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小学館文庫は巻頭に小林よしのりの「推薦のことば」があり、新書の新版には百田尚樹の解説がある。腑に落ちない改版だ。皇位継承の女系容認をしたあたりから小林のファンが離れた経緯はあるにせよ、『戦争論』『天皇論』の功績を無視することはできない。
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本全体の趣旨については賛同している。ただし例えば「この条約にこう書いてある」みたいなことを改めて条約本文を読むと、そう解釈は出来るだろうが、ちょっと揚げ足を取られるような書き方をしている。この手のことが多く、書いてあることをそのままの言い方で誰かに言ったら突っ込まれるスキを与える。故に東京裁判について知りたかったら他に良書があると思う。本書を必読書とするのは危険性を孕む気がする。それでもこの昭和38年という時代にこの本を出しているという価値は色褪せないのだろう。
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これはまさに、イデオロギーを超えて日本人必読の書。社会保障だとかリスキリングとか、目先の話はもちろん政治として大事だけど、過去を直視すること、客観的に評価すること。
単なる敗戦国への同情でなく、法とはなにかを国際社会に示してくれた彼の功績に報いるには、日本人はもう少し精神的な「独立」について、考えなくてはならないと思う。