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・新聞の大切さを改めて感じる。
- 記事の俯瞰性はテレビを見るよりも早く世の中の全体像をつかむことができる。
- ネットニュースよりも信頼性が高く、新聞はその他のメディアの一次情報になっていることが多い。
・雑誌はどんなことが起きているかを「知る」こと。より深く「理解」するためには書籍を購入すること。
・雑誌はdマガジンを利用するのが良いかも。
・ネットは網羅性に欠ける。書籍のほうが効率が良い。
・クラウドをゴミ箱にしない。まず保存するに値するかを吟味する。保存する前に、内容を理解してから保存すること。とりあえず残しておこうは意味がない。保存する目的は、後でその情報を使う為だから。
・この本は後ほど購入候補本の辞書として使用したい。
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池上彰氏と佐藤優氏が対談形式でどのように数多の情報を取得し整理しているかを紹介し、読者に呈示していく。新聞・雑誌が中心であるということは予想していたが、なぜそれが中心になるのか、さらにそのバックボーンを支えるための本の読み方、教科の抑え方まで踏み込んで書かれていることがとても納得感が高く良かった。基礎体力が無い内は、新聞雑誌を読んでも挫折しそうだなと感じていたので、ほんの読み方、スタディサプリなど教科の復習方法まで指南していたのがとても有難かった。
読み方を習得するのは時間がかかるけど、地道に行えばお二人までとは行かなくても、自力で読み解きまでできると思える良書。
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この本を読むと新聞が無性に読みたくなりますね。
新聞に対するイメージも変わりました。
その他、全てが参考になるわけではないけど
ネットに関してはその通りだと思いました。
その中の1つでは
・ネットは上級者のメデイアといわれてます。
何故なら
新聞や雑誌が持つ、編集と校閲という重要な機能が欠如している。
誤字脱字どころか事実関係を間違えて裏を取ることもなくツイッターなどで拡散してしまう人も少なくない。
同じニュースを読むにしても、新聞社の無理サイトを見るのと、新聞紙面で読むのとでは、取れる情報量が全く違う。
そもそもネットで入手できる情報の多くが2次、もくしは3次情報。
速報性が高くうまく使えば便利で有益なツールになる反面、時間を浪費したり、ノイズ情報に惑わされる危険性もある、諸刃の剣。
という事ですが、ツイッターなんか見てると安易過ぎですよね、自分も含めてだけど…
もう1つは
・ネットにはプリズム効果があるとも言ってます。
自分が知りたいことや自分の考えを補強する情報が欲しければ、いくらでも見つけ出すことができる。
ツイッターなどでは自分が選んだ人の言説しかフォローしないわけですから、特にその傾向が強い。
関心のあることは詳しくなるが、それ以外はまるで知らないまま、どんどん視野が狭くなる。
自分の考えに近いものが大きく見える。
という事で、ネトウヨになる人はコレが原因との分析もありました。
視野が狭過ぎって事でしょうね、きっと。
視野が広がると、ツイッターなどで安易に批判的な発言は恥ずかしくてできなくなりますよね。
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ネットニュースの付き合い方が興味深かった。
ネット検索は真実にたどり着くにはかえって時間がかかるということで、ジャパンナレッジをチラ見。
しかし、たけ~w
それだけの価値はあるとは思うのですが、一介の主婦にはスペックオーバー。
あたりを眺めていたら、携帯版があり、安かったので契約してみました。
が、サイト移行が落ち着いてないのか、いまだ見れずw
あとでゆっくり試すとして、これからはググる前にジャパンナレッジ携帯版で検索してみようと思います。
ネットニュースは、ヤフーニュースは娯楽、と書いてあったけど、とりあえずとっかかりとしてはいいのかなと。
広く浅く。
うちは日経1紙購読なんで、お勧めの朝日デジタル読んでみようかな。
これもヤフー経由だと安いですねw
日経も難しいって書いてあったけど、最近は随分親しみやすくなったように思います。
予備知識があまり必要ない読み物系が多くなったのかなと。
池上さんもコラム書いてますしね。
とにかく、手間と金がかかった情報が最良、という結論を受け取りました。
一片でも真似してみようかと思います。
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エリートは朝日新聞を読む。東大生は歩きスマホをしない。
が、目新しい情報。「ジャパンナ・レッジ」は便利そうだが、会費が少々高い。殆どは既知の内容。問題は実行できるかどうかだが、金銭的に同じようにするのは無理。
結論としては、ネットは止めて本を読めって事だな。余裕があれば新聞。娯楽が欲しければ雑誌。受験サプリで勉強して、dマガジンで息抜きというのが理想的か。新聞は紙派の池上と電子版派の佐藤で意見が分かれたが、庶民は公式サイトで十分かと。
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現代を代表する知者の対談という事でドキドキしながら読み始めたが、読み終わってみると何とは無い感じ。佐藤氏が述べている内容は、基本的に彼の他の著作で触れられているものと同一。また池上氏にしても、彼を彼とならしめているのは、インプットの特殊性ではなく、結局は彼の思考力。読者・視聴者に対して、分かりやすく説明するには?を考え抜いた表現が彼の魅力。この本に How To を期待してはいけない。
以下は部分的抜き書き
佐藤氏速読術
【超速読】
目的:試し読み。本全体の印象掴み。
方法:「はじめに」の1ページと目次を読む
ページを繰りながら、目に入ってくるキーワードのみブラウジング
気になる箇所に付箋
「結論」の1ページ読む
【普通の速読】
目的:100%理解しようとせず大雑把に内容を掴む。
方法: 「はじめに」と目次を注意深く読む
「おわりに」を読み読むべき箇所を見つける
読むべき箇所を1ページ15秒程度で読む
気になる箇所に付箋
それ以外の箇所は超速読にて
重要なものは読書レポート作成
【熟読】
目的:基礎知識を身につける
方法: 本の真ん中を読んでみる
鉛筆で印を付けながら読む
