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職業としての学問 みんなのレビュー

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みんなのレビュー99件

みんなの評価3.9

評価内訳

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97 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

たぶん本当の学問というものは、人に「何をすべきか」は教えない

2002/11/06 03:28

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くるぶし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 学問は、たぶん本当の学問というものは、人に「何をすべきか」は教えない。
 「教え」をそういうものだと期待している人々に、とりわけ若い人たちに、ウェーバーはとっても水くさいことを言う。
 この「水くさい」ことは、けれどもかなり厳しいことらしい。なんとなれば、 現代人にとって、とくに「ヤンガー・ジェネレーション」(とウェーバーが言ってるのだ)にとって、もっとも耐え難いことは、このような《日常茶飯事》であるからだ。つまるところ神々(価値観)の間で、争いがつねに続き(なにしろ《日常茶飯事》なのだ)、それには誰も、決着をつけることができない(こうした決着のつかなさに人々は耐えられない)。けれども、少なくとも学問は、そんな決着をつけることをしないし、またすべきでもない。やれると思ってるのは、自然科学の研究室にときどきいる「大きな子ども」か、自分を予言者か何かと思いこんでいる教師だけだ。

 「現代の知識階級の人々の多くは、いわばなにか保証つき本ものの古いもので自分をかざりたいという欲望を持っている、そしてこれにともなって宗教もまたこうしたもののひとつであることに気づく、ところが、なにしろ彼らは宗教というものを現在持っているわけではない、そこでかれらはこれのかわりにほうぼうの国から集められた聖者の像でおもしろ半分にかざりたてた一種の邸内礼拝堂を設け、あるいは、彼らが神秘的な救いの神聖さを備えていると考えるあらゆる種類の体験のなかから代用品をつくりだし、これを手にして読書界を行商して歩く」。
もちろんウェーバーはこう言うのを忘れない。
「(こんなふうにして)なにか新しい予言が生まれたためしはない」。

 何が良いとか悪いとか、そうしたことを学問は教えない。
 けれど「こうしたらこうなる」といったことは教える。
 つまりこういうことだ。人は「こうしたらこうなる」と知ることが(可能性としては)《できる》。だからこそ、「こうなるとは知らなかった」と言って責任を回避することは《できない》。人は無知や未知をもはや言い訳にはできない。「そんなつもりじゃなかった」は許されない。欲した事(「つもり」)の責任をとるばかりでなく、引き起こしたすべての責任をとらねばならない。
 行為がどこに跳ね返り何を引き起こすかわからぬほど複雑な社会や宇宙の中で、こうした責任倫理を果たすことができるほどの知性を、それに耐え得るほどの精神を、あの「水くささ」は要求する。

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紙の本

たとえ専門家でなくとも

2001/05/19 17:17

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 特に教師や学者でなくとも、学問を体系的かつ社会構造学的に考えてみるためにこの本は役立つ。個人的な娯楽として以外になぜ、学問が職業として成り立つのか、なぜ研究者は魅力的なのか、なぜ学問は政治的判断から分離したものでなければならないのか。この講演を拝聴せよ。

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紙の本

学問に対する心構え

2016/02/13 23:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:匿名 - この投稿者のレビュー一覧を見る

学問の世界に生きようとする者達への心構えをとく。
特に、本来は勉強を第一としなければならない大学生にとって読むべき本である。

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2005/09/04 16:08

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2006/05/24 21:38

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2006/06/08 08:06

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2006/07/15 23:58

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2007/03/13 12:55

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2006/12/21 02:19

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2006/12/21 23:27

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2007/11/23 11:45

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2007/08/17 15:39

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2008/01/03 20:58

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2008/03/18 01:16

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2007/12/24 02:30

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