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ロストバゲッジは人的ミスによるものが多い。手作業による誤扱いが多いと。
国際空港の滑走路は3500m から4000m くらい。
飛行機運航に関するあらゆることが網羅されていて、興味深い。
飛行機に乗りたいな。
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こちらは中級編。
実際の天候チャートや気圧変化の読み方など、少し専門性が高く読みにくい
箇所があるけれど、全体としては今までの本より航空の世界に近づくことができる。
メカニズムだけどもメカだけの話に非ず。ルールや気象など飛行機を飛ばすための
幅広い事柄を扱っており、今までの航空本では物足りない人にはお勧め。
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文庫本にしてはマニアック。専門書ではないけど、アプローチ方法の概要までチャート使ってある程度詳しく書かれているのは珍しいと思う。すごくためになりました。
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航空機の運航についてリアルに、分かりやすく説明されていて、楽しくあっという間に読んでしまいました。
すぐに飛行機に乗りたくなってしまうような内容で大変充実していました。
乗り物大好きな僕には大満足の一冊でした!
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旅客機運航の手順とそれに関わる人たち、関わり合い方を、実際のフライトを例に取り、実例を細かくなぞりながら紹介。
パイロット以外にも飛行機に関わる仕事がたくさんあり、その仕事をイメージできる。
出張の飛行機のなかで読んだので、離陸、飛行中、着陸の場面で、いまこのような状態なのかと想像を膨らませながら読み進めることができた。
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●安全でなければならない。●快適でなければならない。●定時でなければならない。これらを達成するために努力しているスタッフの役割と、張り巡らされたさまざまなシステムを、地上と上空の複合的視点から解説する。
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飛行機に乗ってるとき、自分(乗客)以外は何をしているか、気になったことはないだろうか?飛行機から聞こえてくる音、窓から見える機体の動きなどに対して、何が起こっているのか不思議に思ったことはないだろうか?
この本はそんな疑問にスッキリ答えてくれる。空港に入ってきた機材がまた空に飛び立ち、また次の空港に降りるまでの流れに沿って、いろいろな役割の立場から飛行機の運航について解説していく流れになっている。この構成のいいところは、最後まで読んだあとにもう一度最初から読み返すと、さらによく理解できるということ。
それにしても、これだけ広い視野をもって飛行機の運航を語るためには、かなりの知識、経験、そして自分の仕事への誇りが必要になるはずだ。著者のそういう姿勢に対しても頭が下がる一冊だった。
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アメリカでパイロットをはじめ整備士や運航管理者の資格を取り、JALで働いたという著者による飛行計画を立てる段階から出発前の整備を経て、離陸、巡航、着陸、着陸後までの色々なクルーの動きやシステムについて説明したもので、サブタイトル通り「航空機オペレーション入門」。
1つの航空機の運航にどれだけ多様な業務があるのか、ということを知るためには最適な本で、知らないことがたくさんあった。例えばチェックインした乗客が現れないとそのまま出発することになるが、「安全上の理由から、乗せていない旅客の手荷物を旅客機に積んで出発することはできない」(p.39)ので、その手荷物の入ったコンテナを探して、奥にあったら全部前のコンテナを出さなきゃいけないし、コンテナの中でその荷物を特定して、出して、また積み直して、というようにとても時間がかかります、というのは納得。また、パイロットが機種ごとに資格を取らないといけないというのは知っていても、キャビン・クルーも「乗務資格と呼ばれるもの」(p.67)があるというのは知らなかった。乱気流の起こる要素としてジェット気流と、あとひとつ対流圏と成層圏の間の「圏界面」で起こる、というのは知らなかった。機内食も、温かくしたいアントレと冷たいままのサラダを一緒にオーブンに入れて、「それだけを温めることができる特殊な鉄板(加熱板)」(p.173)で、アントレだけが温かくなる、なんてそんな便利なものがあるんだ、と思った。機体の揺れは、その揺れる方向によって、「ローリング」、「ピッチング」、「ヨーイング」に分けられる(p.179)、というのも知らなかった。特に「乱気流のなかで下向きの気流が起こっている」と、「揚力を生み出している翼の迎え角を小さくsしてしま」い、「揚力が急激に低下することから飛行機は急降下してしまう」(同)というのは、確かに飛行機に乗っていて「浮く感覚」を味わう時はそういう時なのかなと思う。さらに、「着陸後すぐにタイヤに触ると大火傷を負う」(p.228)というのも、そんなすごい摩擦が起きてるのか、と思った。そして、「飛行場カテゴリー」(p.237)があるというのも知らなかった。滑走路の長さで着陸できる・できないが決まるものだと思ったが、あるいはILSのカテゴリーのことかと思ったが、そうではなくて防災の基準で離着陸の可否が判断される材料になるものがあるというのは知らなかった。「消防カテゴリー」と言うのだろうか?調べてみたい。
というように、決して難しくはないけれど、色々なことが知れる本だった。(15/08)
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交通図書賞受賞。旅客機を安全、快適、定時に運航させるためのスタッフの役割と張り巡らされたシステムのすべて。地上と上空の視点から解説。
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パイロット・整備士・訓練教官などを務めた航空産業のプロフェッショナルによる航空機産業全般の解説。読んでおくと次回飛行機に乗った際にムフフとなるかもしれません。
続きはこちら↓
https://flying-bookjunkie.blogspot.com/2018/09/blog-post_26.html
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飛行機の中で読む。淡々とした解説が続くが、豆知識的には楽しめる。
・トイレがすごい勢いで吸い込むのは内外の気圧差を利用している!
・滑走路にある2桁の数字は、進入方向から見て磁北から時計回りに何十度ずれているかを表す。R・C・Lは右中左で、飛行場内での滑走路間の位置関係。
・旅客機は離陸時は一本調子に上昇していない。離陸面上400ftに上昇してから短時間のフラップを引き上げる間は水平飛行をしてエンジンの能力確認をしている。
・事故の多くは離陸時。バード・ストライク、後方乱気流、強い横風、低視程が主な原因。
・機内の空調はジェットエンジンが吸い込んだ外気を利用。結露しないように除湿しているのであんなに乾燥する。客室内では3から4分で空気が入れ替わる。
・貨物や旅客の配置は重量のバランスを考慮して決める。
・日米航路では、東西両向きで互い違いに1,000ftごとに飛行高度を定めている。
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これぞブルーバックスな視点の一冊。普段飛行機には乗りませんがちょっと乗ってみたくなりました。
以前読んだこっち(https://booklog.jp/users/88a526b9d27fd805/archives/1/4062572362)よりもメカ部が分かり易かったり? しかし、著者がパイロットなだけあって多少数字の部分が少なくなかったのでもう少しグラウンドスタッフ周りの事も隅々まで知りたいなと思ったり。飛行機搭乗中に読むのも面白いかもです。