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扉を開くとはすなわち、かたくなになりがちな自分を開くということにほかならない。
人生は瞬間の積み重ねとその連続であり、いわば記憶そのものが人生であるともいえる。
どんな人間にも退屈な日常生活というものが存在する。そしてそれは人間が健全に生きていくために必要不可欠なものだ。
自信を持つということはすなわち、自分を愛してあげるということだから。
扉を開く前に新しい自分のイメージをなるべく具体的に持つこと。
他者に必要とされることに、自分の存在意義を見出す。
尊敬しているのは父親です、なんて言うと男社会では小馬鹿にされる。
人はなぜ嫉妬するのか。それは自分が不幸だと感じているからだ。
こんがらがったいとをほぐそうと無理をして、糸を切ってしまっては元も子もないではないか。
ぼくらは光のエネルギーフィールドの十人なのだ。あたかも、宇宙そのもののようではないか。
大人はそれぞれの仕事を通じてこの仕事は誰かの役に立っている、自分は価値ある存在だという自己価値観を形成しているのではないだろうか。だとしたら、仕事にとって一番大切なのは自己価値観であり、お金は結果にすぎない。
自分の中に神様が宿っていると思えば、自分など生きる価値がないとは思わなくなるだろう。
幸福に生きるためには、変化することを恐れない。人生はまだ失われていないのだと気づく。そして本来の仕事に従事する。
諸行無常だということを前提にすると、いろんなむなしさに襲われたり、家に引きこもったりする方が当たり前なのではないだろうか。
僕らの人生というものは、本来悲しいものなのだ。
そういう扉を開く必要があるのだと思う。
ゆっくりおとなになっていけばいい。じっくり仕事をしていけばいい。目標を定めたら、一章をかけてそれに近づいていけばいい。それぐらい大きな目標がほしい。