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初期の短編作品はSFとしての骨格が際立ってる印象。後の直木賞候補三部作(!)のような緻密な世相描写や人情話っぽさは少なめ。でもやっぱ星新一さんよりは半村さんよりな感じが好きだな。
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・がっつりSF
・ちょっと物悲しい
・皮肉
・頭使う(疲れる)
・オチは弱い(というか暫く考える)(疲れる)
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タイムマシン関連のショートショート集。好きなのは、Once Upon A Time Machine、オン・ザ・ダブル、タイムマシンはつきるとも。筒井康隆の解説にもあるとおりキレの良さ。
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化石の街に行ったらどうなるのかな、とよく考えていた。
タイム・パラドックスものも面白い。けど、解説にも書いてあった通り、星新一を真似て頑張って書いてるところはなんとなく悲しくなった。
マイナス・ゼロがもっと早く認められていればよかったのになと思う。
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タイムトラベルものを中心にしたSF短編集で、直木賞候補として評価される前の作品集。
いろいろな所で書かれているが、なるほど星新一と並ぶ、もしかしたらそれ以上のSF作家かもしれない。
特にタイムパラドックスを最も意識した作品が面白くもありかつ難解だ。
「もの」も面白かったが個人的には「異聞風来山人」が好きで、平賀源内未来人説を作品にするとこんな感じなのかなぁと納得で、短編だけではもったいない気もする。
やはり1960〜1970年代に書かれたというのが驚きであり、個の作者が早くに亡くなられていたということは残念である。
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うーん、あんまり私にはあわないのかも。途中でなんとなく落ちがみえてしまう。
1ページを二段構えにしたのは、新しい。
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タイムマシンにこだわり。パラドックスに対しての考察。多元世界パラレル理論より、「自己修復」という考えに納得。早世が惜しまれる。
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時間論やタイムマシン論が好きなのだが、タイムマシンに関するすぐれた小説が載っているということで借りてきた。
SFな短編が詰まっている。『ザ・タイムマシン』で語られる時間についての言説は非常に興味深い。
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夢があるなぁ〜。
この作品が書かれたのは60〜70年代。
このころにここまでのSFが書けるのはすごい。
ベルヌを読んでたのかなぁ。
ドラえもんが好きな人オススメです!
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第75回アワヒニビブリオバトル「おうち時間DEビブリオバトル」1時間目 算数で紹介された本です。オンライン開催。
2021.05.02
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タイムマシンについて公演するムテン博士。いろいろな事例を上げたところで、ある男を演題に呼ぶ。男は昨日ムテン氏を殺そうとしたらしいのだが、その理由がその日のうちにムテン氏が事故などで死ぬという記録に従うべきだという未来人だった…。
傑作『マイナス・ゼロ』の広瀬正の書く、タイムマシン物を集めた短編集。タイムマシンの構造から、タイムパラドックス、親殺しのパラドックスなどありとあらゆるタイムマシン作品を集めたもの。
表紙が和田誠だったり、タイムマシンと関係のないショートショートが載っていたりと、星新一を彷彿とさせる作品が多い。数作に置いては、2つのシーンを同時に描くという、本を上下2段に分けるという荒業をやっており、電子書籍泣かせの実験作を含む。
しかしながら、星新一のように大きなストーリーだろうと高をくくって読んでしまうと、けっこう細かい内容だったり、日露戦争の海戦については、ある程度の知識を読者に読み取ってほしいと思ってるんだろうなあというようなものもある。
少なくとも、タイムパラドックス系は、本人も紙面上でこねくり回して、自分の中でもディスカッションしつつ楽しんでいるのだろうなというところもあり、サラッと読むと、あれ?なんだっけ?となる作品も多い。
ただ、全体にドライだがしっかりした骨を持った作品ばかりであるので、それぞれ短いなりに、かなり読み応えはあるだろう。
難を言うなら、タイムマシンものばかりというのが、ちょっと辛いかな。
ハインラインの入手困難らしい作品『時の扉』の解説は、流石に飛ばした。原作を読めればいいんだけどね。
解説は筒井康隆によるかなり重厚な広瀬正論で、SF読みにはかなり嬉しいのではないか。
ただひとつ、「H・G・ウェルズ」のH・Gが「ヒラガ・ゲンナイ」というオチを期待してしまった…。
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文章がしっかりしていて、面白く読めました。
以下は収録作品一覧。
ザ・タイムマシン
Once Upon A Time Machine
計画
オン・ザ・ダブル
異聞風来山人
敵艦見ユ
二重人格
記憶消失薬
あるスキャンダル
鷹の子
もの
鏡
UMAKUITTARAONAGUSAMI
発作
おうむ
タイム・セッション
人形の家
星の彼方の空遠く
タイムマシンはつきるとも
地球のみなさん
にくまれるやつ
みんなで知ろう
タイムメール
付録『時の門』を開く