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妻たちの性体験 夫の眼の前で、今… みんなのレビュー

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紙の本

原作映画に忠実かつ内容を掘り下げたノベライズ

2016/10/18 18:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

日活ロマンポルノ45周年となる2016年は過去の名作がBlu-rayやDVDリマスターで復刻されているが、それと連動したノベライズ企画として『ピンクのカーテン』(著:日活×葉月奏太)に続く第2弾。どこまで続くのかは不明ながら、こんな機会でもなければ生じない企画でもあるので、この先も続けてもらいたいものである。

原作は言うまでもなく1980年公開の同名映画。「夫の眼の前で」というシチュエーションとその言葉自体を世に広めた作品と言え、風祭ゆきという女優をスターダムに押し上げた作品の1つとも言えよう。まさに夫を目の前にした暴漢からの凌辱がクローズアップされる中に実は若妻の想いが込められた、凌辱一辺倒ではない物語である。なお、タイトルには「妻たち」とあるが、登場する妻はメインヒロインただ1人である。

執筆にあたっては映画の脚本を基にしていることからストーリー展開は元より台詞に至るまで原作に忠実。脚本のト書きはもちろん、実際の映像も見た上で筆が進められたものと推測される。また、日活が本作の「原作」ではなく共著という形で名を連ねていることから資料だけ渡して丸投げということもなく相応に関わっているであろうことも推察される。それだけ映画では表現し切れていなかったことや表現されていても伝わりにくかったことが小説で補完されているからである。

例えば映画のラストシーンなどは夫婦の急な変わり身に「?」を浮かべてしまう唐突な不自然さを感じるところだが、小説ではその経緯をオリジナルもしくは編集前の映画(未収録の場面)にはあったかもしれない台詞で補って結末をスムーズなものにしている。逆に映画のイメージシーンや妄想シーンは程良くオミットして小説の流れが損なわれない配慮もされているようで、クライマックスでヒロインに襲い掛かる若者達の人数も然り。映画のような「おしくら饅頭状態」は小説に不向きなので5人に減らしているものと思われる。

そうした小説向けリファインの上に描かれた官能表現は、映画だと仕草や表情でしか見せられない演出部分に独白を含めた心情描写が加わることで淫猥度が相当に上がっている。ロマンポルノとはいえ当時の映像表現では限界もあったところが文章ながら現在の表現になっていることも官能成分の底上げに寄与しているのであろう。

そして、「夫の眼の前で」は状況としてだけではなく、これを屈辱としながら興奮に変えた夫と、この羞恥を被虐の美に高めた妻の、それぞれが回り道だったけれど元の鞘へ収まるための必然だったとする結末が分かりやすく提示されたことで読後感が向上し、原作映画の内容を一層深めることにも繋がっていた。その意味では原作映画の手引書とも言えそうな作品である。

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