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かなり実用主義的ですが、方程式を本当に学びたいと思っている高校生以下の人には最高の著書です。とりあえず方程式を組み立てて説明して解く。あとちょっとした物理のお話。深い意味は他の本をあされということですw
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[ 内容 ]
最もわかりやすいシュレディンガー方程式の入門書。
高校数学レベルの知識さえあれば、量子力学の最も重要な方程式あのシュレディンガー方程式に到達できる!
シュレディンガー方程式を理解しなければ、ほんとうに量子力学を理解したことにはならないのだ。
『高校数学でわかるマクスウェル方程式』の著者による待望の一冊。
[ 目次 ]
第1部 シュレディンガー方程式への旅(量子力学の誕生 波を表す式 シュレディンガー方程式 ほか)
第2部 原子の姿(波としての電子 量子数とはなにか 核と核分裂 ほか)
第3部 シュレディンガー方程式を解く-計算編(解析的に解く 数値的に解く 外からの影響がある場合)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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量子力学を学ぶうえで躓きがちな考え方を、半導体などの実例を交えた分かりやすい言葉で説明しており、量子力学の教養書としては最も分かりやすい本だと思う。
しかし、全体的に波動関数を使っただけで古典的な解釈を使って説明しているため、シュレーディンガー描像などの量子力学としての本質的な部分の理解は得られなかった。
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「高校数学で分かる」は嘘ではないかもしれないが語弊がある。まあ高校生には分からない。高校数学から大学の数学を説明して、そこからシュレディンガー方程式を説明する感じ。
薄い本の中に数学と物理を両方詰め込んでしまったので結構しんどい気がする。
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シュレディンガー方程式を導出するわかりやすい方法が出ている。
頭ごなしにあの式を覚えなくてよいので印象が強い。
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同氏の高校数学でわかるシリーズは、数学史、物理史、人物を背景にしていてなかなか興味をひくものがある。フーリエ変換もよんだ。大学入学程度のレベルに合う。品川区図書館にある。
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門外漢の農学部生にとっては、痒いところに手が届く良心的解説書。
第2部では数式は使わないが、シュレディンガー方程式の応用範囲にも触れているので発展性もある。
高校数学でわかるシリーズは他にも出ているので、そちらも読み進めたい。
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正直ついていけなかったが、大学教養課程レベルの数学力があれば十分ついていける。
内容は歴史と実践両方に充実している。
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シュレディンガー方程式を導くのに
①「ψ=Aexp(kx-ωt)i」(波動関数=振幅A×位置と時間を変数とする複素関数)
②「E=hν」(エネルギー=プランク定数×振動数)
③「p=h/λ」(運動量=プランク定数÷波長)
④「T+V=E」(力学的エネルギー保存則)
⑤「(偏)微分と積分」
しか使っていない。驚きです。
高校で習わない知識(オイラーの公式や複素関数の微分など)はきちんと解説が付いている。
導出した方程式の意味や解き方の解説もあり、専門書に移る前に読んでおくと便利。
ハイゼンベルクの不確定性原理の説明もあり、量子力学の勘所をよく押さえている感じがします。
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簡潔にして、量子力学の深奥に迫る好著。成功の要因は「高校数学で分かる」という前提を設けたことだろう。すいすい、ぐいぐい読める。
おまけで、マイナスかけるマイナスがプラスや虚数iの歴史的記述なども面白かった。スピンやパリティなどの概念も取り上げている。
・不確定性原理が式で導かれたところ:位置と運動量、時間とエネルギーは同時に正確には測定できない。
・パウリの排他原理が働くのは、フェルミ粒子(電子、クォークなど)だけで、ボーズ粒子(光子、中間子)には働かない。
・摂動:主要な力に対して、付加的な力の作用をいう。
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入門書としてはとても良い。高校レベルの数学で理解できるよう、ややくどく書かれているが、物理をきちんと学んでいない立場からすると、役にたちました。
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量子力学・量子化学全体から見ればほんの入り口といったところなんだろうけれど、量子数やパウリの排他律・レーザやトランジスタへの応用にまで触れているあたりが凄い。これから大学の理工系学部に行く学生が読めば、基礎科目の見通しが良くなること間違いなし。
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大学の教養課程で跳ね返されたシュレディンガー方程式を理解したくて手に取った。1回読んだだけで全部理解したとは言い難いが、あの時の講義が自分の専門にいったいなぜ必要だったのか、やっとわかった(遅い!)。
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懐かしいΨという記号と再会した。もう40年近く前に量子論を勉強した時は、最先端に触れている思いがしたが、改めて読み直すと過去の学問に触れている感じがする。それだけ量子論に対する受け入れが浸透してきたということだろう。易しい数学の展開で解説していて、溶け込みやすい。
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授業的に、丁寧に、シュレディンガー方程式の構成と解法を解説した本。高校生向けということで、本格的な計算は出てこないが、数式を辿って、数値を入れて計算する過程をたどることは楽しい。