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『ニーバス』という生物(?!)を子宮内に宿すことで『転送』する能力をつける女性兵士たちが活躍。ちょっと思いつかない設定。
彼女らはあたかも妊婦のようにお腹が膨らんでいくけれども、そこには誰もが守ってやらないと…という弱さよりも、精神的にも肉体的にも何者にも負けない力強さを感じさせる。
そういえば母は、私が母のお腹にいたとき、自分のお腹の中に自分とは別の生き物がいることが不思議でたまらなかったそう。失礼な!(私に)。まあ、神秘的だな~とは思うけれど。それが人間ではないとなると…。
あくまで戦いの実働部隊ではなく、部隊や物資などを運ぶ作業なので、グロい場面というのは特にないですが、『ニーバス』の正体があきらかにされていないまま、新入り兵士たちのお腹は大きく育っていくのは底知れぬ恐怖を感じさせます。
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不謹慎かもしれないが発想が面白い。読み返して面白さが増すのも嬉しい限り。個々のキャラが登場機会のわりに立っているので、これから絡みが増えてきたらより楽しめそう。あとは、設定が数多いので破綻だけはしないで欲しい。
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設定が綺麗なSFマンガ。
女性の権利や性差別を匂わせつつ架空の設定でうまく包んでいる物語構成の巧さが気持ちいい。
絵も筆の運びが好き。
映画を見ているようなテンポで読めるマンガ。
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異星超能力戦争SF自主制作マンガ『天顕祭』で2009年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した白井弓子が、IKKIで連載するSF長編。碧王星は、第一次移民と第二次移民の間の泥沼の戦争の渦中にあった。第一次移民は劣勢に立つ中、原生生物ニーバスの体組織を子宮に宿したメスは、月が出ている間、ワープできることを発見する。特別転送隊に配属された新兵マナ・オーガは、志を抱き、転送兵を目指す。このマンガはスゴイ!その辺のマイナー雑誌でやっている一マンガとは思えないスケール感!人間兵器として利用される転送兵たちの高潔な面構えと、戦争の非道ぶりを物語る司令部の会話のギャップがベタベタだけどまたいい。相手の第二次移民(セカンド)の正体がまるで知れないのも、なんかいい。敵軍は、機械しか出てこず、そのデザインもいかにも敵っぽい感じで不気味。『漂流教室』の未来人にちょっと似てるかも。『皇国の守護者』みたいな超能力戦争モノともまた違って、ヒロインのオーガの成長物語っぽい側面が大きいのがまたいい。オーガは頑なな意志を持っているが、それがどういう背景の上にあるのか、まるで不明。オーガのバックグラウンドは小出しにされるながらも、全貌はまるで知れない状態なので、これからの彼女の動きが気になるところ。このマンガのもうひとつの醍醐味は、日本軍がもっとも苦手としたという、「輸送」の問題をなくしてしまうところ。この技術があったら戦争はどう変わるのか、まだそこまで話はいっていないが、きっとこの先描かれるであろう。期待は高まる。ただもったいないのは、絵が雑なのと、話がわかりづらいこと。この内容なら大衆紙でやっても人気が出るはず。『エウレカセブン』、『ガンダム』、『ターミネーター』、『エヴァンゲリオン』が好きな人はきっとハマると思う。次が読みたい・・。おそらく今『イムリ』の次に面白い超能力系戦争もの。
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女性のみが配属される「特別転送隊」現地生物「ニーバス」の体組織を宿し妊娠している時にだけ飛ぶ力を持つことができる。
ニーバスとは何か、当人すらも知らされず腹に宿す…。
情報を制御され何も知らない一般市民から召集されたマナ・オーガ。彼女は故郷を守るため飛びたいと願う。
飛べば故郷を!でもふとした瞬間___この腹のなかで大きくなるのは何___って感じが…こ~わ~い~!しかし教官や同期、転送隊のみんな強い!かっこいい!まだ本当に何にもわかってないけど良いわ。続き買おう。
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お腹に謎の生物を宿して戦う女性戦士の話ですけど、この世界観や設定はかなり独特で正直ピンとこなかったです、もしかして女性目線の方がしっくりくるのかもしれないですね・・・
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妊婦が兵士になる世界。妊娠の経験ないとかけないんじゃない?という体調の変化と不安定な精神がうまくストーリーに反映。その戦いが、第一次と第二の入植者同士の戦いというから救われない。相手がテラフォのアレの方がまだよかった。
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日本SF大賞の候補作に上がっていたので読んでみた、のだけど、すごい作品を読んでしまった…!って感じ。
ハードSF。
子宮に宿した異星生物を使って「転移」する軍隊。戦況は悪化の一途。というお話。
物語もSF具合もハード。
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SF漫画。どこかでオススメされていたんだけど、出典を忘れちゃいました。で、内容はそんなに好きなタイプじゃなく、ここからまだ続くんだけど、もう良いかなって感じ。