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大学で課題として紹介された本。
必ずしもすっきりはしない。むしろうじうじと…。
たぶん秋江にも自覚はあるんだろうけど、現実よりも空想を見てしまう男の悲哀。とか言ってみる。言うまでもなく作者は男性。
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この作家の心情が手に取るようにわかる。どこまでも自己本位なのにも係わらず共感をしてしまう。多分それは僕ら男の持つ根源的な女々しさを露呈させているからだと思う。自分の女々しさに自身のある方は是非お読み下さい。
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別れた奥さんへの手紙で、今の恋愛、しかも水商売の女性について、つらつらと書く。
すべてを受け入れてもらえると思ってる男の人っていますよね。いらっとする。
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ダメ男が風俗嬢のダメ夫の話を聞いて、ダメ出しをするダメダメさがいとをかし。
同じダメ男ですが、暴力はいけないと思います。
中途半端にちょん切ってるとこがなかなかの焦らしプレイ
男のくせに女々しい。
…と思いながらも、男ってそんなものではないですかね?あれ?俺だけ?
女性に好きなタイプ聞くと「優しい人♡」って言うけど、雪岡さんはだめですか?
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あまりに私的な。恋ってこんな感じ?否、情けなさすぎでしょう。別れた妻になぜこんな手紙。実の娘が後書きを寄せていて結局ハッピーになったのね、と。
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【オンライン読書会開催!】
読書会コミュニティ「猫町倶楽部」の課題作品です
■2021年11月9日(火)10:15~12:00
https://nekomachi-club.com/events/097cf50a1cf0
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主人公は、女性に翻弄されているように見えるが、なるべくしてそうなっているし、女性も女性らしいところが出ていて、表面的だという評もあったようだが、よくできた作品だと思った。