じましたが、これはダラダラ泣きながら自分に言い聞かせているんだと考えると泣けました。
投稿元:
レビューを見る
無口で病弱な妹。
その扱いに困り、避けてきた兄。
退院してきた妹と過ごす夏休み。
それは、なんだか
新しくて、
ちょっと退屈で、
せつない、
限られた夏の物語。
好きだっていう想いを
あなたにだけは
忘れてほしくない――
投稿元:
レビューを見る
兄貴に感情移入できなくて泣けない。お題からして泣かせる話だと思ってたのに泣けない。兄貴の心情がしんどい。