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個人的には題名から想像するものと内容にかなりのかい離があった。
題名から、悪い知らせを上司等に早く報告した方が良いという事はわかっているが
もしかしたらもう少ししたら問題が解決するかも、という期待をもってしまい
火が吹くまで連絡しないという経験は誰でも1度はあると思う。
そういう時に、なぜ早く報告した方が良いのか?
その際にそのようなアプローチではなしをすすめるか?
と言う話なのかと思ったが、そういうことはなかった。
多分自分の期待値が違っていたら有用な本だと思ったのかもしれないが
読み進むうちに、なんで自分の求める話がないのか?と言う視点で読んでしまった。
結局自分が求めていたものは6つ目のルールだった。
その点は非常に残念。
結論から言えばP5にある「あなたが誰に対してもポジティブに伝える事が出来れば、あなたの組織も家族もコミュニティもポジティブになる」
という事を7つのルールに分けて解説している。
幸せ拡散の7つのルール
1.パワーリードで脳が気持ちよくなる準備をする
パワーリード:単純ながら触発的な会話の話し方
2.フラッシュメモリーで過去の成果を未来の成功の糧にする
3.良い質問でポジティブ思考を引き出す
答えを導く問いかけによって相手の考えを変え進歩を促す
4.ファクトチェックで後ろ向きから前向きに
脳がその瞬間ごとに注意を払えるのは現実のほんの一部。目の前の現実をファクトチェックしてよりポジティブな考えに関心を移せば他社に影響を与えられる
5.戦略的撤退でネガティブな人と上手に付き合う
6.4つのCで悪い知らせをうまく伝える
ソーシャルキャピタルを築く(Create)
状況を説明する(Context)
思いやり(Compriession)
責任をもってかかわり続ける(Commit)
7.前向きな考え方を拡散する
拡散した話題は継続して語る事で定着する