投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前作、裸でも生きるの続編。前半は会社を立ち上げてからのあれこれ、後半はネパールでの新たな事業立ち上げの戦いを示した。
前作では個人の戦いがメインだったが、会社のフェーズが成長期に差し掛かることにより、ぶつかる課題に変化が出てきている点は興味深い。個人的には構成が残念に感じた。ネパール編では事業立ち上げがうまくいかなかった騒動にフォーカスが当たっているが、その後バッグからストールへ生産する商品を変更した重要な部分が、後記でサラッとしか書かれていなかった。ネパールでの事業がある程度一巡するまで、本を出すタイミングを遅らせた方がよかった気がしている。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
雇われとはいえ、途上国で働く者として、ネパール編は読んでいてしんどかった。
それでも歩みを止めず、今に至っている姿に胸を打たれる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
『重要なのは、途上国のために購入するというアプローチではなく、「かわいいものがほしい」「かっこいいものがいい」という人間の普通の欲求と真正面から向き合い、満足度を満たすプロダクトを作りながら、実は確実に途上国の雇用を増やし、社会の利益とつながっている仕事をすることだと思う。』
あっという間に拝読。マザーハウスの理念が好きでバック使わさせてますが、あらためて凄いブランドだとおもいます。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
何度裏切られてぼろぼろになっても、もう一度立ち上がって前を向き歩き続ける山口さんの生き方が本当にカッコいい。
ひたむきに、ボロボロになりながら自分の哲学にしたがって生きてる姿が日本でもバングラデシュでもネパールでも、いろんな人を惹きつけた理由だろうなと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
マザーハウス創業者のエッセイの2冊目。今回は、ネパールでのビジネスについて書いていた。おなじアジアでも、バングラデシュよりも国の文化や国民の意識が全然違って、ネパールはビジネスが育ちづらい空気が漂っていることに驚いた。作者は工場で仕事を作ることで雇用を生んで、働き方改革や従業員の可能性に彼ら自身に気づかせようとがんばっていてすごいと思った。でも、国民の意識を変えることは本当に大変なことだと感じた。やっぱり先進国による援助ではなく、いわゆる「魚の釣り方」である教育がいきわたって、国民自ら頑張る気持ちを育てないと根本の問題は解決しないのかなと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
貧しい国にはそれだけの理由がある。でも、生きる個人個人、働く人々にそれほど違いはないはず。そんな思いなのか、著者の途上国への思いはとても強いものがある。そして、思いが一つ一つ、確実に形になって行く所が、彼女のすごさなんだろう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
感動的だった「裸でも生きる」の続編。
前作がとても良かったので、こちらも読んでみました。
※裸でも生きる
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062816164#comment
多くの場合、2って、1ほどのクオリティーに至らないケースが多く、
この本も前半を読んでいるとそんな匂いも若干感じましたが、
後半のネパール進出あたりからグイグイ引き込まれていきました。
途上国でビジネスをするって一筋縄ではいかない…という当たり前の事実に直面します。
それでも、儲けを超えた意義を見つけ出し(ただし儲けを度外視する訳ではない)、
奮闘する著者の諦めない志と行動力からは
どんな人でも何らかの学びを得られるのではないかと思います。
3も文庫になったら、読んでみたいです。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
情熱大陸への出演、ネパールへの進出…注目を浴びるようになった後も、常に現場で悪戦苦闘。途上国で蔓延る「裏切り」にも負けず、とにかく突き進む。こんな28歳(当時)がいたのか…と、30歳の自分は思う。私も歩み続けよう、夢のために。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
1冊目に引き続き壮絶な物語だった
手探りで始めたバングラデシュとは違い、
背負うものが増えた状態でのネパールは
違ったしんどさがあったんだなということが
ひしひしと感じられた
改めてマザーハウスの商品好きだなと感じたし、大事にしたい
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
2023.08.13
個人的には途上国とともに!みたいなノリは好まない。しかし、そのことと、本書文庫本が刊行された2015年以降も「マザーハウス」が商売として成り立ち続けていることには素直にすごいと首を垂れる。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ネパールでの裏切りなどをマザーハウスファミリーと乗り越えていく力強さに勇気をもらった。
これからもマザーハウスのファンであり続けます。