紙の本
イアン・フレミング財団公式認定
2017/08/11 11:51
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴールドフィンガーの続編?
話は、ゴールドフィンガーの野望を阻止した後、ボンドがプッシーと一緒にロンドンから戻ったところから始まる。
ストーリーはボンドがロシアの野望を阻止する話で、ショーンコネリーやロジャームーアの頃の話に近く、懐かしい。
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古典と現代スパイ文学の絶妙な融合
筆者であるアンソニー・ホロヴィッツはイアン・フレミングの遺稿にインスパイアされて本作を書き上げたのことなので、時代としてはゴールドフィンガー直後のストーリー。しかしながら、ボンド像は当時のスマートな007より現代版007に近い。殺しのライセンスを与えられながらも誰彼構わず殺すのでなく生殺与奪の権利について考えながら行使するあたりも現代的。最後もボロボロになってまで戦う姿はショーン・コネリーよりもむしろダニエル・クレイヴを彷彿とさせる。ストーリーも緩急使い分けてまるで映画のようで、映像化されれば見応えのある作品になるだろうななんて想像しながら一気読み。
でも、どちらかというとディーヴァーの「007 白紙委任状」の方が好みかな。
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今の出来事かと思いきや、作品中に「戦争が終結して12年」とあるので、舞台は1957年である事がわかります。それ以外にも、ロシアではなく、今は亡きソ連と言う表記もあるので、今でないことは明らかなんですけどね。
一応、正式にイアン・フレミング財団から依頼を受けて書いてはいるんですけどね。元々の張本人、イアン・フレミングが偉大過ぎるのかな?なんか、イマイチ感が漂うんですよねぇ。007の過去の仕事について、そこかしこで言及しているんですが、それが逆に“本家本元が書いたんじゃないよ”とアピールしている気がしてなりません。
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Well writing, not so deep. Better than John Gardner.
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面白かった。いかにもフレミング版のボンド
前半のF1の不思議なスメルシュの動機、なんじゃそりゃ?
後半の宇宙ロケットと悪役の造形、ボンドの窮地
前半で早くもヒロイン2人?と思ったらなかなか上手い手で本筋から外してしまう。
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映画から入ってしまっているので、小説の長い情景描写には辟易しました。出典がかなり前のためストーリーも初期の007的で、近年のITやデジタルを駆使した007とは乖離してました。
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イアンフレミング財団公認の007の新作。イアンフレミングっぽい文体で、コテコテの007映画ばりの展開が繰り広げられる(ダニエル・クレイグよりはショーンコネリーっぽい)。Qのトンデモアイテムは出てこないが、娯楽映画を読む感覚が味わえる。