紙の本
「期限が仕事を遅くする」とは
2016/12/05 16:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:田中圭子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「期限が仕事を遅くする」とは一体どういうことか疑問を持っていましたが、読んでみて納得。
この本を読んでから「期限」という言葉に慎重になるようになりました。
著者はインパクトのある言葉や極端な言い回しがうまく、その分「どういうこと?」と思わされ、興味を持って先を読み進めることができました。
ただ、この本に登場する一つひとつの内容が一冊の本にできる深いテーマであることが多かったり、「これは自分で調べておいて」的な内容が多く、もう少し深く掘り下げて説明がほしい部分がありました。
内容のぎっしり感は大いにある本です。
投稿元:
レビューを見る
リソース 経営資源
ヒト、モノ、カネ、時間 時間だけが有限
次に何をすべきか、空き時間に何をすべきか
いま取り組んでいる業務をいつまでに終わらせるか
間違った常識
意思決定のために多数決を採用する 多数派が高い分析力や考察力を持っているとは限らない
一度決めたことだからやり遂げる 過去に自分が下した決断を変えることがあってもおかしくない
言い訳はしない なぜ起こったのか究明が大切
口答えはしない 上司が細部を見落としている可能性があるとき、それを指摘するのは部下の責任
結果が全て ありのまま受け入れなければ行けないのは結果で、コントロールできるのが原因
投稿元:
レビューを見る
30分で出来る仕事を1時間かけない。
1日で出来る仕事に3日もかけない。
時間を有効に使うというのは突き詰めればいかに無駄を減らすかという作業になる。
スケジュール管理は下手すると「時間に追われる」感覚にもなりがちだが上手に行えばむしろ時間に余裕を持たせることが出来る。
かなり細かいタイムマネジメント法なので全てを真似するのは難しいが参考になることは多かった。
投稿元:
レビューを見る
9割以上の時間をムダにしている
スケジュールに記入するのは締め切りではなく行動。
締め切りは情報、行動は予定。
具体的な行動に噛み砕いてからスケジュールに記入する。
パーキンソンの法則=仕事の量は完成までの時間をすべて満たすまで膨らむ。支出の額は収入の額に達するまで膨らむ。
最初から次の時間の予定を入れる、または完成度を決める。
情報の記録は、スケジュール、メモ、タスク管理表、その他の記録。
投稿元:
レビューを見る
GTDをベースにしてると思うんだけどな・・
期限は、ただの「情報」でしかない。
スケジュールに書くべきなのは、「行動」である。いつ、何をやるのか。
目的=それをやると、何が良くなるのか。
3つの「未達」
不履行
時間延長
開始の遅延
業務の時間停止の原因
忘失
放置
待機
プロジェクトのステータスを明確にする。
自分の脳を過信するな。忘れる、間違える。メモしろ。
ヒトは「今のこと」にリソースを割く。
メールは「新しいメール」に注意が行く。新しいメールから処理しているはず