紙の本
素晴らしい
2020/05/29 18:56
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投稿者:benai567 - この投稿者のレビュー一覧を見る
知識を豊富に有するお二人が正しい情報の入手方法について、詳細に紹介されているので非常に説得力のあるものになっていると思います。
膨大なネットの情報から正しい情報を選別するのは難しいので、「ネットは「上級者」のメディア」だという指摘は、スマホ等からアクセスしたネットニュースなどを主たる情報源としている人々にとって、特に傾聴に値するのではないでしょうか。
是非とも多くの方に一読していただきたいです。
紙の本
知識と教養の身に付け方がわかります!
2018/10/13 11:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、教養人として有名な佐藤優氏、池上彰氏がどのようにしてあればだけの知識と教養を身につけたのか、彼らの新聞、ネット、雑誌、書籍の独特な読み方を公開した作品です。これを読めば、私たちが常日頃、どれだけ無駄な時間をつぶしているかが分かります。そして、ここに書かれたことを実践するだけで、一気に日常が変わり、それとともに、知識や教養が見違えるように身につきます。ぜひとも、多くの方に読んでいただきたい作品です。
紙の本
読み比べる必要性
2017/03/01 23:52
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投稿者:しん - この投稿者のレビュー一覧を見る
知の巨人と言われる二人がいかに幅広いメディアの中から情報収集しているのかがよく分かった。彼らと同じ事をするのは難しくても、少しでも真似できることはある。
特に新聞を複数読み比べていくことは是非ともやっていこうと強く感じた。
情報感度を上げていきたいと意識を高めてくれた良本です。
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投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上彰さんと言えばよくわかる解説で有名ですが、この本も最高にわかりやすいです。
毎日生きていく中で必要な知識がたくさん得られるのでみなさんも読むべきです。
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現代の『知の巨人』お二人の情報活用論。対話形式で、楽しそうな雰囲気が伝わってくる。
目新しい無いようではない。でも、お二人の情報に対する揺るがない意識の高さと、新しい手法は取り入れつつも、愚直に基本を貫く姿勢に脱帽。これがなかなかできない…。
情報過多の現代だからこそ、役に立つ1冊。
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「池上彰×佐藤優」の対談本は欠かさず読んでいるが、今までとは異色の、howto系の本である。
情報の得方や咀嚼方法がこなれ、かつ、一般の人にも実践できる体で書かれており、非常にお勧めできる内容となっている。特に、ネットや雑誌の活用方法は今まであまり語られることが多くなかったので、ここだけでも参考になる。
これらの本は実践しなければ意味がないので、さっそくできるところから行ってみることにする。
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新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意とあるように、あの2人の活用している情報網と使い方について述べられている。1日24時間というのは大富豪だろうが貧乏人だろうがみんな同じ中で、時間をどう活用しているか気になる2人だけに興味を持った。
最初に、2人の研究室、仕事場、読み方、書棚、仕事アイテムの写真が載っている。2人でそれぞれ違う点があった。それは、佐藤は、新聞の約8割を電子版を利用するのに対して、池上は新聞10紙を紙で読んでいることだ。
今、いろいろなスクープで話題になっている週刊誌に関して、影響力の大きさを認めつつも、週刊誌の問題点について指摘している。それじゃ、「正しい情報」をどうやって判断するかだ。キャッチ―な見出しで人々の関心を持たせて買わせる手法をとっているので、どこかの役所のように有罪ありきで「シナリオライター」が作成した筋書き通りに事を運ぼうとして、正確さに欠けることがある。
ネットに関して、「上級者」のメディアとしている。その理由は、1次情報よりも間接的な銃砲が多く、自分の好みの情報のみを拾い出してしまう傾向があるから。紙の新聞や雑誌ならつい関係ないものまで興味を引いたらつい読んでしまうが、ネットにはそれがないだけに偏ってしまう。
2人がチェックしている情報源についても掲載していて興味深い。
「要は、真似をするのではなく、自分流のスタイルを構築すること」と池上が述べているように、情報に支配されるのではなく、情報を使いこなす側になるのが重要だと思い知らされた。
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知的に優れた方という印象の二人のインプット方法がこれでもかと紹介されており、刺激されずにはいられない。
タイミング的にも年末年始に発売されたこともあり、この本から感化された人は多いはず。
自分もやってやるぞ!と思っても息切れすることはあるので、そんな時に栄養ドリンクのように浴びようと思います。
この本のおかげで積ん読していた本がキラキラしています。
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日々の新聞の読み方の参考に、と思って購入。
彼らが「仕事」として日々書き物をしていることを踏まえて。
情報を多角的に得ることを徹底していることや、あまり見ない「雑誌」という観点での情報収集や分類、など。
