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▼メモ
・大切なのは、ITではなく、コミュニケーションや価値観の変化、ライフスタイルの変貌だ(9)
・僕は、テレビを数年前にやめた。(21)
・本当にいい情報はメールできても、WEBで見られるようなところには載っていない(23)
・インターネットの本質とは技術的約束事なのである(29)
・ポップとは「カット&ペースト」(56)
・どんな大ヒット・コンテンツより、彼氏からのメールのほうがすばらしい(74)
・不景気になったり戦争が起こると、アートが流行る(80)
・韓国はITではなく、CT(カルチャーテクノロジー)を国家をあげてプッシュしている(82)
・ブランド形成の5ステップ
1)評価、2)約束、3)伝える、4)育成、5)優位性
・もっとも大切なのは変化であり、その速度だ(126)
・クリエイティブ力をあげるには、とにかく、他の人の作品を聞きまくる、見まくる(127)
・コミュニケーションを「思いやり」と訳している(128)
・これからの日本のスタイルを一言でいうと「ハイブリッド」だと思う(150)
・カテゴライズされる人間になりたくない(158)
・次世代のクリエイティブ全般およびコンテンツ産業に必要な人材は、プロデューサーでもディレクターでもなく、そのふたつを兼ねた人材、ハイブリッド人材である(168)
・第3のメディアー第六感や虫の知らせのようなもの
・「オープン」のニュアンスは、完全解放の意ではなく、姿勢であり、その開き具合がポイント(179)
▼読むきっかけ
沢尻エリカの結婚で、再読。
▼読んだ感想
3年前から高城剛の考え方には共感していたが、改めて読んでもぶれていない。テレビは捨ててしまおうか。。
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日本人はかつてコピーが得意だったが、今は中国人に持って行かれてしまっていること、
クリエイティビティとはコピーしたものの組み合わせによってできているから
たくさん経験することによってコピー×想像・創造ができることを思い出させてくれる。
英国や地方のブランディングの実例やスピードあるリラックスの提案もされている。
これから必要とされるのはスタイルの提案。まさに組み合わせでできるものであり、
ケイタイを2台別用途で使いこなしたり、テレビ中にテレビのみに集中しているのでがなく、
PCで情報交換したり…と言った日本人ならでは作り出せるスタイルに注目している。
SNSやメールで見られる一般個人の表現に向かっていることも示唆されている。
Input情報を軽くして、自分自身も軽くしていくことでクリエイティビティが生まれるということ。
ライフスタイルの提案など。
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ヤバいぜっ!デジタル日本―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)
高城 剛
集英社(2006-06)
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初めて読んだ高城氏の著書。3回は読んだ。
独特の観点からデジモノの将来像を描いている。
「ハイブリッドのススメ」は今でも僕の指針となっている。
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正直とても面白かった。いろんな場所を旅して、たくさんの価値観に出会った人のみが書ける、説得力のある一冊だと思う。日本の良いところも悪いところも、非常に客観的に見て書いている。本文に”日本では、公共の電波での女性の裸はOKで、著作権は厳しい。これは何かおかしくないだろうか?(P71)”とあるけれど、これは本当にそうだと思う。彼が推奨する最先端のスタイルは、是非参考にしたい。
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ケータイの機能かなんかの話で、ながらでできる機能が使われるというようなことが書いてあり、そこが興味深かった。
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これからはもうITじゃなくて、CT:Culture Technology の時代。
いろいろなものを融合してバランス点を目指す。未来を確実に切り開くビジョン。
速度、柔軟、創造性。
グアムで読了。
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沢尻サンの旦那様の作品。
んーー
デジタル化っていうキーワードに
目がいって買ったんだけど
思っていたような内容じゃなかったっていうのもあって
んー
THE い・ま・い・ち
な作品でしたなー。
立ち読みにはいいけど
これにお金を出すのは・・・という感想です。
でも、
発想豊かな著者の視線から
書かれているという点では
とても読みやすくおもしろいのではないかと思いました。
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今さら、というかこれまで機会が無くて読めていなかった高城氏の作品。
今から4年前だというのに、今読み返してもほとんどの予想が的中しているのは見事というしかない。彼にとっては5年や10年くらいのスパンで市場を先読みするのは造作もないことなのであろう。
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やばいぜ!デジタル日本人 高城剛
めっちゃ読みやすいんで、二時間半くらいで読み終わりました。
ちょっと古い本だけど、だからこそ今の世の中を予見している節があって面白いです。
内容は、今の日本の競争力の低さをITの視点から考えていて、いくつかここでも挙げておく。
・著作権など、知的財産に対する意識の低さ
・それに付随して、著作権保護という理由でコピーすることを否定する法律(高城剛はコピーアンドペーストから、新しいものが生まれると考える)
・ ITは携帯電話にウエイトが置かれていくだろうというのに、日本は世界と違う規格でケイタイがあるため、どんどん置いていかれている。
また、さらに
・日本という国のブランド戦略が甘い。(観光地としてあまりにお粗末な国際戦略)
・癒し、スローという考えがこの変化のスピードが早まりつつある世界に対応できない。
どうだろう、みなうなずける事だと思う。
本当に日本は危ういと思う。国際競争力がどんどん低下している。世界に負けない産業は自動車くらいで、後はどんどん停滞。自動車もトヨタがリコール問題でたたかれ始めている。
国は国で、変化のない政治家どうしのつぶしあい。誰がやっても日本を変えれないという絶望感。
最近kindleという電子書籍も日本だけは読むことができないサービスとなった。(英語を勉強しないと。。)
こういった現状に対して、高城剛は「style」を持つことを提案している。
例えば、ipodも一昔前からすると新しいスタイルだ。音楽を何千曲と持ち運ぶという発想。webで欲しい曲だけを買うという方法。
どれも新しいスタイルの提案といえる。
日本独自のスタイル。ここでは今までのものを組み合わせて、ハイブリッドにすることを提案している。
日本が世界に発信していくのは、日本の文化から新たに生み出されたスタイルなんだと。
うーん、今までで一番シンプルな本やったのにうまくまとまんないな。 本当に読みやすいから、一度読んでみて欲しい。
ところで、前に魅力的な人とはどういう人間かについて、友達と話したことがある。
そこで、自分のスタイルを持っている事が大切だと聞いたことがある。
そこでのスタイルとは、自分のポリシーを持ち、自分だけの情報を持っている人を「style」として話したことがあった。
日本のstyle、そして自分のstyle。自分のスタイルを持ち、それを人に発信できるような人になれたら、かっこいいんだろうな。
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[ 内容 ]
ヤバいとはvery badとvary coolのWミーニング。
世界各地を飛び回る著者が、情報最先端の事象を紹介しつつ日本人の知らない日本と日本人を論じる。
世界から取り残されてしまったIT戦略をこのままにしていいのか?
