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誰もが持つ「怒り」という感情自体は否定せず、しかし、健全な人間関係を構築するために、「感情のコントロール」をする必要性を説いています。
「怒り」という感情は「選択」であり、その選択も、自分自身の「責任」であるということを語っています。
コアビリーフ、ソリューションフォーカスアプローチ、ディレイテクニック、グラウンディング、アサーティブコミュニケーション・・・・と、カタカナ用語が多いですが、覚えて実践で使っていくと、効果的なことがたくさん書かれています。
本もコンパクトで、221ページで、かつ読みやすい文調なので、短期間で読めました。
人間関係において、うまくいかないと感じる場合、多くは自分が原因かも?と考えて読むと、「気づき」がたくさんあると思います。
手を動かしつつ読むのをおススメします。
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いわゆる怒りをコントロールするアンガーマネージメントの本。書かれていることは理論的には理解できるものの、実際の場面でやはりそこまで冷静に立ち回るにはまだまだ意識改革が必要だと感じた。
自分自身が変わっても周りの環境がどうか、というのもアンガーマネージメントをする上では大事な要因なのではないかと読了後感じた次第。
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イライラして腹を立てたり、怒り=アンガーを覚えたりするのは、賢くない。
ネガティブ・エネルギーを使い、不愉快でつまらない1日を過ごすことになる。
更に高血圧気味の人なら、確実に血圧も高くなる。
そんなこんなで、怒り=アンガーをうまく制御、コントロール、マネジメントする方法を教えてくれるのが本書である。
本書ですすめるアンガーログを作成したことがある。
すると、何に腹を立てたのか が理解出来てくる。
そんなことに腹を立てる必要があったのか?
あるいは腹を立てる対象の人は、もっと深謀遠慮に
物事を考えているのだろう。
とかいう事が見えてくる。
そういう点でも本書は役に立つ。
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価値観の相違はイライラにつながる。
価値観の多様化が急速に進む、現代にこそ怒りをマネジメントする能力が求められていると強く感じた。
人の感情は自分で選択できる、出来事への意味付けにより怒りにつながる。等々、アドラーの目的論にも通じる考え方である原因により怒りが発生することは無いと戒めて行きたい。
その戒めを補助するのが怒りを損得で考えるということかなと思う。その怒りで良い方向に動くのか?トータルで損するのは自分ではないか?ということを念頭に置いておきたい。
怒りにとらわれたコミュニケーションは結局は自分が一番損するし、、、。
また自分自身を振り返ると、違う意見を言われると怒りに繋がりやすい傾向にあったが、これは完全にコアビリーフの歪みであることに気づかされた。
怒りを可視化し、可能であれば行動を変えるという対策も実践していきたい。例)待つ時間でイライラする→本を携帯し、本を読める時間にする
円滑なコミュニケーションの方法論に関する解説もあり参考になった。
オーバーな表現は自分を正当化したいからでそれは相手にも伝わる。主語を常に「私は」にすることで押し付けのニュアンスを避けられる。など。
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入門編として、とても手に取りやすく読みやすい内容。身近な人に程、自分のコアビリーフを絶対化して相手に伝えがち。相手をどうにかしようと怒るのではなくて、その怒りはどうして生まれ、それに対して私はどう行動できるかに焦点を当てたい。この本には触れられていなかったけれど、物事や相手に対する怒りだけでなくて、自分自身に向けられる怒りや失望に対しても、アンガーマネジメントの考え方が役に立つことがあるのじゃないかなと思った。
最近は怒りを覚えることが少なくて、このマネジメントを実践できなかったけど、アンガーログは日記にでもできるかもしれない。
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怒りという感情は反射ではなく自分で選択している感情なので、コントロールすることができる。
解決方法としては、出来事を怒りの対象として判断している自分の価値観を認識し、周囲に悪影響を及ばさないような認知へと歪みを修正していくこと。
具体的な方法として有用なのは、怒りの見える化。
思考する際は、過去や未来に思いを馳せるのではなく、今この瞬間に意識を集中させる。
感想===
職場で怒れる人が増えたというのが価値観の多様化からきているというのは面白かった。
たしかに、終身雇用とか年功序列とかなんとなくだけど組織に属する人の常識のようなものが画一だったように勝手に想像している。
画一的だったからといってイライラしてなかったかというとそんなことはないと思っていて、でも表に出にくかったのは一般的にはこういうときこういう態度をするという認識が結構みんな似ていたからなのかな。(実際10年、20年前の働き方の実態は知らないけど)
最近は世間的にも価値観多様化だったりが主張される中でそれにインスパイアされた若者が入っていって多くの会社で社員間の認識の歪が生まれているんだろうな。
多様性を大事にしているって会社が言ってても結局求めている価値観は固定化されてたりするけどそのあたりの期待値が上手く擦り合ってなかったりするのもあるんだろうなって気がした。
見える化できるようになると人生いろんな場面で行きやすくなりそう。
結局仕事でも人生の困りごとでも理想と現実のギャップを埋めていくことで解決に向かっていくので、現状を客観的に把握するということがまず改善の第一歩。
そして、現状を冷静に把握するということはなかなか難しい。
自分だけだと観点が凝り固まってしまうし、自分の頭のふわふわしているものをみんながみんなうまく言語化できるものなのだろうか?
