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新潮文庫版で読み終えて以来、実に10年ぶりに暗黒の塔への旅を再開しました。
あらゆる次元世界の中心に位置し、それらを繋ぎ止める役割を果たしている暗黒の塔(ダークタワー)。邪悪なる存在によって、その塔が倒されることを防ぎ、塔を守るために「最後の拳銃遣い〈ガンスリンガー〉」であるローランドは、謎の〈黒衣の男〉を追いつつ、塔への旅路に着いています。
アーサー王伝説+指輪物語+西部劇+SFというジャンルミックスな、キングのライフワークの開幕編です。
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初めてのスティーブン・キング。
翻訳の特徴なのか、スティーブン・キングの文体の特徴なのか?
とても村上春樹みたいな文章だなぁと思いながら読んでいました。
終盤のガンスリンガーと黒衣の男のやり取りがいとおしくて、あのシーンだけで何憶点もつけたい。
憎む男と焚き火を囲んで占いをしながら、未来の話をする。
あんなにロマンチックなシーン、恋愛小説でもなかなか見ない。
黒衣の男がどっちつかずな印象でとても好きでした。
ガンスリンガーは此れからどこへ向かっていくのか?
早く2巻読みたいな。
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スティーブン・キングが32年の歳月を費やした「ダークタワー」シリーズの1巻目。
この物語は、トールキンの『指輪物語』の探索と魔法を語りつつも、レオーネ監督の映画「夕陽のガンマン」のあほらしい壮大な西部劇の背景を有しているーとキング自身が巻頭で語っている。また、同じところで執拗なほどに19歳についても語っている。
主人公ガスリンガー(拳銃使い)のローランドが、変転した世界で黒衣の男を追跡するダークファンタジー。途中からナゾの美少年が同行します。
ローランドの少年時代が挟んで語られたり、黒衣の男を追っている理由が分からなかったり、全体像がはっきりしない。壮大な物語のプルローグなので、仕方ないと思いつつも読後は消化不良を起こしました。それでも、魅力的で次読みたい!となります。
エロもグロもあるので、司書さんによっては中学校図書館アウトかもしれませんが、私は中学生が読んでも大丈夫だと思います。ライトノベル好きの男子などにオススメかと。
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長いファンタジーが読みたくて読み始めてみたけど、主人公があんまし魅力的じゃないのと、思わせぶりな展開も中々進まないので、すぐに次が読みたいって感じにならなかった。
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スティーブンキングのライフワークと言われたダークタワーシリーズ第1巻。現実世界とは別のダークタワーの世界で最後のガンスリンガー、ローランドが少年ジェイクとともに放浪の旅を続ける。魔法や魔物が飛び交う世界。なぜダークタワーを目指すのか。この話のゴールは何なのか。何もわからず話はズンズン進む。この先、面白くなるのか?すらわからず不安のまま読了。たぶんこの先は読まないだろう