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201610/面白かった。無名録のサブタイトル通り、あまり取り上げられない人物達がメイン。また彼らから見た近藤土方沖田といった面々の描写が、奥行きを出してる。各キャラ的に、新選組モノとしては木原敏江先生の作品に近い印象。
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新選組の土方や沖田のような有名どころではなく、知名度が低い隊士達をメインにした短編集。
なので、ある程度新選組のことを知ってる人じゃないと話に入りこみづらいかもしれません。
切ないながらも爽やかな雰囲気がある短編集でした。
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新選組といえば、誰もが思い浮かべるのは、土方歳三、近藤勇 沖田総司、斎藤一等々でしょうが、この短編集に出てくる隊士はほとんどの人が知らない隊士ばかり。タイトルにも『無名』とありますしね。
ですが、彼らにも人生があり、物語がある。タオル必須の短編集です。
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有名どころの幹部達ではなく、無名(といっても井上や山崎は新撰組ファンの間では有名に属する気がするが)の平隊士達の物語。動乱の時代、彼らがなぜ新撰組という道を選んだのか。突きつけられる厳しい現実の中で、貫き通すそれぞれの想いに心が揺さぶられた。綺麗ごとだけではないけれど、そこがとても人間らしくて魅力的だった。
個人的には中島登の絵姿が一番好きで、やっぱり私は戊辰戦争時代の新撰組が好きなんだなぁと再認識。