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「ナンバーワンにならなくてもいい」は誤りだ。
(p.164)
同じこと考えた!
数学は苦手な学生だったけれど、証明問題だけは好きだったのを思い出した。
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いつも通り、非常にためになる本であった。
その中で特に気になった点についてメモしておく。
・わかっているのに説明できない症候群から脱却するためには、次の順序で考える必要がある。
構造の把握→論証→説明
例えば、以下のようにする。
構造把握:なぜ転職したいのか、その理由を整理する
論証:上司や同僚に説明できるようなストーリーを組み立てる
説明:その内容を相手にわかりやすく伝える
・発表するときは、いかに気をつける。
短文にし、話を終えるごとに間を取る。
数字言葉を使ったら間を取る。
※伝えると言う行為は、夫婦のジョギングと同じ
・物事を説明するときは、選択肢として2つある。
一方がダメならもう一方を選ぶしかない。
例えば、犯罪を立証するケースであれば、
刑事が立証する or 犯人自ら立証する
※消去法もいわゆるひとつの手段。
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計算を使わずに、数学的な考え方を学ぶ本。
非常に面白かった。数学の勉強にはならなかったが、数学的に考える事はこういうことなのかと理解した。
構造把握、論証、説明
本書に書かれている骨子を言えばこういうことになる。
数学の本質とは、言葉の使い方を学ぶ学問であると言う意見にもしっくりきた。
誰かに何かを説明する時、まずは目的地を示す、そして、わかりやすく簡潔な説明をする。
そのためには、まず構造把握。どこに何があるか、それらの関係性は?それを理解した上で、別の言葉に置き換えてみる。
次に論証。自分で納得すること。
最後が説明。まず、前提を定義する。そのあとで説明をする。
数学的思考において、人生の無駄を省くことができる。自分のすべきことを定義して、そのために必要な具体的な行動を説明する。
人生の目的を明確にすると言う事はよく言われることだ。そのために必要な具体的な行動についても、因数分解で考えていくと良いだろう。
頭の中がごちゃごちゃになりやすい人はぜひ読むといいと思う。