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02/21/2015 読了。
完結。
再会してからの鉄宇と藤本さんのそれからが
少しあったら嬉しかったなぁとは思うけれど。
最後まで優しくあたたかな勇気をもつための
作品だったと思います。
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もう少し読みたかったな~っていうのがあるけど、互いに想うふたりがやっと顔を合わせて、互いをこれからも支えていくんだろうなと思えた。
やっぱり佐原さんの作品は温かいし、登場人物を愛してるのが伝わってくる。
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完結。
いいお話でした。
挫折して自信喪失している男の子と女の子。
知らない間にそれぞれがそれぞれに前へ進む力を与えている。
ずっとすれ違ってきたけれど、その完結編。
欲を言えば、フラメンコの話がもう少し詳しく知りたかったな。
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最終巻だった。そうか、藤巻さんと会えるようになったら終わりなのか。素直に良かったね、と言える作品でした。人間って弱いけど強いなあ。絶望しても立ち上がれるってのは良いな。時間はかかるだろうけれども。なんというのか優しいお話でした。
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やっと会えた!!!
おばーちゃんキュートすぎる
しかし藤本さんもマイペースかっこよすぎ
いいチームになったねぇ
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最初から最後まで素敵でした〜!
表紙の水彩で描かれている寡黙な藤本さんの明るい良い笑顔が、この最終巻にいい雰囲気を醸し出してますね。
何かを始めてみて全力で取り組むこと。
向いてる向いてない、経験の有無なんかまったく気にせずに前を向いて一心になること。
そのかっこよさが有って、なんだか希望をいただきました。
本棚に並べてある全6巻、大切な一角。
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完結。思ったより早かった。
最終的に一ノ瀬・藤本が再会する所が一つのゴールなのだろうとは思っていたけれど、序盤から案外ニアミスすぎて「おおおこんなに近くにいるのに何故だああああ」とやきもきしながらも、こんなに近すぎていいのか?とも思っていた。
それぞれが一歩進んだりまた戻ったり、少し進んでちょっと振り返って一つため息をついて、えいっとジャンプしてみたり。その緩やかな歩みが、等身大な感じがして、でもだからこそゴールは近いようでとても遠いのだと思っていた。
ので、案外ゴールはあっさり突然でちょっと拍子抜けたけれど、結局このゴールを目指していた訳じゃなくて、このポイントを通過する事でもっとジャンプ出来るようになるわけで、ここが一つのゴールなんて気負いする程の地点ではないんだぞと。
そもそもミズさんの作品はもっと広く深く描こうと思えば描ける世界を感じさせつつも、その中のピンポイントのきらめきとほのかなあたたかい空気をきりとってくるので、間延びしない程度の潔さの巻数に留まるのが常。らしいといえばらしく、終わってみればそこまで不足感も無いのだけど、あわよくば最後に数ページでもおまけがあったら、最後にきゅっと締まったかなと思うのは無粋だろうか。
重くなりそうで無理なく重くならず、ふわりと、だけれどしっかり何かを残してくれる。
ミズ名義は時にきらきらしすぎて手に取れないものもあるのだけれど、これは良かった。他のも食わず嫌いなのもあるんだろうなぁとも思いつつも、とにかくこれは読んで良かった。
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生きるのが下手で不器用な彼らがとても愛おしくて、その不器用さが何だか自分のように思えて、ちょっとだけ頑張ろうと思えた。
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無事に6巻完結。フラメンコを扱った珍しい話だけど、無駄に競技に流れることなく純粋な青春ものとして成立している。登場人物ひとりひとりを丁寧に描写し成長させ、すっきり終わった。こういう素直さはとても大切。
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遂に最終回、全部が綺麗に繋がった。
繋がりと言うのは全巻、全話で繋がって最終巻、最終話をむかえます。
それだけで私は満足、また至宝の一作に出逢えました。
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出会えて良かったね、と。
「…そういえば鉄宇と宝、まだ再会してなかったっけ…」と今更気づくくらい、お互いを思っていたのにw
前巻までの話でようやく自分を認められるようになった鉄宇。そして仲間達。
だからそのきっかけをくれた宝に自分を見せたい、ただそれだけだけど。
正直、怪しい人物、と評されてる鉄宇だけどw
踊ってる時の彼は本当に凛々しい。
そんな自分を見せたい、と思えるのは、本当に幸せな事だなぁ…と。
上手く生きる事は難しいけれど、ほんの少しでもマシな一日がくる事があるのなら、明日も待ち遠しく思える。
そんな彼らの日々が眩しくて羨ましい。
…しかし……男の嫉妬は怖ぇなぁ…w
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シリーズ最終巻。いよいよ、お互いの果しえなかった夢を交換して、これまでそれぞれの道を歩んできた鉄宇と藤本さんが再会を果たします。
これまでは鉄宇の視点からストーリーが進行してきましたが、今回は双方の視点から物語が描かれています。むしろ、鉄宇の思い出を胸に、バスケット・ボール部内のさまざまな軋轢を乗り越えて成長していく藤本さんの視点がメインといってよいほどです。最後は鉄宇が、カッコわるいけれども彼女の「王子様」の役割を見事に演じて、物語は結末を迎えることになります。
どことなくゆるやかな空気に満たされている作品でしたが、不思議と強い印象を残しています。
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細く強い、少年少女の絆の物語――完結!! 鉄宇の夢を継ぎ、バスケに打ち込んできた藤本宝。 彼女の苦境に立った時、鉄宇の選択は…!? 失くした夢の続きが動く…感動の最終刊!(Amazon紹介より)
絵がすごくきれいです。漫画をジャケ買いすることは滅多にない私が「おっ?」と思って手にとってしまいました。
過去に周囲から言われた言葉から、何事にも踏み出せないでいる少年が、とあるキッカケで、同じような境遇の友人とフラメンコ(スペイン舞踊?)を始める物語です。
惜しむらくは、絵のタッチと同様、話の線が細すぎました。好みは人それぞれですが、私は青春モノならガッツリ努力して、ガッツリ汗かいて、ガッツリ喜んでほしいと考えるので、当作品のふわっとした感じは苦手。
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主人公のバスケットシューズとヒロインのフラメンコシューズの交換から始まったヒューマンラブストーリーだった。フラメンコを通して自信を取り戻していく主人公、カッパのように飄々とした体格をバスケに活かすヒロイン、声変わりで美声がしゃがれた声になったキャラクターがカンテとして活躍、自分を必要としてくれるなら嫌いな物でも好きだと偽って行動していたキャラクターのセリフ「嫌いなものを代わりに食べてあげると、“お前がいて助かった、ありがとう”って礼を言ってもらえるんだ」が印象的だった。主人公がある種の僥倖として出会ったフラメンコ教室“al alla”がキャラクターたちが鬱屈とした日々から光を見つけ出して成長していく“夜明け”を暗喩していて洒落ていた。