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私は言語を学ぶのが好きで、英語の他にフランス語とスペイン語をやっています。
英語はゲルマン語のグループに属していますが、辿った歴史が特異であり、文法の骨格はドイツ語等のようにゲルマン語の特徴を維持していますが、語彙の面ではラテン語やその子孫であるフランス語のようなロマンス諸語に多大な影響を受けており、とても似ています。
1級のレベルにもなると、抽象的な語彙が多く、その多くはフランス語やラテン語から入ってきたものなので、初めて見た知らない単語でも、フランス語やスペイン語ですでに知っていたら、意味を類推したりしてすぐに覚えることができました。
何が言いたいかというと、単語を覚えるのに、語源や接頭辞・接尾辞等の持つ意味などを用いて覚えていくのが効果的ではないだろうかということです。
CDを聞きながら、単語の語源(フランス語ラテン語等)も意識して覚えるとよいかと思います。
英単語とその日本語の意味を一つずつ闇雲に覚えていくのは中々定着せず難しいと思いますので、参考までに。
(余談ですが、英語には本当にフランス語から入ってきた単語が多くて、共通する語彙を見つけた時には「ああ、これはあれだな」って意味が推測できて面白いです。
中にはフランス語の発音そのままで英単語になってしまっているものもあります。ただ、それは英語訛りな発音に多少変わってしまっていますが。)