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神保町に住む大学准教授の吾妻は、高校の後輩の楽器店主から、盗まれた1億2千万のギターの捜索を依頼される。
しかし、楽器店主が何者かに殺される。
神保町の良さは伝わって来たが、ミステリーの展開は退屈だった。
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オークションで競り落とした1億2千万円のギターを巡る事件。神田神保町が舞台になっていたので、読んでみたが、堂場瞬一の単発ものとしては、そこそこ面白かった。
でも、別に神田神保町が舞台であることをそこまで強調しなくてもいいかなぁ。
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大学の先生が探偵役で事件を解決していく。神田の町の事がよくわかる。カレーが食べたくなった。 2015.6.18
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世界に一つしか無いギターをオークションで落札した人間が殺された。
神保町という町を中心にかなり狭い地域で展開されるストーリー。
警察とこんな関係で動けるって現実にはなさそうですが、なかなかおもしろい展開。
実在のミュージシャンの名前が出てきて、ギターをかじったことのある人なら、なんとなく共感しながら読めるかも。
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神保町が舞台って事で読んでみました。
音楽もそこそこ好きだし、古書店はもっと好き。でもって神保町の美味しいお店屋さんもどんどん出てくるし。
って事でストーリーより神保町がよくわかったって感じです。
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神保町の楽器店から消えた1億2000万円のヴィンテージギター。それはアメリカの伝説のミュージシャンが所有していたものだった。オークションで落札した楽器店主は謎の死を遂げるが…。生まれも育ちも神保町の大学准教授・吾妻幹は事件を追い始めるが、愛する街で起きた殺人事件は思いも寄らぬ展開を見せ始めていく。実在する食の名店も多数登場。一気読み必至の神保町ミステリー。
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ギターのことはまったく判らないが、オークションで1億2000万円で競り落としたのが、後輩の楽器店店主・安田で、しかもそれが盗まれたと知って、明央大学准教授の吾妻幹(あずま かん)は、ギター探しに協力することになる。そんな矢先に安田が殺され、吾妻はヴィンテージギターにまつわる裏の動きを調べる羽目になるのである。神保町とギターに馴染みのある人にとっては、はらはらどきどきにわくわくも加わって何倍も愉しめそうだが、どちらにも親しんでいないわたしとしては、個人的にはさほどのめり込めはしなかったというのが正直なところである。吾妻先生と父親との今後の関係には興味があるので、吾妻先生のこれからは少し見てみたいと思わされる一冊だった。
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動機としては物語中にある通り馬鹿馬鹿しい。
警察の捜査が難航するほどの事件なのか、、、
タイトルの雷音はギターのサウンドをなぞってるのかもしれないが、内容は激しくはない。
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神保町界隈はいくつかの顔を持つ。
古書店の町は、神保町交差点から専大前交差点の間、靖国通りの南側。そのまま小川町の交差点にむかうとスポーツ用品店が立ち並ぶ。駿河台下交差点から御茶ノ水駅方面に向かうとそこは楽器店街。そして、そのなかにカレー屋さんはじめ多くの飲食店が立ち並ぶ。
その、神保町が舞台となった、推理小説。
殺されるのは楽器店店主、犯人を追いつめるのは、神保町で生まれ育ち神田駿河台の大学に務める准教授。
冒頭のシーン、キッチン南海のカツカレーから始まり、舞台は神保町のあちこちの風景を織り込みながら展開する。というより、むしろ、話は神保町からほとんど出ていかない。
その神保町の雰囲気のなか、極めて神保町らしい殺人事件とその捜査は、徹頭徹尾、実に神保町。
その雰囲気は、神保町の街角で、酒屋のおやじに話を聞くレベルの地元感。
私は10年以上神保町で働いているので、どっぷり神保町感を楽しんだのですが、神保町に詳しくない方が読んで、どう思うかはわかりません。
とりあえず、神保町関係者のかたにはおすすめ。
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堂場瞬一「夏の雷音」
いままでの堂場瞬一の小説とは作風が違う?
