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人を喜ばせたい美女と自意識過剰な男。危険なボーイ・ミーツ・ガール!
人に迎合し、喜ばせることが生きがいの眉子。自意識過剰な大学生茶谷は眉子に一目惚れをし、彼女の夫に取り入り、眉子に近付く。眉子。茶谷。眉子の夫。三人の関係は? ロングセラー『田村はまだか』著者の放つ恋愛サスペンス!
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人を喜ばせたい美女と自意識過剰な男。危険なボーイ・ミーツ・ガール! とありますが、
自意識の塊でできた一冊だった笑
途中かなりだれて読みづらかったかな。
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人に迎合し、喜ばせることが生きがいの眉子。自意識過剰な大学生茶谷は眉子に一目惚れをし、彼女の夫に取り入り、眉子に近付く。眉子。茶谷。眉子の夫。三人の関係は? ロングセラー『田村はまだか』著者の放つ恋愛サスペンス!
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少しずつ歪んだ人たち――それはある意味普通の人たちということでもあると思うのだが――が、自分自身の少しずつ歪んだ価値観で抱いた思いが、ぽたりぽたりと底に溜まっていき、ある時はたぷんと外に飛び出したり零れたりしながら、ひたひたと潮位を増し、ついには表面張力をも乗り越えて充ち溢れだしてしまうまでの経緯が描かれている物語という印象である。怖い。満ちている途中はまったく外からは判らないので、その人の内側で何が起こり、なにが進みつつあるのか他人には判断できないところが、ものすごく怖い。だがそれはいたって普通のことで、誰もが経験したことがあることでもあるだろう。だからなおさら怖い。人の見えない内側で一体何が起こっているのか、そしてその過程で、それはどんなふうに外に現れているのか。同じ出来事に対する反応が、それぞれ違うのは当然のことで、読者には時にそれが見えるが、本人たち同士にはそれはまったく見えず、各々が自分の尺度で受け止めているので、決して噛み合うことがないのだ。そして痛ましいラストへと続いていく。怖くて、それでも目が離せない一冊である。
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ラストの一行でえっ!となった
チャー坊にお前どうしてそうなるのよと突っ込みたくなったけど面白かったです
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朝倉かすみ史上サイコーのブラック作品でした。
バイト先マカベ・コーポレーションの社長真壁直人に見初められ結婚をした眉子。
その披露宴式場のホテルでバイトしていた茶谷は、眉子の美しい姿に一目惚れをしてしまう。
やがて茶谷はマカベ・コーポレーションにバイトとして入り込み、社長主催のホームパーティーに招かれることになって・・・。
眉子につきまとう黒い過去や、茶谷が常軌を逸脱していく姿、お坊ちゃまであるがゆえに欲しがりの直人と出てくる人物に一癖も二癖もあった。
本当にこういう話は、朝倉さんはうまいなと唸るばかり。
しかしながら、黒い終わり方なのに読み終えた瞬間、清涼感が残ったのは何故だろう?
またしても不思議な感覚を持った作品だった。
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倒錯していた白猫が、倒錯していく ぼくに、長年の思いを成就させられる話。
先入観を持ってはいけません。
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現代の歪みだろうか、己の意思を持った行動が生まれないのは? 時間軸の章のながれが私には読みづらかった。
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眉子はつかみどころがなく 難しい女性で 直人とうまくいくとは思えず… 最後までストーリーがどうなるのか読めなかった 茶谷の心理の変化がこわい
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平場の月が今でも感情を引きずるくらい面白かったから、また朝倉かすみさんの作品をチョイス。
心の闇が深過ぎる。
私はあまり共感出来るところが無かったかな。
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色んな人の目線で話が進んでいく。
3人とも自分には無い考え方で、心の闇が怖かった。
最後をもうちょっと書いて欲しかった。
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この本を読んでいる間中、眉子のことを考えていました。好きになれる主人公ではなかったけれどどうにも気になる主人公でした。幸せになってほしいとやっと思えてきたのに!っていう結末。誰とも共感できなかつたけど、こういうタイプの人たちは周りに普通にいると思うし、心情は理解できなくもないと思うとホントに怖い!!