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最終的な人生の質はその人の美醜でも年収でも学歴でもなく、出会った人と、その人と何を話すことができるかだと思う。
(p121)
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[図書館]
読了:2020/9/25
思いつきを書きつけてる感じなんだろうなぁ。あるページでは「恋人の存在を見せびらかしたくなるのは「愛し合っていないのではないか」という不安の裏返し」と書きつつ、別のページでは自分の恋人に百円のキーホルダーの丸環を指輪として送り、お互いずっとつけ続けた、という話を美談ぽく語ったりする。
たまに、偶然のようにいい言葉が出てくるので、それを吸い上げるために読む感じの本だ。
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すべてを知ろうとして前のめりにならないこと
まだ知らない相手の側面を見つけて、喜ぶこと
喧嘩をしたらチョコかハーゲンダッツをあげること
喧嘩をした日はそれをあげると決めてると話すこと
好きな理由も嫌いになる理由もないままであること
理由のなさや、関係の名前のなさに、耐え続けること
愛し続ける必要などないと思うこと
ふとした愛おしさだけを信じること
両思いなんて存在しないと知ること
片思いが二つあるだけだと知ること
どちらかが違う人にたまには目移りしてもいい
それでも帰りたいと思わせる自分であること
いつか死んでしまうことに、何度も絶望すること
死んだ後にも残るものをひたすら与え続けること
付き合うのは快楽を最大化するため
結婚するのは不幸を最小化するため
価値観が同じ人か違う人か、という古典的な二択がある。やらないことや言わないことは完全に一致しているのに、やることも言うことも決して自分とは似ても似つかない人。
長く付き合うには、得体の知れない者同士でいることと、それでも尚、気遣いをやめない者同士でいること。
好きな人と眠る以上に幸福なことなんてこの世に存在しないということ。
他人に見せびらかしたいと思うものは、大抵自分が持っていないものである。彼らが見せびらかしを繰り返すのは、「私たちは愛し合っていないのかもしれない」という内在的不安の裏返しだ
片思いの夜は、全く報われない。だったら一発ヤッてこいと思う。まずはセックスしろ。それから考えろ。もっともっと問題をややこしくしろ。どこにでもある物語を、どこにもない物語に変えてしまえばいい。
高校最後の授業のとき、現代国語の先生が「私の授業も私のこともすべて忘れてくれて結構なのですが」と前置きして「君たちがしにたくなったら、とりあえず寝なさい。眠れなければ散歩して、夜明けを見に行きなさい」と加え、彼の授業は終わった。先生自身この言葉に何度も救われたことがあるのだろうと思った。人は自分が救われた言葉でしか、人を救えない。
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若く、何事においても悩ましい時期に読むと心に刺さる本なのではないかと思う。
語彙力に圧倒されて話の内容が掴みにくい。
頭が良い人なんだろうなと感じた。
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言葉の選び方が、なるほど、文学に嵌まり込んだ人らしい彩豊かなものでした。
語彙力で圧倒してくるような本で、中身としては何が言いたいか少しわかりにくかったところもあって。
でも不思議と退屈せず読めました。
恋愛論、人生論など自分の思ったことを取り止めもなく書き綴っているように思います。
今の私がもうちょっと恋愛に、人生に酔っていたら心に刺さったかもしれない。
言葉の弄びが目立つ部分もあって、自分の感性には響かなかったです。
でも、なんとなくこの本を読むことでふっと楽になる感覚はわかるかもしれない。
特に深い考えがなくても生きていける人もいる。
でもその一方で、一つ一つの出来事に立ち止まって考え込んでしまうような思慮深さのある人たちは、どこかで自分の考えていることに当てはまる言葉を探し求めることも多いと思う。
この本の作者は、一つ一つの出来事の意味を見出したり、自分の生き方が自分の哲学に沿っているか考えたり、日常の出来事をぴったり当てはまる言葉に置き換えていったりするような、自分の内側に常にフォーカスしている人なんじゃないかな。
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共感できるところもあるし、ここは考え方が筆者と違うなと感じるところがあった。
考え方が違うなと思っても、こういう風に考える人もいるんだなと勉強になった。
