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“人工冬眠は必ず実現する”
【選書理由】
自研究の拡張分野。願わくば冬眠したい。
【感想】
驚くことばかりだった。
自分が冬眠について無知だったことに恥ずかしさを感じたが、
それを忘れてしまうくらい、本の内容に夢中になっていた。
リスとクマは同じ哺乳類にもかかわらず、その冬眠手法は異なっている。
そもそも「冬眠」と「睡眠」は違う。
全身麻酔と人工冬眠の違い、そしてなんと、
硫化水素の応用が人工冬眠のカギを握っている!?
わかっていないことだらけの冬眠。
だからこそ面白い。
わかっていないことの多い今だからこそ、読むべきだと思う。
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クマすげぇ
冬眠中はすべて脂肪で賄います。
リスすげぇ
冬眠中になぜ起きるか?
睡眠するため
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昔からの人間の夢である「人工冬眠」について、それにまつわる科学的知識や人工冬眠実現に向けての試みについて述べられおり、知的好奇心を喚起させてくれる。
リスやクマの冬眠のメカニズムはまだ未解明の部分が多いらしい。それでも本書で紹介されている、エネルギーのリサイクルなど冬眠メカニズムの一端は非常に興味深かった。
人工冬眠に絡んでの「睡眠」や「全身麻酔」などについての記述も知的に面白かった。カロリー制限が寿命を延ばすというエピソードが特に印象に残った。
冬眠のカギは、低体温と代謝にあるらしい。本書は、最後に、硫化水素を使った人工冬眠の可能性という最先端のトピックスで閉じられているが、著者のいうように、近いうちに人工冬眠の実現が期待できるように感じられた。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057305