囲みした箇所をノートに写す
結論部分を3回読み後再読
A4のコピー用紙を栞代りに挟みながら、気になる内容をその紙に書き込む。速記用のシャーペン(0.9mm 2B)使用。
池上流「本の読み方」
1 知りたいテーマが出来たら書店に行く
2 目についた関連本全て買って読む
3 既に読んだ本よりレベルが低いと思う本は途中で読むのを止める
4 「タネ本」は理解出来るまで何度も読む
5 本に線を引いたり書き込みしたりする
6 A4コピー用紙を挟みメモする
7 読み終わったら著者名と署名、日付を手帳にメモする
8 次の本を読み始める前に、本の内容を頭の中で反芻する時間を必ずとる
その他
本を読むためには飛行機より新幹線
飛行機は気圧の影響も馬鹿にならない。読むのに時間がかかる。脳に行く酸素の量が少なくなっている。
擬古文の練習をしておくと戦前の資料も難なく読めるようになる。駿台から「近代文語文問題演習」という本が出ている。
どんな人と話すときでも、情報を引き出そうと思ったら「初めて聞きました」と言う初々しさが大事。「いい聞き手」になる事が大切。
あらかじめ考えた仮説に従って内容をまとめるのが「演繹法」。しかしその「自分で事前に作ったストーリーに縛られないこと」。予想外の展開を生かせるかどうかは、その人次第。「緩やかな演繹法」が大���。調査した内容にストーリーを組み立てる「帰納法」の様に、現場主義的なやり方が良いわけでもない。
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中々この本に書かれていることを網羅するのは難しいだろう。ちょっとずつでも実践できれば十分だと思われる。「知の巨人」目指すわけでもないので。多くの手法は「なるほど」と思えることも多かったが、ネットに対する姿勢はやや保守的かなあとも。
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いちばん大切になるのは、すべての土台となる基礎的な知識
インプットの時間を決めて読む(ストップウォッチで計る
雑誌は水先案内人、興味ある記事や特集があれば購入
ネット断ち
スタディプラス
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まず、実践できる・できない以前に「知識人が知識人たるゆえんはこれですかぁ…!」というのが率直な感想です。
何か突拍子もないテクニックが書かれている訳ではなく、お二方がどん欲に知らないことを徹底的に知るため、ひたすら読書(読むこと)により情報を吸収している。生半可ではない決意や行動が、お二方の土台になっているんですね。
よもや常識や教養が少ない自分が知恵をつけるには、どん欲に読んだり、たまに話を伺ったりという習慣を身につけないとこのまま何も知らずに40歳になってしまう!という危機感を覚えました。
さすがに全部真似するのは無理なので、取り入れられるところ・できるものを取り入れてみます。新聞は日経しかとっていなかったので、読み比べできるよう朝日も読んでみよう。
教養のない私にとってはなかなかインパクトのある書でした!
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読書の仕方、勉強の仕方を見直すのにすごく役に立った。
ここ10年ほど新聞離れしていた自分をすごく悔やんだ。
中学生の教科書を買ってみようかな。
日本史をまた勉強してみようかな。
自分の知識を育てる意欲を焚き付けてくれた一冊だった。
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年始休みにバローの本屋で見つけて即買いしました。
色々情報が溢れる中で、どのソースを利用するのが良いのか?わからず、新聞・ネット・書籍・雑誌のいずれも中途半端な情報収集になってたからです。
本書を読んで、新年早々下記を実践していきたいです。
・新聞を読む時間を確保する
・一紙に頼るのではなく、政治的ポジションが異なるソース、海外のソースといった異なるポートフォリオを構成する
・スマホだネットだといってるが、所詮2次or3次がニュースの殆どであり、全て新聞や書籍から来ている
・情報は新聞から、知識は書籍から得る
・読書量を積むためには、酒を飲む時間はない
お二人が実践されている目的論、方法論なので説得力あります。
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池上氏の本は何冊も読んでいるが佐藤氏の本はかなりの数が出版されており興味はあったものの実際に読んだのは初めて。両氏の対談形式になっておりとても読みやすく一気に読了。佐藤氏の「白い勉強」と「黒い勉強」など言い回しも面白かった。
ネット中心の生活になっている現在においても、新聞、書籍の重要性を改めて認識させられた。
情報の新しさに目がいきがちだが記述の信頼度はネットよりも校閲、出版の経緯を経た書籍の方が高いこと、ネット情報の取捨選択には基礎となる知識が不可欠なこと、その基礎知識の構築には書籍が欠かせないこと、語学学習のやり方など幅広く具体例を上げて説明してありとても勉強になった。
少しずつ実践していこうと思う。
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今年の記念すべき1冊目。今月の1冊目。
今年は50冊を目標に読んでいこうと思っていましたが、この本を読んで、もっと読めるのではないかと思いました。また、新聞も読まなきゃなーと思っています。新年1冊目としてはモチベーションをあげるのにも役立つ本です。
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情報のインプット・アウトプット共に圧倒しておられるお二方が対談形式にて知識のインプット方法を説明されています。お二人の読んでいる新聞、雑誌、サイトの情報が一覧になっていて参考になりました。専門性の高い情報源から一般紙まで幅広く読まれているのが垣間見れて興味深かったです。
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今年は1月に1冊ずつ本を読むぞ!という意気込みの中で最初に手に取ったのがこの本で良かったと思える1冊。
新聞の読み方から教科書の読み方まで池上氏と佐藤氏の対談で伝授していく。
正直、あと10年早く読みたかった本です。