ぶくろぐの感想で見た「思いつきを書きつけてる」がまさにこの本にぴったり!という印象です。笑
人に勧める本!というものではなかったが、
好きな言葉はいくつか見つけられたのでよかった。
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成長過程でお世話になった本。
数年ぶりに読み返したらあまり響かなくなっていた。
昔好きだった曲が響かなくなった時と同じで、少し寂しい。読んでいないのになんとなく手放せない本。
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20代で得た知見を読み、Fさんの他の本を読んでみたい!と思い、探してこちらを読みました。子どもと同じ空間で読んでいる事が多かったので、話しかけられながらだったりしたからか、何度も読み返さないと理解出来ないところが多々あって中々時間がかかった。
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恋というものをしたい
自分の価値を確かめたい
愛とかそういうものから離れたい
ちょっとさみしくなりたい
とか、そういう気分になりたいときに必要な本
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『いつか別れる。でもそれは今日ではない』
著 : F
◇
大学生だった頃、
糸を絡める様な暗い感情の入口に立っていた本。
全ての不確定を愛しながら、
全ての確定を直視できない侭に独りで読んだ本を
喧騒の都会で再び読んだ。
耽溺の代わりに乳酸を纏い
起きれない日々が眠れない日々に替わった中で、
それでも鋭利に言葉が感覚を研いでくれた。
受け取る印象は全く違う筈なのに、
やはりほんの少しだけ孤独をくれた。
他人の代わりに私を見せてくれる本だった。
学生は思い立つままに旅をしろ。
私も未だ旅をしようと思う。
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ひたすら淡々とした文面だけど、筆者の尖りや絶望や優しさや寂しさのようなものが綯い交ぜになって時折噴き出す感じがあって、それがかえって人間的でとてもいいなと思った。
今までは寂しいと感じることが苦手だった。
でも今は寂しいのもありだなと思える。
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いつか別れる、でもそれは今日ではない
今一緒にいる理由なんて、もうそれだけでいいんじゃん。と思えた。
Fさんは、生きてる中で漠然と感じるいろんな言葉にならない感情を言葉にしてくれる
たくさんマーカーを引いたこの本も、何も響かなくなる日がくるのかな
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すごく好きな一冊です
何度も読み返したくなる
だめな自分の心にぐっとくる
納得させられる、みんなに勧めたい、
そんな一冊でした
発売されてすぐ購入し、読んでから早4年…
当時悩んでいたわたしの心にグサッとくる
タイトルでした。
いつか別れる、でもそれは今日ではない
いまでもだいすきで、大切にしてる本です
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友人にオススメされて読みました。
3時間ほどで読み終えました。
恋愛や、友人関係、ひいては生き方まで私には無い考え方で素敵な考え方でした。
是非恋愛や人生に迷ってる方におすすめしたい本です。
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この方のTwitterでの言葉を見たことがあった。140字以上ではどんな言葉が紡がれるだろうと手に取った本。私自身が捻くれてるので、世間一般の普通を押し付けない本は大好きです。
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「20代で得た知見」を読んだ時に衝撃を受けたので、この本も読んでみた
この本は"これが正しい"という考えの押しつけではなく、普通に生きていたら知ることが出来なかった他人の経験談だと思った。その経験談と少しのアドバイスをそのまま受け入れるも良し、それは違うだろと自分の意見を持つも良し。そんなそんな本だと思った。他の人の人生に対する感じ方や考えを知ることができるのが本のいいところだと思う。
この本が好きだと思った人と語り合いたい。同時に嫌いなこと、やりたくないことも聞かせて欲しい。これが、私がこの本を読み終わって思ったこと。
個人的には「20代で得た知見」の方が心にずっしりときたが、どちらも数ヶ月後、数年後にもう一度読み直したい本の1つとなった