紙の本
大悪魔な柊様のこの先は?
2021/03/01 00:03
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵は相変わらずですが、何故かクスッと笑える。
圭二郎の師匠とその仲間も正体不明だが、柊様の正体も相変わらず不明のまま。
今回から学校に通うことになった柊様。
計算ずくか、天然か人を操るスキルがあるようで。
早くも生徒達への侵食を開始。
自分でも分かっていないようだが、彼女の目的は一体?
幼馴染みの千弓はお馬鹿だが、それにしても扱いが可哀想。
大悪魔だが可愛い柊様。(絶対、小悪魔ではない)
次は何をしてくれるのか。
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柊様の僕が増えていくの巻。
いやあ、本当に純粋である可能性もないとは言い切れないけども……うむ…黒姫良きかな。
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柊様が通学しだしてから益々面白くなってきた!!自分が何者なのかを探している柊様はぶっ飛んでるけど筋の通った言動がカッコいい。柊様が起こす騒動に巻き込まれるうちに周りのキャラも自分探しを始める……
柊様の活躍がもっと見たい!!
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いきなりの学園編に(まあなるとは思ったが)驚いたが、究極生物がどーのの直後に臭気トラップが本筋になるすっとぼけ方&読者との地続き感が西森マンガ。圭二郎が自分の気持ちに気付く完全に理性的な流れと、千弓の予想外の話のそらし方が凄い。
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とてつもない巨悪との対決があとに控えていそうなのだが、高校に通い始めた柊の周りでは小悪が盛り始める。女の子の陰湿ないじめである。第2巻はほぼその小悪との対決編。小さな悪と戦いつつ、ラスボスとの決戦へというよくある構成なんだろうな、これは。
西森博之の人物造形はステレオタイプといえばステレオタイプだが、微妙なニュアンスが面白い。上から目線で反感を買って、今度は何をされても反撃しない柊が、最後に悪ぶりを見せつけると女子に少し人気が出た、とか。『天使な小生意気』では美少女の恵が「俺は男だ」と男の子らしくすればするほど女の子らしく見えてしまうのも不思議な展開だったが。
柊は時に高校生(かどうかはわからないのだが)とは思えない肝の据わり具合を見せたり、かと思ったら子どものように勝ち負けにこだわったり、魅力的な人間というのは複雑なのだ。それに対して、圭一郎は究極の真面目ボケのような造形で、いまのところまだちょっと面白くない。周囲の人物としては圭一郎の幼なじみの同級生・千弓が、柊に反発したり共感したり、うるさく立ち回って、あまり動かない圭一郎を補っているようだ。