電子書籍
ストレス多き世の良薬
2018/11/20 14:13
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
枡野さんの本を読むと心が落ち着く。
甘やかすようなことを言わず、さりとて、取り澄ました説教の言葉ではない。
落ち着いた心を保ち続けることこそ幸福という
禅の教えをわかりやすく語っているからなのか。
ストレス多き世。本書を読んでいると、その処し
方が見えてくるような気がする。
まさに良薬のような一冊。
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人生のコツはいつだってシンプル
「禅僧にして庭園デザイナーの著者が教える、余計は思いを上手に捨てる42の考え方」
◆序章 なぜストレスは連鎖するのか
・心地よいことをする
→これがストレスを消す。心地よいことが生活リズムに入っていればストレスのタネは育つことはない。
<1>仕事の悩みを見切る
2 それは起こらないかもしれない
→どうしてもリスクが気になるとき
→リスクとは規定のなかで起きないかもしれないこと、実際直面してから何をすべきか考える。
「今」その瞬間を大切に。
5 しんどさは区切る
→いくらやっても楽にならないときは自分でご褒美を用意
7 その場で輝く
→隣の芝生が青く見えるとき
「大地黄金」
「努力により、自分の立っている大地が黄金に輝くように変わる」
<2>他者へのいらだちを手放す方法
12 そんなもんだ
→他人への不満がたまったとき
→禅ではどんなに理不尽と感じてもそんなもんだと受け止め、そのうえで心を前向きに転じていくことが大事
<3>心を忙しくしていませんか?
18 上司と部下という縁
→堪忍袋の緒が切れそうなとき
論語:過ぎば則ち改むるにはばかることなかれ」
→仕事はミスを重ね能力が磨かれる
→上司と部下という縁をいただき今の関係がある
23 上司を良薬とすべし
→嫌な上司に辟易したとき
先入観・第一印象は簡単に拭い去れない。
<4>自分で不安を作る人
→消せる人
<5>呼吸を整える
→すると体が整う
30 寝る前の簡単座禅
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<どんな本?一言で紹介>
部下のいる上司へ、禅から分かる 会社でのストレスを消す方法。
<どんな人におすすめ?>
会社でストレスを感じている人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
以下の心情において、どう心をもっていけばよいかが分かる。
・仕事にしんどさを感じているとき
・自分が活躍できる居場所がほしいとき
・会社で「ソリが合わない」がいるとき
・同僚に手柄を横取りされたとき
・ご機嫌を伺ってくる部下がうっとおしいとき
・部下をうごかしたいとき
・不安なとき
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.「心をそこに置く」。
「時間に使われている」のと「時間を使い切っている」のは大きく違う。時間を自在に使うためには、目の前のあることだけに集中する以外にない。
2.夜は不安を増幅させる。
夜は、心配事や悩みを心に入れないのが一番だ。眠りにつく30分くらい前は、自分の心地よいことをして過ごそう。落ち着く音楽聞いたり、アロマたいたり。
個人的には、漫画読んでます(寝落ち)。
3.息を吐ききる。
心にプレッシャーがかかると呼吸が速く、浅くなる。身体に余計な力も入ってしまう。そんな状態を立て直すために、「深呼吸」をしよう。
腹式呼吸を意識しながら、鼻から息をゆっくり長く吐く。大切なのは、吐ききることだ。
<感想>
「そんなんができたら苦労しないんだ」
と、正直思った。もっと深い内容が欲しかったところですが、後半は読んでよかったです。読みやすいですし。