紙の本
安全保持の裏にチーム力あり!
2017/05/21 19:13
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投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ANAは会社でありながらチームでもあるということが安全保持に欠かせないという。
また、ミスを無くすには、ミスの原因を明らかにして全員で共有することが不可欠だということに共感した。
今、空港で当たり前に行われている、整備士による飛行機の出発のときの「グッバイウエーブ」(手を振る行為)は、ANAの整備士が最初に行ったことだということに感動した。
職場の人間関係に悩んでいる人は、ぜひ一読をお勧めします。
電子書籍
結束の固い会社
2016/03/28 22:33
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投稿者:たくボン - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は整備部門の責任者を経験したそうだ。
TEAMという考え方と人材は人財であるという考え方に共感した。
組織運営のノウハウを,読者が他分野にも応用しやすく説明する。
整備士の目線で書かれており,特にヒューマエラーに関して詳しい。
すでに管理者であれば知り得ている基本的なことが多い。
客室部の話題をもっと触れて欲しかった。
経験の範囲では,ソフト面でのエラーが依然多く,
客の満足を充分得られるレベルには達していない。
それどころか年々低下しているという印象が強い。
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安全、いかにエラーを防ぐかと、チームについての重要性に書かれた本。
講話を聞いてる感じ。
本としてはぼんやりしている。
ANAが何をしてるかはわかる。
テッセイと似た感じ。
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航空業界の本は、危機管理、サービス、チームビルディングに興味があれば非常に合っている。特に、この本を含むANAの内部の方が書かれた本は、首尾一貫していて非常に説得力がある。
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信頼を得るというのは人間関係の基本。
やる気のベクトル、ベクトルの位置(チーム内の立ち位置)や長さ(やる気の強弱)
足し算のチーム(能力の集約)と掛け算のチーム(お互いを意識し、認め合い信頼し合って相乗効果を発揮する)
人材育成→人財育成
何を言ったか、ではなく、何が伝わったか
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チームとして目標を達成するために重要となる,チームの構築や人財育成について,ANAの実例を中心にした話は,私の仕事にも通じるところがあり,非常に分かりやすく,共感して読むことができました。
人を育てるという観点や,チームとしての成果という観点から,普段から考えていることや,やっていることなどの話があり,業界が異なっていても共通する話が多くありますし,その有効性もあるのだなと思って読んでいました。
あと,強みとなるのは,タイトルにもあるように「習慣」とすること。そこまですることで強みにもなるのでしょうし,「習慣」とできるまでの粘りが必要なのだという思いを新たにできました。
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2016年、5冊目です。
ANAの整備士だった著者が、ANAビジネスソリューションの講師として、
ANAが、取り組んでいるいくつかの”習慣”を紹介した本です。
1.ANAは会社ではなく「TEAM」である
2.ANAでは人材ではなく「人財」である
3.ANAでは「雑談」もコミュニケーションのひとつである
4.「TEAM」+「人財」+「雑談」=ヒューマンエラーを防ぐ
5.ANAの心~グッバイウェーブ
新しい考え方や制度が導入されて、革新的組織改革がなされたという話ではなく、
”些細な前向きな取り組み”を、きっちりものになるまでやり続ける
”徹底力”の強さを感じます。
組織力とは、徹底力と言い換えれると感じました。
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・「結果の質」を高めるためには、まずは「関係の質」を高める。
・「チームにはメンバーの数だけリーダがいる」
・これまで社内で不遇な立場の人には、あえて他の人よりも多く声掛けをする。
・チームリーダは、すべての人に対して公平・積極的に声掛けし、期待していることをはっきりと示す。
・いくら優秀な人でも気づかないこともあり、優秀でない人でも優秀な人を補うことができる。(口に2本線追加して漢字をつくる)
・人的リソースを活用し、全体の質を上げる。チームの強さをつくる。
・人的リソースを共有するために必要なのが「雑談」
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週末や平日の空き時間を使って読了。
