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横溝正史にハマって、10冊目くらいに読んだ本。
それまでは風景や死体描写の美しさにみとれてたんだけど、10冊目にしてやっと横溝正史の醍醐味は人間模様だ! て事に気づきました。
金田一耕助の最後の台詞がなんとも言えず甘酸っぱい。切ない。ジュワァッと心が濡れます。
畑違いだし失礼かもしんないけど「ルパン三世カリオストロの城」銭形のとっつぁんの最後の台詞に近いものがある。ルパンも大好きだから怒らないで!
読み終わっても、手毬歌が耳の奥から聞こえてくる。
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これまたあまりにも有名。「家の裏の洗台に 雀が3羽停まって、1羽の雀の言うことにゃ〜」の唄、今でも歌えます!(笑)このオドロオドロしさは最高!結局、人はしがらみからぬけれないもんなんだなぁ・・。私は歴史の浅い道産子だから本当に興味深い。
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ミステリが好きになった契機の本。古本屋で昭和に出た角川文庫の、杉本一文のカバー絵が表紙全面に載っている本を探しては買い漁っていました。
シリーズ中、最も好きなのが「悪魔の手毬唄」(次点で、八墓村)死体の美しさは、同じ見立て殺人の「犬神家の一族」にやや引けを取りますが……わらべ唄と云うアイテムが良い!
横溝はねっとりとした緊張を巧く書く作家だと思います。うんざりするような湿度は、独特。
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緑三〇四 2
これも舞台は岡山県。角川映画にもなり横溝作品の中でも有名なもの。金田一耕助の推理が光る。昭和30年7月から8月頃のエピソード。1971/7初版
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いわゆる童謡モノ。まあまあ面白かった。
「グラマーガール」って言葉が時代を反映していて苦笑。【0509古】
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獄門島や犬神家と並ぶ見立て殺人の名作。アガサ・クリスティーもよくマザー・グースを見立てに使うけど、こういうの好きなんですよね。
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横溝ですね。
書かれた年代を考慮すると見事、といえます。
最近のものと比較するとw
ただ、以前どこかで聞いた、推理小説の原則-読者なら誰でも犯人を知ろうと思えば知れる小説でなくてはならない-という原則は守ってる気がします。
暇なら中古屋などで探してみては?
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岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。この地に昔から伝わる手毬唄が、次々と奇怪な事件を引き起こす。数え唄の歌詞通りに人が死ぬのだ! 現場に残される不思議な暗号の意味は?
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小学生の頃か?金曜ロードショーなんかでやってた石坂版はほんとにこわかった…オープニングだけで夜寝られませんでした。三つ子の魂というのか、そのせいで実は怖くて読めなかった横溝作品。リニューアルしてるのを見てうっかり買ってしまったけど、やっぱり怖くて一晩読めなかった…(笑)とんでもねえ陰惨な事件なのに文章が美しい。人物がかわいらしい。御手洗潔を初めて読んだときのことを思いだした…ミステリってこういうものだよな、としみじみ思う作品。映像よりはましだけど、ヘタなホラーよりよっぽど怖い。
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私の大好きな見立て殺人です!!
手毬唄になぞらえて次々に殺されていくんですが・・・
かなり長めの話で、小学生のときは一度挫折しました。
結局、中一のとき読み返すことができました。
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雰囲気勝負。この得体の知れない怖さにぞくぞくする。
冒頭から柳田國男が触れられているので買ったんだけど、民俗学の草創期に取り上げられたムラっていうのは、きっとこんな空気を纏っていたんだろう。一つの学問の対象となるのもうなずける。閉鎖された空間と、排斥の対象となる異人。おぉぉ…
最後の警部がカリオストロの銭形なみにかっこいいんですけど
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横溝正史はやっぱり面白い。
でも登場人物の関係をちゃんと覚えて読んでいけばもっと面白く読めたはずなのにー流し読みイクナイ。
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図書館。
「八つ墓村」の王道光線にやられてしまってつい借りてしまいました。
これまた王道。
読み出したらもう止まりません。
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ドラマがきっかけで読みました。
ドラマの放送のあとだったので、なかなか手に入らず大変でした。
小説のほうが色々想像してしまうので、話がわかっているにも関わらず、怖かったです。
悪魔の手毬唄というタイトルからすでに怖いですが(笑)
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サンショウウオについて「笑うものはなかった」って書いているのですが、私は笑ってしまいました。
男の死体が女の棺桶に押し込まれて、「死後の結婚になるのではないかと言えば、遺族の怒りを買うだろうか」という旨の文も面白かった。そりゃ買うでしょう、普通に。
時代の感じが不気味な中にも所々ユニークに感じられ、横溝先生の軽快な筆の走りを感じました、そのへん。