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前作「萩原重化学工業連続殺人事件」のシリーズ第2弾。
ミステリーではなくサスペンス?
謎の父からの莫大な仕送りで母と生活してる心臓手術を行った男A。
若くして執筆した小説が売れて、小説家を目指すが2作目以降一切売れず、自分の方向性を見失いつつある男B。
共に人間関係に歪みを持ったAB2人の視点で物語が展開する。
Aは記憶喪失の女性と出会い、Bは小説のファンである女性と出会う。
Aは母を殺した犯人を追いながら、手術をした病院と両親の謎に迫り、Bは今までの恨みを、ある人物の暗殺に向ける。
そしてAとBの物語が交錯する。
病院と萩原重化学工業の関係があり、「安藤直樹」シリーズとも関係が?
次回作が楽しみw
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「萩原重化学工業」シリーズのようです。王道ミステリからはやや外れ、ホラー要素や超常的なものなどが絡んだミステリ。とりあえず前作を読んでからのほうがいいんじゃないかな。
あまりに壮大な策略ととんでもない事件の真相には絶句。そしてラストに判明するあの事実。かなり重いです。シリーズとしては、今後の展開も気になるところ。
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一見何の繋がりも無い人々が、ラストに向けて収束していくのが浦賀流。最後のどんでん返しもさすがの一言。ついに出てきた安藤君が気になります。続きを早く!
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なんというか、もしかしたら傑作かもしれない。
しかし、浦賀だからこその作品ですね。
もしかしたら動き始めたのでしょうか?
安藤直樹が登場しましたね。まだちゃんと登場していないですが…
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「義務だったり、不自由だったり、人間はそういう諸々の制約の中で生きている。食うために働くのも、勿論それが生き甲斐になっている人もいるだろうけど、大多数の人間は仕方がないからやってるんだ。働かなくとも生きていける。金が空から降ってくる。そういう人生を選択出来るとしたら、多くの人間は諸手を挙げて喜ぶに違いない。でも、それで人間は一つ不自由を失う。俺達は、毎日買い物をして過ごしている。別に派手に遊んで暮らしている訳じゃないけど、金を稼ぐ生活費ではなく、金を使う生活であることは確かだ。そんな俺達はーどうして一緒にいるんだろう?」今回も面白かった。それにしても、これは全体の中のどこに位置付けされているのだろう?安藤は一瞬しか出て来ず繋がりがまだ見えない。
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前半は心理描写が多く、やや退屈。
終盤の伏線回収は圧巻。
他作品との繋がりが気になりすぎる。
続編まだかなー。