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働く女性SF
地続きのSFって感じで、30年後、40年後にあり得るかもと思える。
短編それぞれの主人公は頑固で意地っ張りなところもあるが、それも含めて可愛い。
頑張らなきゃなぁと思う。
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時は2050年、宇宙へと繋がる機動エレベータが設置された赤道直下の島リンガ。そこで働く女性たちの物語。
最近少しだけSFへの興味が膨れまして、手に取った本です。しかし近未来が舞台のSFに属する物語ですが、技術革新よりも働くこと自体に焦点が当てられているため、現代と同じ感覚で読むことができます。と言うよりも技術が変われども仕事への取り組み方自体は変わらないものだなあと思ったり。宇宙服のデザイン、海上タクシーの乗り手、軌道エレベータの乗務員、保育士などなど、それぞれの仕事と時代設定の絡み方が巧いです。
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さすが一水。ともいうべきか。
SFをあまり読まない私でも、この宇宙エレベーターがある世界にどっぷり浸れた。
宇宙産業の下で従事する女性の視点は、実は現代とさほど変わらない。
ただ、ハイテクな環境の中で人間がどのように感じ、考え、行動するのか。
近い将来が本を通じて身近に感じた。
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未来の話かはたまた別世界の話かわかりませんが大きな夢を持って実現に向けて努力を惜しまない人々の姿っていいですね。
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ちょっと未来の女性のお仕事小説。
宇宙エレベーターのある島が舞台となっている。
仕事をするなかで、だれもが大なり小なり経験する「山」をどうこえるのか?
宇宙時代かどうかは関係なく、がんばる女の子たちがいい。
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舞台は2050年のシンガポール沖にあるリンガ島。近未来の宇宙産業で活躍する女性たちの短編。
近い将来、こんなに宇宙産業が発達したら、すごいことなんだろうなーって思った。
SF小説になるけれど、現実味あるストーリー。
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すごくすごくすごく面白かった!
山のてっぺんから宇宙をつなぐエレベーターがある、シンガポール沖の島・リンガ島で働く女性たちの話。舞台は2050年です。(前後の話もある)
工業デザイナーから、芸術家から、船乗りから、保育士から、不動産屋から、客室乗務員から…とにかくたくさんの女性が出てきます。彼女たちは強くて、アイディアがあって、一生懸命。
今の働く女性と同じで、それでいて少し進展してるんだなと思いました。
残念なのは常に横に男性がいて、支えたり励まして、最後は恋愛になるところ。きっと作者は男女の友情を信じない人なんだなと思いました。
そこ以外は本当に素晴らしかった!
特に最初の工業デザイナーの歩(ススム)には、職業柄すごく共感したし、一番面白かった。
島のこと、エレベーターのこと、宇宙のことを登場人物たちがいろんな角度から見て意見を言う。それぞれがすごくリアルで、しかも夢があるのです!2050年ってこうなのかなぁと思えました。
本当に面白かった!
他の作品も読みたい!
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痛快で面白かった。有川浩みたいな感じ。久しぶりの近未来SF。個性の光る主人公の女たち。こういう風に情熱を傾けられる仕事にいつか巡り合えるものかしらね。誤字は2つか3つかあったけどね。
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連作短編8作
近未来、軌道エレベーターってワクワクするような設定
それを超える彼女たちの溌剌さにしゃんとせねばと
短編なのに長編的読み応え、抜群の爽快感