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著者の書いた色紙を集めた本?なのかな。
当たり前やけど、話があっちこっちいくので読みづらくて、それだけ少し残念でした。
でも、この著者の本には触れてみたかったので、よかった。たぶん、感覚的には好きやと思う。やはり長く生きてきたひとの言葉は重みがあっていい。
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年配の方の言葉だということだけではなく、己の人生に対する潔い生き方に共感する。
「自分を救う者は自分であって、他の誰でもないと誰も気付く。気付く日が必ず来るけれど、遅すぎる」 まさに、そのとおり。
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100歳近くまで生きるってことが、どんな風なことなのか、ぼんやりわかる気がする。
歳を取ると教訓的な発言が多くなるのも仕方がないかな。
とにかく、100歳まで生きたことに乾杯だな。
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反骨のジャーナリスト、むのたけじさんの言葉集。
聴くべき言葉がたくさんあり、自分の足元を見直しながら読んだ。
「まず自分を愛する」こと。それが大切。
99歳を迎えるむのさんの言葉たちは、その年齢に裏打ちされた迫力がある。
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他人にほめられたって、どういうことはない。心を込めて自分を自分でほめる。これこそ人間の至福だな 万人祝福された生命の開始に万人が悲しみで終了するとしたら、一生の営み、その人の苦労は何のためであったのか。文を書く仕事は命を削ります 困ったら自分を見ろ。最悪の敵も自分。最善の味方も自分
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99歳。
その経験から得た、さまざまな生きるヒントは、力強い。
貫かれているのは、「生き抜け」ということだと思う。
癖はあるけど、しっかりしたエールと受け取って、生き抜く糧としたい。
そんな本でした。
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なるほどと思うのは、表現力か人生経験の裏打ちか。「忠告されたがらない人が多い。忠告したがる人が多い。お節介の九割は裏目に出る。」なるほど。14.5.6
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99歳の言葉だと思えばちょっとは重みも増すが、やはりまだ「歴史の人」にはなっていないため、たとえばロシェフーコーなどの箴言に比べるとずいぶん軽い感じがする。
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品物に対する人間のテーマは「多く持つ」ではない。「よく用いる」だ。
若者を友とする老人はよく笑う。老人を友とする若者はよく考える。
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困ったら自分を見ろ。最悪の敵も自分。最善の味方も自分。
他人の目を気にして自分の方針を変えるなんて自己否定だ。
怒りを鎮めてから普通の声で怒りを言え。
心を込めて自分を自分で誉める。これこそ人間の至福だな。
考えれば、人間って不思議な生き物ですね。屈辱を感じることで自分を変えるなんて。
脱皮しない人間は、自分の持つ大切なものを自分で死なせる。
人々は花見と言いながら、実際には花を見ていないのではないか。
好きか嫌いか言いにくい場合がある。だからこそ、どちらであるかを初めにはっきり言おう。でないと帳尻の違いが大きくなる。
全身全力を込めて正直に愛の手紙を書きなさい。すると、あなたの体内は大掃除をしたように清潔になり、そして文章を書くことについて最高の学習を経験します。
相手に「おれが負けた」と言わせるのが、「ケンカ」の極意ではないか。
自分で面白くないと感じたものに対して、単にそれを無視したり放棄したりするのではなく、なぜそれが面白くないか、その理由を考えて対処せねばなるまい。
敵だから、つぶすわけにはいかない。
100人がいたら、そこに100人の指導者がいる。
現在、他力依存主義で自分ではろくにやらないで、してもらいたがる者たちがうんと増えたのはなぜだ。
休耕という名で田んぼの荒廃が進んだ。それと一緒に日本人の心の荒廃が進んで40年。
境界が増えれば増えるほど、地球は息苦しい球になる。
七つの色が並んでいるだけでは、何も生まれないから、命が短いのよ。七つの色が組み合わさって力を合わせたら、いろんな素晴らしい色取りがきらめいて、虹は一日中だって消えませんよ。
長く生きたければ、わがままを少なく短くすることだな。
おれは、おれ自身の用い方をもっともっと考え直さないといけないな。
人間は死ぬ直前まで、希望を手作りして自分のハートで自分のカラダを叩き励まして生きないといけないな。
「ありがとう」と軽く言うのは、ありがたくないね。
名にサンを付けて呼び、ていねいに用を言うべきでした。
人類の生活にまともな筋を通すために、物書き職人は欠かせないな。
何かを続けるなら、よしんばどんなに小さくとも効果の確実なことをやらないといけないね、と自分に言い聞かせています。
疲れたら、おびえたら、思い切り声を出せ。