国家ブランド戦略をきちんと立てなくていいのか?
日本が世界に広めたハイブリッド車のように、異なる要素を組み合わせて新しいスタイルを創ろう、それこそが日本人の得意分野で、世界から「クールでヤバい」と評価されるはずじゃないか?
日本への憂慮と愛が溢れる、元気の出る本。
今後10年間のデジタル社会の変化を予言する書でもある。
[ 目次 ]
第1章 ITとデジタルの終焉―インターネットの現在、過去、未来(ITとは、デジタルとは、何だったのか? 情報デブの正体 情報選択力 ほか)
第2章 ブランド「日本」―国家ブランディングとしてのコンテンツ戦略(世界の中の正しい日本 日本の音楽業界の失敗 2011年デジタル波問題 ほか)
第3章 ハイブリッド日本人の提案―スタイル・クリエイティブの時代(新しい日本の文化スタイルが、なぜ必要か? 日本におけるコンテンツ教育の今後 日本のクリエイターが育たない ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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一連の報道からの偏見で、 @tsuda 氏推薦 http://goo.gl/ggzX6 がなければ決して手に取ることはなかった。出会いに感謝致します。発刊から4年も経っている。今の彼の声が聴きたい。
“IT=インフォメーション・テクノロジー。すなわち情報技術。” p.16
“数字化することをデジタルと言い、その数字化したものを伝える技術とサービスをITと言う。” p.17
“iPodは石油製品のレコードやCDに対してのアンチ” p.25
“インターネットはただの手段” p.32
「InternatinalT」とか「InternetT」とか勝手に脳内変換して、「IT」の“意味”を勘違いしていた。 「スティーヴン・キング『IT』 http://amzn.to/hCCVbj 」、「アルファルファ『itとisの区別がつかない』ネタ」にも惑わされるな!
「MJ 'THIS IS IT' http://amzn.to/i2hmrB 」「Strokes 'Is This It' http://amzn.to/fVMNRN 」
「IT業界」。「ITを駆使する」。流行りで最先端で、お金持ちで・・・なんてイメージ。イメージに引きずられないよう、しばらくInfoTechと脳内変換します。
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津田大介氏からTweetで薦めて頂いて即amazon注文した本。2006年に発売された本だと考えると、高城氏の予言者ぶりがヤバい。クリエーションを続けながら本質を見抜く目を養い、目利きができる方なのだろう。引用したい箇所が多かった。コンテンツについての予言で留めたのは、映像中心になるであろうこと、アニメではないアニメ的な実写コンテンツが出てくること。そのクリエイティビティの源は漫画。ただ、このアニメ・漫画系コンテンツについては本題ではないからか本質的な深い考察はなく、東浩之氏のゲーム的リアリズムを頭に置きながら読んだ。それから、インターネットへのコンテンツ流通のハードルが著作権であること、高城氏もクリエイティブ・コモンズの次を考えているという下りから、著作権問題に人モノカネを投資して動くのは誰なのか、それはどの組織でもできるわけでもなく、ビジネス的にどうチャンスなのか、と考えながら読んでいた。
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確かに、日本人のライフスタイルは世界でも最先端を走っていると思う。
21世紀の主要産業にできるか?
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エリカ様とのあれやこれやで騒がしいハイパー・メディア・クリエイター氏の著作。
上記のような先入観でよく知らないけどひいたところから見つめていた私ですが、
コミュニケーションの訳語は“思いやり”、という高城さんの意見に
ものすごーく納得したので興味を持ち読みはじめてみました。
2006年出版時に、今後10年のデジタル時代を予測するという名目で書かれた本。
現在およそ5年後ですが、古い感じがしないのがさすがですね。
そして実際、結構言い当てている。
これからは2つ以上のものごとを同時に組み合わせるハイブリッド時代だとか、
文字から画像、そして映像へとか(ケータイ動画、Ustみたいな)、
携帯トリプルX(スマートフォンにあたるでしょう)が世界を席巻するとか。
で、どうしてこんな風に未来を予測できるのかというと、
彼は技術やコンテンツよりも、“スタイル”の提案を重視しているから。
人々の生活が今どんな風で、じゃあこの隙間にこんなものがはまるんじゃないか、みたいな。
(テレビを見ながら意見交換、いつでも持ち歩けるケータイの多機能化)
広告でもこれは大切な視点だよなーと思いました。
自分なりに時代を読み解いて未来を予測してみることって大事だな。
自分流の未来を思い描いて、思い立ったら世界中どこでも行って、
何でもやってみるその姿勢は単純にすごいなと思いました。