紙の本
期待外れ
2015/09/21 19:33
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:loth - この投稿者のレビュー一覧を見る
Wikiに書いてあるような事に、作者の意見を少し塗したような内容でした。
(島の歴史、島に関するエピソードなど)
島のチョイスは良かったですが、上記理由の為、新しく得られたことは何も無かったです。
前半の各島の紹介記事、後半の島に関する各雑記、何れもすでに知られている内容で、作者自身が体験した事柄も少しありますが、その内容も「薄い」です、、、
正直、こんな内容でお金とるのか?な気持ちです。
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ワクワク感を求めたが、それほどワクワクしなかった。それぞれの島についてもう少し掘り下げたり、行き方、また近隣の島との位置関係をわかりやすい図式化にするなど、ワクワク感を演出する工夫の余地はあると思う。
とはいえ、秘島に接する一つのきっかけにはなったので、これから自分でアレヤコレヤ調べてみたいとは思う。
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知らない島が一杯。写真も多くてロマンスを掻き立てられる。
こうやってみると日本は広い。南硫黄島、孀婦岩、沖ノ鳥島、もう行ってみたいところがたくさん。解説は少ない気もするが、コンパクトによくまとめられているし、出典もしっかりしているので、読む楽しみも増えました。
改めて、悲惨な歴史もあったのも分かったし、中々いい本でした。少し装丁が地味かな。個人的には嫌いではないが。
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秘島とは日本の「超」孤島。無人島で交通手段もない厳選33の秘島から、今の日本が見えてくる! 島の忘れられた歴史から、国境問題・海洋資源の問題まで、本邦初の「行けない島」ガイド!
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日本の離島についていろいろなデータとともに解説されている本。
いってみたいなあと思う島がたくさんありました。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4973476.html
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日本にある島の数は、約8600だそうです。そのうち、絶海にあり、まず行けない島を厳選し紹介しています。秘島巡りをのんびり楽しむつもりでしたが、様々な歴史や現状がありました。本土攻撃の防波堤を務めた激戦の島、戦前は鉱山の採掘現場だった廃墟、米軍の訓練爆撃に曝されている島など、痛ましい物語がありますね。一方、西之島にはロマンがあります。新しく生まれた島は、鳥たちが運ぶ種子から始まる生命のドラマを観察できることでしょう。
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現在無住である、あるいは無住に近い島を取り上げた本。ただ取り上げるだけではなく、その歴史を通して、日本人のたくましさ、あるいは昔の熱病のような時代を振り返る。
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離島はアホウドリと燐鉱石の収奪が集中的に行われていたことを知る。
アホウドリが一人で1日に200羽も殺され、10年で20万匹にもなったということに驚いた。
見たり上陸したりしたい島、多数。
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〈目次〉
第1部 秘島 ガイド編
忘れられた島
"いちばん"の島
忘れられない歴史の島
行けないけど無理すれば行ける?島
もう一つの「秘島」
夢の秘島
番外編
第2部 秘島 実践編
〈内容〉
図鑑とは銘打っているが、網羅してあるわけではない。著者の目に叶った島だけが紹介されている。架空の島を含めて31。著者が上陸できた島はとても少なく、そういう意味では物足りない。が、かなりの文献に目を通したようで、その点では信頼のおける作品である。
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小さな島の物語から、国境や海洋資源の問題まで。島国・日本の本質が見えてくる、33の秘島ガイド!(Amazon紹介より)
「秘島ガイド!」と紹介しておきながら、現在まともな手段で行ける島はほぼありません笑 しかし、驚きなのはそのような島にもかつて人が住んでいたという事実があることです。「DASH島」もその一例ですね。
島は不便ですし、仕事も少ないので、今後も人口減少が続くと、無人島がどんどん増えていくのだと思います。それは自然にとっては良いことかもしれませんが、領土を形成するという意味で、国としては問題もあると思います。誰かに不便を強いることはできないため、一極集中が進むことはやむなしなのかもしれませんが、悩ましい問題だと思います。
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秘島って、ほんとに有人島ですらなかった。射爆撃場の島の写真とか、なかなか見る機会ないから興味ぶかかった。名称がどんどん岩→島に変わってるとか、最新の情報がいくつか分かって面白かった。
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何でこの人は島を旅したいと思ったのかと思いながらパラっとめくり。
「何でやりたいかなんて、理由なんてない」と誰かが言ったのを読んでるうちに思い出した。
面白い事やってる人だな。
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普段生活している範囲とは違う非日常感。日本にこんな場所があるんだなと面白く思った。普通に生活していると、考えることすらない場所。「行くことのできない島」が日本にはたくさんあって、それぞれに歴史がある。どこかセンチメンタルな気分になる。
ざっと印象に残ったものを箇条書きする。
・島の開拓の歴史。
・アホウドリの乱獲、自然破壊。「◯◯鳥島」という名前が多いが、昔はアホウドリが多くいた。
・海底火山の活動により、20世紀だけでも小笠原諸島で新しい島が3回出現している(どれも波の侵食で消えた)。
・島の過疎化、島民の離島による無人化の歴史。
・大野原島は、リポビタンDのCMのロケ地になっている。
・「岩」と「島」の違い。「岩」には排他的経済水域は認められない。中韓の漁船の違法操業。
・秘島に漂着してしまった人の漂流記。
読み終わってみて、「秘島」というものは不思議な魅力を持っているんだなと気付く。非日常感が楽しいのかもしれない。行くのが難しく本島とは隔絶された環境だからこそ、独特の歴史があって、それも面白かった。
色んな資料の名前があげられていて、深く調べることもできそうだ。とりあえず、吉村昭の『漂流』を読んでみたいなと思った。
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無人島など日本国内にある「行けない島」のガイドブック。とても興味深い島の数々なのだが、読んでいると旅情を通り越して、無力感や寂寞感といったものを感じてくる。
孤島。無人島。もし実際そこに行ってしまったら、飢えや孤独や恐怖で頭がおかしくなってしまうかもしれない。「島」というものには常にどこか旅情を掻き立てられるものがあるが、都会人が簡単に「憧れる」とは言ってはいけないものがあるような気がする。
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聞いたことのない島がたくさん。しかし、どの島にも歴史があり、日本史や世界史にも引けを取らない。大体は侵略、生物の絶滅など悲しい過去ばかりで、その傷跡生々しい写真には目を覆いたくなる。人間のエゴで島を壊していいのか?