私にとってのANA3部作の最後を飾る一冊でした。
私が読んだほかの二冊(本棚を参照なさってください)と比較すると、共通している部分もあり、著者それぞれのカラーが出ている部分もありでした。
整備畑ご出身の著者らしく、安全面からの視点が多く書かれているように感じました。
本の感想とはややそれますが、ANAさんの安全、他職種連携、接遇、広報といった領域での取り組みの素晴らしさを感じるこの頃です。
と、言いつつも、残念ながら全くと言ってよいほど航空機に乗る機会がありません。
付箋は20枚付きました。
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ANAの大切にしている習慣として
会話(雑談)をたくさん行う事を紹介した作品。
少しこの手の話を連発しすぎているのか
話がありきたりな感じもしましたが、
多くのコミュニケーションをとりづつける事で、
ミスコミュニケーションを防止
⇒飛行機の整備の漏れ、ミスを防ぐ
⇒飛行機の安全を守っている
という話でした。
コミュニケーションなしは確かに個人プレーになってしまうので、
こまめに周囲と話をするのは意味があるな~と思いました。
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いろいろな会社が関わって飛行機を飛ばしている。それで事故を起こさない、定時運行させるには、それぞれのチームワークが大切。そのチームワークを醸造するために必要なことが書かれていました。
思想が中心で、ひとつひとつの具体的な打ち手の参考としては弱かったです。
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似たような表現が何度か出てくるあたり、何らかの講演会の内容に加筆修正して書籍化したものと思われる。
チームワークの熟成には雑談も必要である。そこから発展するものが確かに存在する。なにごとも一時的なもので終わらせず、取捨選択はあるものの大事なことは習慣化すること。
参考にはなったけれど、面白味は感じられなかったのが残念。
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継続は力なり。
自分たちで培った良い習慣がチーム、人を導いていけたなら。
自分の職場で活かせるもの、見つけていきたい。
最初から上手くいくなんてものは力にはならないはず。
まずは、信じて進んでいける目標を持ち、共有できるようになる事。ここからかな。
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一つの職場をチームととらえ、たえずお客様のためを考えて仕事をする。そして、対人関係の構築や情報伝達、暗黙知の共有などのために有効である「雑談」を奨励しています。挨拶、他愛のない会話も大事だととらえられています。僕も経験がありますが、そういう職場は意見の交換や共有ができるし、各人のキャラクターがわかるようになるので、働きやすいです。かといって、意見を逐一かわすことで、組織内を画一的にしていこうとするわけではない。ダイバーシティ(多様性)を大事にする文化があるようです。多様性を大事にすることで、チームで考えるときにいろいろな意見が出てくる。優秀な人がひとりいても、それで完璧というわけではない。優秀な人が10の意見をだしたとして、あまり優秀ではない人がだした2つの意見が、その優秀な10の意見と被ることなく、独立して立派なものだということがよくあるということです。ANAでは人材を「人財」という言葉で表現するように、人こそ大事だし、しっかり育てようとする気風があるようです。だからこそ、前述の「雑談」もそうですが、枠組みをしっかりつくり、それで囲って当てはめるような、人と仕事のマッチングはしていないのでしょう。本書に図示されていますが、最大限の結果を出すためには、チームの相乗効果が必要で、そのためにはリーダーシップ(各人への影響力)が土台となり、そのためには対人関係(チームワークのベース)が土台となり、そのためにはコミュニケーション(情報伝達のベース)が土台となる。こういう図式は理想だけのものというわけではなく、ANAで実際にそうなっている状態を解説したものでもあり、いろいろな会社で取り組めるモデルだと思います。また、組織の成功循環モデルというMITの教授が明らかにしたサイクルも載っているのですが、関係の質を高めれば思考の質が高まり、思考の質が高まれば行動の質が高まり、行動の質が高まれば結果の質が高まるようです。それで、結果の質が高まればさらに関係の質が高まっていく。つまり、結果を出すためには、関係の質を改善するべきだと。バッドサイクルの場合は、これらが逆に悪化のらせん構造で下へ下へと伸びていきます。そんなわけで、これでもかというように、読みこめば読みこむほど、対人関係とコミュニケーションがものすごく大事だという事例に目が触れていく。鍵は、意思の疎通、です。
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組織ではなく、TEAMとして全社員が同じ目標(ベクトル)に向かっているから、世界トップクラスと評されるわけか。
チームリーダーの立ち位置、振る舞い方、部下の育成、今の仕事でも活かせれる内容があった。