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タロットそのものの説明というより、鏡さんの解釈や説明が良かった〜〜文中で仰っていたように、占いってロジカルな側面とフィーリングの側面があると思うけど、この本はタロットのロジカルな部分の説明に比重を置いている。
カードの解釈や説明が面白かった!好きなカードが増えた気がする。
難しくて分からないところも多かったけど、タロットの歴史もさーと眺められて、その幅広さ?に驚いた。誤読で発展してきたのを生命に準えているのはふふふとなった。
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タロットの起源やその歴史を繙いた本書は大変興味深い内容でした。占いツールとしては歴史が浅いタロットは元は貴族のカード遊戯として使われていて、印刷技術が生まれてから庶民にも広がったこと、また1781年にジェブランが出版した本によってタロットはエジプト起源の秘教的なものであると巷間に流布したこと。この時代のヨーロッパではエジプトが神秘的な土地として憧憬を集めていたのも面白い事実だなと思いました。時代は下り、若者文化やユング心理学と結び付き、果てはフェミニズムやLGBTに至るまで包括されていく様はタロットカードの底知れぬ魅力の発露のように感じます。後半にはタロットカードの解説や占い方まで記載。タロットを知りたい方への素敵な入門書。
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タロットのルーツや歴史的背景についてのおおまかなレビューがまとめられています。
歴史的背景について、興味を持ったのでとっかかりとして読むには最適でした。
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「メディア占いの鏡リュウジさん」とは少し違う、歴史的な視点でタロットを紐解く1冊。ロマンたっぷりのタロット伝承を、実証面からある意味切り崩していく。結論として、占いカードとしてのタロットの歴史は浅いことが明らかになる。けれど、それはタロットの魅力を損うものではないだろう。むしろ深みが増したように思う。特に、セルフカウンセリングツールとしてのタロットについては、より深く知りたいという関心が湧いた。