そういう言語化だったり、現状整理の手法の引き出しを増やすためには、こういう本を地道に読んで血肉化していくしかないのかなあ。。
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本自体は薄く、文字も大きいが、アンガーマネジメントの方法だけでなく、怒りとはなにか、アンガーマネジメントを学ぶメリット、アンガーマネジメントを学ぶことを継続するためのモチベーションづくりなど、基本的なことがわかりやすく書かれている。
大事なところを太字にしてあったり、例を上げて説明されていたり、時には図で説明したり、実際に記録するためのノートの実例などが載っていて、配慮が行き届いているように思う。
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人は反射的に怒るのではなく、出来事に意味付けをして怒っている。この意味付けをポジティブにするために、自分のこうあるべきと言う考えを柔軟にするべき。子供に怒る時によく絶対とかいつもを使っているため反省。とりあえず怒りを表に出さないように思考を止めてみたいと思う。
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自分が、イラッとしやすい、短気だな、と感じたので読んでみた。
特に親しい、身内の人に対しての言葉遣いなどで後悔することが多かったので、この本はそういった点の改善に効果ありと思う。自分が楽になるためでもあり、周りの人との関係を悪くしないための考え方の変え方がわかる。
全てがすぐに変えられることを期待するとか、そういうことではなく、知っておくといい情報。取り組むときにはもう一度、開きたくなる本。
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仕事で使うならいいかと思う。
読んでるとモヤモヤした気持ちもありました、世の中にはどうしても分かり合えないタイプは絶対いると思ってる。書いてあるように自分が振る舞ったとしても、お構いなしの人間はいるなぁとも。
そういう場合は離れるしかないし、怒りを表さないと気付かないタイプもいる。
怒りも人間には重要な感情だとも思う。
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「どうして俺を尊敬しないんだ!」と大声を出して物を投げて相手を威嚇する方がいるのですが、そりゃ尊敬されませんよ。
自分もこうならないように気をつけたいので購入しました。頭を冷やす事が大事。
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怒りという感情は大切だが、それを表に出す度に落ち込む自分がいるのも事実。
本書にある通り怒りのシーンを書き出してみたら、本当につまらないことで怒りを出しているシーンがあることに気がついた。
仕事や勉強のように、怒りも現実を客観的に見て、改善を繰り返していくものだと感じた。
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【アンガーマネジメント入門】
2021.05.31
なりたい自分を意識する
人と接する時は、怒りに身を任せて話をするのではなく、大人の対応が理想♪
怒りをコントロールする為には、
・頭を空白にする
・反応を遅らせる
・魔法の呪文を唱える
・思考を別の事に集中させる
時間を空けて、再度、議論する等で対策する
怒りを紙面化する
・アンガーログ
怒りの背景の自分と向き合う
自分の思い伝える
相手の想いを聞く
意見が違う事は、度々ある。
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ちょっとは自分の怒りをこれからはコントロールできそうな気がする。怒りの意味付け、コアビリーフ、怒りの衝動がもたらす周りへの影響。客観的に見る訓練と記録が大事。
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怒りの原因を追究するのではなく、どうなりたいかを優先する、というのは目からウロコたった。
怒りの原因の追究は思い出し怒りに繋がってしまっていいことはない。
トリガー思考も言われれば自分はこういうジャンルのことを言われるとカチンとくるなとハッとした。
アンガーマネジメントは怒りを抑えることが目的でなく、自分の怒り、感情を知ることが重要だと分かった。