最初のうちは堂場らしくない作品だな~と思いながら読んでいましたが、読んでいくうちにどんどん引き込まれていきました。結果、★★★★★!!
舞台は東京神田。名央大学法学部准教授の吾妻は生まれてからずっと神田で過ごしている。
ある日、吾妻は高校の後輩でギターショップを経営する安田からギターを盗まれたので探してほしいと頼まれる。
盗まれたギターは幻のギター「58」。アメリカのオークションで1億円で競り落としたものだという。好奇心旺盛な吾妻は、依頼を受ける。
ところが、数日後、安田は早朝、店で殺されてしまう。
ギターを探し、安田を殺した犯人を捜す吾妻は、学生の杏子に情報をもらいながら捜査する。
神田署の刑事、敦賀は吾妻の大学の先輩で事件の捜査を行っている。吾妻は敦賀に素人が首を突っ込むなと忠告されるが、安田の店で働いていた水嶋から情報得て、バイヤーの和田に近づき、不動産会社の2代目社長である本沢がビンテージギターを蒐集していることを聞き出す。
調べるうちに「58」にはレプリカ品があることがわかる。
本沢はトンネル会社を作り、会社の金を自分のものにしてギターを集めていた。
本物の「58」はどこにあるのか?
安田がオークションで手に入れた「58」はレプリカ?
1億円の出所は?
盗まれた「58」はどこにあるのか?
安田を殺しは犯人は誰なのか?
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楽器店からオークションで1億円で落札されたギターが盗まれた。続けて楽器店主が殺された。明央大学教授が捜査に乗り出す。
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神保町に住む、大学の准教授、吾妻幹。
かわいい後輩、楽器屋を営んでいる安田。
安田がある日1億2000万円もするギターをアメリカのオークションで落札する。
その値段は、アメリカの有名ミュージシャンの間を渡り歩いてきたヴィンテージもの。
しかし、数日後、ギターは忽然と姿を消してしまう。
高額のため保険がかけられるか検討している最中に起こった事件。
その後殺人もおき、次から次へと話の展開がすすんでいく。
神保町が目に浮かび行ってみたくなった。また、堂場さんはギターのことも勉強されていてかなり多彩!素晴らしい~
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明央大学教授の吾妻が(場所的名前的にも明治大学がモデルでしょうが)高校の後輩安田からギターを盗まれたと相談される。なんと値段が1億2千万。
しかし、その安田が殺されてしまう。
なぜ殺されなければならなかったのか。
ギターを巡るミステリー。
主人公に感情移入できなかった・・・
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なるほど、そう来ましたか。明央大学=神保町だから明治大学の准教授吾妻が主人公。僕は明治出身ではないが、学生街だったり、楽器屋や古本屋が並ぶ雰囲気は十分に伝わる。作中の喫茶店や洋食屋が実名なのか仮名なのかまでがわからないのが明治出身じゃない限界なのだけど、街の描写が丁寧だと登場人物まで活き活きしてくる。
高田馬場で雀荘を経営している友人がいるのだが、彼を主人公にミステリーというのはどうだろう。早稲田出身のせめてもの反撃。といっても堂場氏は青学だから神保町は作家になってから、出版社で打合せするようになって、詳しくなったのだろうか。
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神保町に店を構えるギターショップの店長が、オークションにて幻のエレキギターを1億2000万円で落札。しかしながら、ギターは盗難にあい、店長は殺されてしまう。生前相談を受けていた大学准教授の吾妻は、独自に捜査を開始するが・・・
神保町界隈に実在する通りや店が出てきて面白かった。教え子がもう少しキーになるのかと思いきや、割とあっさり終了。
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んー。堂場さんの話とするとイマイチかなぁ?
ギターが三本あった、っていうのは、そうきたか!ってとこだけど。
神保町が舞台で、具体的な店名が出てくるので、そこに思い入れのある方は楽しめると思います