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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い人達が、モノを買わなくなってきている原因が、詳しく分析されていて、よかったです。今後の消費動向に、興味を持ちました。
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若者がモノを買わなくなったのではない、若者が買うような仕掛けが足りないのだと。U26の若者たちの、消費行動に対する態度やモチベーションを、直接若者たちと対話したり、リサーチ結果、インタビューなどで明らかにしていく。
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若者はモノを買わない、若者の○○離れ、といった最近よく聞くワードがいかに的外れであるかを説明している本でした。
U26世代の男子は、「シミュレーション消費」の世代……ほしいものがあると、まず画像検索、動画を見てチェック、そして「こんな感じか、じゃあ、今はいいや」となる世代であるというのが、なるほど、という感じ。
自分はそれよりも少し上だけど、その気持ちはなんとなくわかる。
そして、これからのマーケティングには、シミュレーション消費を超える「超シミュレーション消費」が必要である、つまり、シミュレーションだけでは感じられない体験や、製作者のこだわりが若者を惹きつけるという結論で、それは非常に納得できた。
というか、この世代は「モノを買わない」のではなく宣伝に踊らされずに納得いったものを買うわけで、それなら最も賢い消費者なんじゃないかと思った。
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26歳以下の男性の思考法について。
スマホを通して、想像、想定を超える体験をしてみていと思わせることができるかどうか。
・平成24年の内閣府「国民生活に関する世論調査」を見てみると、現在の生活に対する満足度は、実は20代が一番高い。8割近くが満足、8割以上が充実している。
・調査してみると、若い世代のエコ意識は低め。これはそもそも全体のエコ意識が高いから。ファッションへの興味、特定の趣味への嗜好も同じ。別に、特にない、となる。
・メディアから情報を受けとるのではなく、体験や知恵を共有することを情報だと認識している。
・本屋に足を運ぶ目的は、本を買いに行くのではない。本屋という場を活用して、新しい価値を伝えていくことが求められている。
・新製品について宣伝するのも、広報やマーケティング担当者ではなく、開発者が出てくるの方がより本質が分かり、消費者にとって興味深いはず。
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面白かったです。
ゆとり世代、さとり世代などの消費に対する消極性にレッテル貼りをすることはナンセンスだと思いました。
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逆説的なタイトルであったとは・・・。現代の若者が、けっしてモノを買わなくなっているわけではない。では、どんなモノを買い、そのモノに求める基準や価値とはいかに?といったようなことが書かれている。
原田曜平『ヤンキー経済』幻冬舎新書とともに読んでみると、面白い。
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消費行動は価値観の影響下にありますが、何より、可処分所得や消費可能時間の制約を受けます。実際、U 26世代の所得は低く、そのために結婚や出産を諦める層もあります。この深刻な社会背景が全く考慮されません。情報源である「U26」のメンバーは僅か18 名と普遍化できる集団ではありません。学生5名のうち、3名が月々10万以上自由に使えるといいます。これはどんな集団でしょう?残念ながら、パッチワークのように言動やデータを都合よくつなぎ合わせ、筆者が思い込む結論に導く浅薄なレポートとみました。
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タイトルに書かれている内容に対して筆者としては「そうではない」という理論展開を行い、実例を踏まえて会社がどうすべきなのか?を説明していました。