とにかく膨大な量のインプットがなされており、目的を持っての収集が多い。
あとは人からの情報収集。
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さすがに知の巨人お二人の日々の取り組みはすごい
ただ、俺にはちょっと無理なので、さらっと読んだ
感心したのは、歴史関連本の説明だけかな
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様々な文字情報メディアをどう活用すべきか。それを、知の巨人である池上彰と佐藤優が対談形式で教えてくれる。
新聞と雑誌の活用法はとくに参考になった。本質に届きやすく、かつ効率が良い情報収集の仕方があることを教えてくれる。
学びにも創意工夫、PDCAが効いてくることを実感した。
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本屋でパラパラと読んでいたら共感する部分が多くあり、知の巨人の2人のインプット方法を知りたいと思ったため購入。
どのように情報をインプットするか。という点が対談形式でまとまっている。何となく感じていたこと実践していたことをこのお二人が対談するとより説得力が増し。やっぱそうだよね。と思える本。
ちなみにこの本を読んでから改めて所感を記載することを決めた。
□所感
・新聞で今を知り、本で基本を学ぶ
・今は日経しか読んでないが朝日(GLOBE含む)あたりを購読してみよう。
・ビジネス雑誌も読むべき(東洋経済/週刊ダイヤモンドくらいは)
・ネットはなるべく断つ。何よりも、検索等をし時間を消費してしまうのが危険
・どんなジャンルでもベースとなるタネ本は3冊程度
・「熟読」「超速読」「普通の速読」熟読は月に 300本読んでても5冊くらい
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もう3年前に読んだ本だが、年末の蔵書整理のために再読斜め読み。
二人の知の巨人が、これでもかと知の技法を披露しあう。軍配は、佐藤優氏にあるように感じる(勝ち負けではないが)。さすがの池上彰氏も佐藤氏の守備範囲の広さに、途中から圧倒されている感がある。
二人の共通点は、様々な媒体を利用し、その媒体の中でも例えば新聞では何紙も目を通す。一方にバイアスがかからないように気を付けていることがよくわかる。
古典まではわかるが、教科書まで。学生時代、教科書ではなく参考書、塾・予備校のテキストを重宝してたが、本当は教科書に真髄があるのかと。学生時代はそこまでわからないし、教えてくれない。
大変参考になった。
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長女が肺炎で入院している時、待ち時間に読んだ本。
年末年始休暇で、2017年の勉強の仕方についてなんとなく考えていた時期なので、強く背中を押してくれる一冊となった。
新聞のお試し購読を開始した。手っ取り早く、朝日と読売をチョイス。
実店舗に本を眺めに行く機会を増やす。
本を読んだら、内容について自分の頭で考える時間を作る。歩いている時がいいのかもしれない。
スタディサプリを使って、ニュースや本を理解するための基礎知識を身につける。
以上を具体的に試してみることにする。
結果は、1年後のお楽しみ。
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2016年刊。
最近は、この種の本は殆ど買わないが、立ち読みで惹かれたので購入。
当然ではあるが、本書の内容は、2人の既刊の書とかなり被るが、新規情報と元気をもらうべく(少々疲れ気味か)読了。
いわゆるスマホ情報時代の特徴が語られるのが新奇な点と言えそうだ。
個人的には、酒とネットとテレビは読書の敵であり、ネットの最大最良=最悪の窓口であるスマホ断ちを徹底すべし、との指摘が印象的だ。
テレビ断ちという観点から見れば、ドラマは皆無(大河ドラマで一部面白いのだけは例外だが)、ニュースとサイエンス、あるいはNスペの一部しか見ていないが、さらに、つまらぬ作品の多さに辟易しつつあるアニメーションも減らそうという気になったところ。
結局はその見極めこそが大事、という当たり前の事実に気付かされる。
さて、ネット特有の問題に関しては、以下の指摘が気にかかる。
すなわち、勝手に分析・選別されて情報が偏っていくネット検出情報。割と自覚的ではあったが、ここまであからさまに指摘されるとなると、かかるネットによる情報の選別機能は最悪だ、と感じさせられる。
一方で、情報の裏取り、正確性という観点で、全般的に否定的に見るべきネット情報であるが、その中では、百科事典的なサイトとしては、信憑性に難の大きいwikiではなく、有料だが辞書・百科事典サイトの有用性を指摘している点が、今日的と言えそうだ。
そして、dマガジンもまた同様である。何より安価という点が素晴らしい。ただ、これに関しては、スマホよりも大きい画面で見れた方が読みやすいかも。
その他、文字媒体自体の効用としては、例えば、騙されないためのミステリーの意義、書かれた地域相・時代相を把握するための小説という、さほど新奇とは言いがたい情報に加え、語学の学習法として、S氏は現在も、1日2時間は専門のロシア語に触れ、例文暗記の重要性を説いている。
となれば、1日3時間は英語に触れる要ある○○○、ということになるのだろう。
さて、巷の読書力の低下の、判りやすい例として挙げられるのが、加藤周一著「読書術」である。
これは、1962年には、光文社カッパ・ブックス刊行されている。これはインテリ層は読まないレーベルであったが、今や、その「読書術」は、岩波学術文庫所収になっている。
もちろん、岩波学術文庫のレベル低下とも言えるが、総体的に50年間で知的レベルの劣化が顕著にという変化軸もまた読み取れよう。
まぁ、売らんかなとし過ぎるため、簡易化が亢進する書籍販売姿勢の問題も多々あるのだが…。