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瑞希の部署移動から。先輩には裏切られ、いつまでたっても瑞希は一人で戦っているようで、過去2作品とは大きく違うところだなと思う。見合いの話と核融合の話がひとつにまとまって行くさまは、気持ちが良くて一気読みできた。なんにせよ、上司に裏切られなくて良かったなと思う。
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研究不正を追求する、より高度で専門的な部署に異動になった水鏡瑞希が次世代エネルギーと目される核融合研究の検証に取り組んだ矢先に不可解な出来事に巻き込まれることになります。
1~4作では瑞希が仕事上で研究の検証に携わることで不正を暴いていく形式でしたが、今作はその形式が変則的になっているため、瑞希に接触してきた女性や謎の男たちに誘拐される等の不可解な出来事に巻き込まれ、相手の目的や素性を解いていくところから始まります。瑞希の身の上に起きた出来事、彼女と関わることになる女性上司が検証している核融合研究等の一見バラバラに思える事柄が順番に解き明かされて解決に向かうラストでした。
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水鏡瑞希5冊目。今回は核融合に関する内容。AIによる研究可能性の評価は今後実施されそうですが、最終的にそれを評価するのは人でなくてはならないですね。研究実施可能性によるインサイダー取引を逆手に取った研究者・文科省職員のやり方は「悪い奴!」と思ったが、なかなか賢いな、とも感じてしまった。最後の上司の米谷と対峙する場面、米谷が白か黒かを判断する瑞希、判断推理を解くよりも、瑞希の人間性が勝った瞬間だった。でも、米谷の行動には違和感はあったかなぁ?今回も瑞希の「遠山の金さん」、遠山桜は今日も大活躍でした。
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今回も楽しく読ませていただきました。今回は主人公が結構危ない目に遭って以前のシリーズとは大きく違ってました。又最期の部分も違ってました。只面白く読書スピードは早くそれだけ良い作品で有りました。しかしやはりシリーズ当初の爽快感は薄れつつ有ります。
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このシリーズ、第1巻は最高だったけど、巻を増すごとにリーダビリティが衰える。この第5巻は、途中で挫折。。。
再読。確かに面白いんだけど、読むのは難しくて大変。